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ローカル線への財政支援 拡充へ NHKニュース
中小の鉄道会社が運営するローカル線は、この10年余りで、東京・広島間に匹敵する距離の路線が廃線と... 中小の鉄道会社が運営するローカル線は、この10年余りで、東京・広島間に匹敵する距離の路線が廃線となるなど、厳しい状況に置かれているため、国は財政支援を拡充することにしています。 中小の鉄道会社が運営するローカル線は、利用者数の減少から、大正時代に開業した長野県の長野電鉄屋代線や青森県の十和田観光電鉄が、去年、相次いで廃止となりました。 廃止となった路線は、この10年余りで、東京と広島の直線距離に匹敵するおよそ670キロに達し、厳しい状況に置かれているため、国は、ローカル線への財政支援を拡充することを決めました。 国によりますと、ローカル線を運営する会社は全国に91社ありますが、その80%は赤字経営となっていて、車両も全体のほぼ半数が30年以上経過するなど、設備の更新や老朽化対策が課題となっています。 このため、国土交通省が、老朽化対策の補助率を、現在の3分の1から5分の2に引き上げるほか、