殺傷事件あった障害者施設 来月中旬に復旧方法を決定 | NHKニュース

相模原市の知的障害者施設で多くの入所者が刃物で刺されて死傷した事件で、神奈川県は多くの部屋が使えない状態になっている施設の復旧に向けて、部分的な改修をするか、建て替えるかの方針を来月中旬をめどに決めることになりました。 これについて、１５日開かれた県の対策会議の会合では、今後、必要な予算や工事にかかる期間などを検討したうえで、来月中旬をめどに改修か、建て替えかの方針を決めることを確認しました。 そのうえで、県の方針を入所者の家族や施設の運営法人に説明し、同意を得たうえで、できるだけ早く工事を始めたいとしています。 神奈川県によりますと、工事にかかる期間は改修の場合で１年から２年、建て替えの場合は４年から５年程度かかるということで、この間、入所者の一時的な受け入れ先をいかに確保するかが大きな課題となります。