カテゴリーということについて

［肩がこらないページ・心についてのアレコレ］分室へ 2002.8.11 柳田俊一著 １．「抽象的である」とは、いったいどういう事なのか？ 「あなたの言っていることはあまりにも抽象的（ちゅうしょうてき）すぎてよく分からない、もっと具体的に述べて下さいよぉ」ってな言葉を、しばしば耳にすることがありますよね。 さてここで一つ考えてみたいと思うのですが、この「抽象的である」って事はそもそも、いったいどういうこと（意味）なのでしょう？ この疑問に対してきちんとした解答を出すためには、少々の準備が必要です。なぜならば、「抽象的である」という形容詞は、「概念（がいねん）」や「集合（しゅうごう）」、「属性（ぞくせい）」といった言葉と深い関係を持っているからです。ですから、そういった言葉にまつわる様々の現象を観察する事から、まずは始めましょう。 （１）［概念］と［集合］ 次のような４

[mind]

――固有名が最も具体的で、x(タグ無し)が最も抽象的と? //自らの活動にとって同じ意味を持つものを一纏めにし、それらを抽象化し、1つの心的実体(カテゴリ)として定着させてきた ――分類とは、自分との意味関係。