原発事故の避難先で成人式 福島・葛尾村 NHKニュース

原発事故ですべての住民が村の外に避難している福島県葛尾村の一足早い成人式が、避難先の町で開かれました。 福島県葛尾村の成人式は、多くの村民が避難している三春町のホテルで開かれ、新成人の男女１３人が出席して、はじめに震災の犠牲者や行方不明者に黙とうをささげました。 そして、松本允秀村長が「全村避難という逆境にあっても希望を捨てず前向きに生活しています。皆さんもふるさとが葛尾村だと胸を張って生活してほしい」と祝いのことばを述べました。 続いて、新成人を代表して渡邉萌美さんが「緑あふれる葛尾村を忘れず、将来を見据えて社会に貢献できるよう尽力します」とあいさつしました。 葛尾村の成人式は毎年、正月の帰省にあわせて１月２日に開かれていますが、今もすべての住民が村の外に避難しているため、震災のあとは三春町が会場になっています。 春から介護士として働く女性は「社会人になるのだと実感しました。人に寄り添っ

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NHK｜原発事故の避難先で成人式 福島・葛尾村