春闘 賃金の引き上げ額 ほぼ横ばい | NHKニュース

ことしの春闘について、連合がこれまでの結果をまとめたところ、賃金の引き上げ額はベースアップと定期昇給を合わせて、平均で月額６２００円余りで、去年をおよそ７０円下回ったものの、ほぼ横ばいとなっています。 従業員３００人未満の中小企業では５１３９円で、３００人以上の企業の６３０９円とは差がありますが、賃上げ率では２．０６％と並びました。 また、非正規労働者は、時給での要求をした組合では去年を０．４円上回る平均１９円余りの賃上げになった一方、月給での要求をした組合では４９５４円と去年を１８０円下回りました。 連合の神津会長は「物価上昇がほぼないなか、昨年と遜色ない内容だと受け止めている。大手と中小の賃上げ率が並び、格差をなくす取り組みが、昨年にもまして実現している。この流れを継続して広げていきたい」と話しています。

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「去年の同じ時期を71円下回ったものの、ほぼ横ばい」「従業員300人未満の中小企業では5139円で、300人以上の企業の6309円とは差がありますが、賃上げ率では2.06%と並びました」