NHK「かぶん」ブログ:NHK

福島市で開かれている原発事故への対応などを話し合う国際会議で、チェルノブイリ原発事故の影響をテーマに発表が行われ、ウクライナの研究者は、事故から２０年近くたったあとで甲状腺がんと診断された人がいたことを報告しました。 福島市の福島県立医科大学で開かれている国際会議で、ウクライナ内分泌代謝研究所のニコライ・トロンコ所長は、チェルノブイリ原発事故当時、１８歳以下だった人たちを対象に行った検診について報告しました。 事故の１２年後から１０年間にわたって４万７千人余りを検査した結果、１１０人が甲状腺がんを発症していて、このうち１６人は２０年近くたったあとで初めて診断されていたということです。 甲状腺に対する被ばく量を見ると、ウクライナでの平均は、これまで福島の子どもで明らかになった最も大きな値の２０倍以上に達するということで、トロンコ所長は「現地ではさらに追跡調査が必要だ」と指摘していました。 会

[DrPooh]

110人が発症したというだけでなく，それをどのように評価するべきか(もしくは評価を保留するべきか)についても話されていなかったんだろうか。