TPP閣僚会合最終日 大筋合意は困難か NHKニュース

ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合は２５日、最終日を迎えますが、交渉全体に影響を与える日米間で、農産物の関税などを巡る意見の隔たりが埋まっておらず、政府が目指してきた今回の会合での大筋合意は難しいという見方が強まっています。 今月２２日からシンガポールで開かれているＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合は２５日、最終日を迎えます。 日本を含む交渉参加１２か国の閣僚らは、２４日までの協議で、交渉が難航している関税を含む市場アクセス、知的財産、それに国有企業と民間企業の競争条件などについて集中的に協議しました。 甘利経済再生担当大臣は２４日夜、記者団に対し、これまでの交渉状況について、「関税を含む市場アクセスは引き続き２国間で精力的に交渉を行っていくことで一致した。知的財産は残された論点の整理が進み、一定の進展が得られた」と述べました。 ただ、交渉全体に影響を与える日本とア