「骨太の方針」決定で概算要求基準策定へ NHKニュース

いわゆる「骨太の方針」が閣議決定されたことを受け、財務省は各省庁が予算を要求する際の基準となる概算要求基準の策定を進めることになり、年末に向けた来年度予算案の編成作業に入ります。 ２４日閣議決定されたことしの「経済財政運営と改革の基本方針」、いわゆる「骨太の方針」では、財政健全化の指標である「基礎的財政収支」の赤字を、来年度＝２０１５年度には２０１０年度に比べて半減する目標の達成を目指すことが明記されました。 またこの中では、来年度予算案について、歳出全体の３分の１近くを占める社会保障費を聖域なく見直して増加を最小限に抑えるなど、「厳しい優先順位付けを行い、メリハリのついた予算とする」としています。 これらを踏まえ、財務省は来年度予算案の編成にあたって各省庁が予算を要求する際の基準となる概算要求基準を来月中に策定する方針です。 ただ、来年１０月に予定されている消費税率の１０％への引き上げは