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山岸章二の写真を見たい
山岸章二の写真を見たい 2001-11-18 ■1978年7月20日、前年「カメラ毎日編集長を辞めフリーとなっ... 山岸章二の写真を見たい 2001-11-18 ■1978年7月20日、前年「カメラ毎日編集長を辞めフリーとなった山岸章二が死んだ。青山の事務所で自死したのだ。その通夜のことだ。山岸の死は、表面上、自死ではなく心不全として公表した。これに対して、夜間、写真家の濱谷浩が電話で抗議の意を表明してきた。日本で初めて写真関係者が自死したのではないか、そのことの意味を考えることが大事であり、自死を発表すべきだ、という要旨だった。いわんとすることは、写真というものも、命を賭してたずさわっている人間がちゃんといるのだ、という「写真というジャンルの重み」と真剣度を考え直せる機会であるのに、なぜ隠すのか、ということだった、と記憶する。 ■上の文章は「なぜ未だプロヴォークか:西井一夫,青弓社,(1996)」のP.13から引用した。高校生の頃から、アサヒカメラとカメラ毎日の両方を見ていたが、1960年代前半の編集