ロシア 北極圏の基地復活し部隊駐留へ NHKニュース

北極圏での資源開発などに各国が関心を寄せるなか、ロシア軍は北極圏にあるロシア領の島で、ソビエト時代の軍事基地を来年中に整備し直して部隊を駐留させる計画を明らかにし、北極圏での存在感を高めるねらいがあるとみられます。 ロシアのプーチン大統領は１０日、軍の幹部らを集めた会議に出席し、「来年には軍の新たな部隊の編成を完了させなければならない。特に北極圏における軍備増強に力を注いでほしい」と述べ、より積極的に北極圏に軍を展開する考えを示しました。 これを受け、ショイグ国防相は来年中に北極圏にあるロシア領のノボシビルスク諸島とフランツ・ヨーゼフ諸島で、ソビエト時代に造られた軍事基地を整備し直し、それらの基地に駐留する部隊を新たに創設する計画を明らかにしました。 北極圏では、地球温暖化の影響で氷の面積が縮小していることから、海底の天然資源開発や新たな船の航路の獲得に各国が関心を寄せており、特に北極海沿

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