ＪＲ北海道特急出火 対策会議 NHKニュース

ＪＲ北海道の特急北斗で、エンジンに送る燃料を調整する金属製の部品が壊れ、火が出るなどのトラブルが相次いだことを受けて、ＪＲは、学識経験者などをメンバーとする対策会議の初めての会合を開き、今後、原因の究明を進め、対策を検討していくことを確認しました。 札幌と函館を結ぶ特急北斗では、エンジンに送る燃料を調整する「スライジングブロック」という部品に、何らかの原因で負荷がかかり、去年９月と、ことしの４月と先月の３度にわたって壊れ、先月６日のトラブルでは、エンジン付近から火が出て、乗客が避難する事態となりました。 ＪＲ北海道では、再発防止策を検討するため、エンジンの構造に詳しい学識経験者や外部の鉄道の専門家などをメンバーとする対策会議を設け、５日、初めての会合を札幌市で開きました。 対策会議は非公開で行われ、終了後、座長を務める北海道大学の宮本登名誉教授は、「ＪＲ側からの説明を基に白紙の状態から考え