小学生くらいのとき、僕は夢の中ですごくおもしろいゲームをやったことがあって、まあ、それの何がおもしろかったかというと、その夢ゲームが子供心にすごくすごかったからなんですが、何がすごかったかというと、夢ゲームのベースはファミコン版のFF3だったのに、夢の中では絵的にFF6くらいのランクアップを果たしており、小学生の思い描く理想のゲームがここに具現化!みたいなすごかった感があったことです。 ですが、起きてみれば当然そんなドリームゲームは雲散霧消……。えっ?と普通に思って、ベッドの下の収納にカセットがいっぱいあってその中の1本にアレはあったはず…とベッド下収納をあさってみたものの、そこには夢ゲームは存在せず、というか、そもそも現実セカイにおいてはファミコンのカセットをそこに収納していなかったのでゲームにまつわるものは元々何も無かったのです。その瞬間、少年の中には、どうしてゲームがなくなったの?ゲ