五輪逃したなでしこ 長期的視野で若手強化を NHKニュース

リオデジャネイロオリンピック出場を逃したサッカー女子の日本代表、なでしこジャパンは、３年後の女子ワールドカップや４年後の東京オリンピックに向け、思い切った世代交代に踏み切り、長期的な視野に立った若手の強化が求められます。 アジア最終予選に向けても、２０代前半の選手を最後まで試しました。しかし、経験豊富な選手を上回り『化学変化』が期待できる選手はほとんど現れず、アジア最終予選のメンバーの２０人には、２２歳のフォワード、横山久美選手など３人を除き、ワールドカップやオリンピックの経験者が選ばれました。このうち実に１４人は、５年前のワールドカップの優勝メンバーが占めました。 一方で、５年以上主力が変わらないなでしこジャパンのプレーや戦い方は、相手チームに徹底的に研究され、オーストラリアや中国などは世代交代を進めながら、想定以上の成長を見せていました。 なでしこジャパンは、初戦でオーストラリアに完敗