大手地図情報会社「ゼンリン」は、10月28日から11月2日までカナダのモントリオール市で開催された「第24回ITS世界会議」に出展。様々な情報に基づいて地図更新などを可能にする「地図エコシステム」と、自動運転実現に向けた地図ソリューションを紹介した。 ゼンリンが提案する「地図エコシステム」とは、自動車やモバイル端末など様々なIoT機器から得られる位置情報ビッグデータを連携・活用する、新たな地図データの情報プラットホーム。自動運転では常に最新の地図データが欠かせないが、たとえば自動車やモバイル端末が取得した情報と地図データで生じた差分をいち早く統計処理すれば更新データとして提供できるようになる。ゼンリンはここにビッグデータを加え、様々な顧客ニーズに応じた情報を生成して提供できるシステムの構築を目指す。 ゼンリンはこれまで、地図データの提供で日本国内において揺るぎない地位を獲得してきたが、地図
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