東電 フィルターベントの性能説明へ NHKニュース

柏崎刈羽原子力発電所の運転再開に向けた安全対策に理解を得るため、東京電力はフィルターベントと呼ばれる設備の試験を研究所で行っていて、結果などを地元に説明したいとしています。 一方、新潟県は原発事故の検証などが十分でないと反発していて、直ちに理解を示すかは不透明です。 フィルターベントは、原発の新たな規制基準で義務づけられた設備で、放射性物質の大量放出につながる原子炉格納容器の破損を防ぐため格納容器内の気体を逃がす際、フィルターに通すことで、外に出る放射性物質を抑えます。 東京電力はフィルターベントを柏崎刈羽原発に設置する計画で、横浜市の研究所にある実物よりも小型の装置で試験を行っています。 高さ４メートルの細長い装置には水や金属フィルターが入っていて放射性セシウムと大きさや重さが同じ程度の微粒子を蒸気と共に通し、微粒子がどの程度減るか測定します。 これまでの試験の結果から、東京電力は放射性

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