ウイルス遺伝子の変異とワクチン開発の難しさ: 聞こえるように独り言

'14年10月23日（木） [インフルエンザ] ブログ村キーワード 今月末、この冬に備えて インフルエンザの 予防接種を受ける。 高齢者は予診票を書いて 医療機関に提出すると 公的補助が一部出る。 しかし、ウイルスには 悩ましい性質がある。 抗体はそれぞれ専門の敵が 決まっていて、 ウイルス表面のたんぱく質 などを目印にして 自分の相手を見分ける。 インフルエンザウイルスは 遺伝子が変化しやすく 目印の違いが大きいので、 次の冬に流行しそうな ウイルスを三つの型ごとに 予想してワクチンをつくる。 以前は外れることが あったが、近年はほとんど 予想通りという。 だが、2012年の冬の ワクチンは、 ウイルスを増やすために 卵で培養している間に、 三つの型のうちの A香港型の目印が変化 してしまう問題が起きた。 国立感染症研究所が、 ワクチンをイタチの仲間に 注射して抗体をつくり、 この抗体が

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ウイルスにワクチンが効かないのは耐性を獲得したからだと思っていたら、遺伝子が変化することもあるらしい。新しいワクチンを開発し続けなければならない道理だ。