判決前に逃亡の被告 約４０年後に異例の言い渡しへ | NHKニュース

およそ４０年前、刑事裁判の判決の前に逃亡した過激派の元活動家が身柄を確保され、来週、東京地方裁判所で判決が言い渡されることになりました。東京地裁によりますと、長期間の中断を経て判決が言い渡されるのは極めて異例だということです。 東京地方裁判所や捜査関係者によりますと、山田被告は、対立するセクトの拠点に凶器を持って行ったとして、凶器準備集合などの罪で昭和５０年に起訴され、裁判の途中で保釈されましたが、判決の前に逃亡して行方が分からなくなっていました。 しかし、ことしに入って警察に身柄を確保されたということで、東京地裁は、検察や弁護士と対応を協議した結果、審理を再開せず、当時の裁判長が書いた判決をそのまま言い渡すことになりました。裁判は今月２７日に開かれ、およそ４０年がたって判決が言い渡されることになります。 東京地裁によりますと、長期間の中断を経て判決が言い渡されるのは極めて異例だということ

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『山田被告は、対立するセクトの拠点に凶器を持って行ったとして、凶器準備集合などの罪で昭和５０年に起訴』 40年越しで昭和が蘇るのか。判決文を書いた当時の裁判長はご存命なのだろうか。