虚実使いにとってはエイプリルフールなど所詮保護動物ですよ。 なんてことを、越前屋俵太演じる俵越山先生をリアル書家と思い込んで 「偉そう」「日本の文化を代表する書家としてあの態度はどうか」「書家の顔を持つ芸人なのか書家キャラなのかはっきりしてほしい」「だがあの偉そうな態度ですすっと打ち解けてゆくところはすばらしい、さすが書家」 などという投書が殺到する 月刊カンテレ批評を見るたび思います大意を汲み取りさえすれば 俵越山先生が虚実どちらであろうと そこから描き出される日本の伝統技術に携わるひとびとの生活 というところが変わるわけじゃないじゃないじゃない 大意を汲み取りさえすれば 些細なエピソードの虚実は「説得力があるかどうか」の問題でしかなくて 発信者のいいたいことを受け取りさえすれば それが素直に受け取れるような書き方とエピソード選択でありさえすれば実話であるかは最終的にどうでもよくて そも
それにしても文章のうまい人だなあとつくづく思う。 映画や本の感想を独特の視点でアップしつづける人気ブロガー、空中キャンプさんである。 http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080318(空中キャンプ お母さんと子ども) このエントリなどがとくにうまいと思った。好きかといわれると困る。(空中キャンプさんが「おくさん、わたしにどうかお任せください。こらガキ! 親の気持ちも考えねえでつべこべ言いやがって。とっとと水につかれ!」といい、ドボーン! おらおら! ボカボカ! と、「スパルタの海」における伊東四朗ようなヨットスクール的展開になっていれば一生ついていこうと思ったのだけれど) それでも情景のみずみずしさやディテールの豊かさ。「このオチはどうなるんだろう」という読み手をひきつける構成のうまさに目を見張ってしまった。 だがもっとも特徴的なのはひらがなの使い方だ。どのブログ
ちょっと最近自分が常識的判断にとらわれすぎやしませんか、ということでたまには場を荒らさないといけないような気がしますので ひとりブレーンストーミング。 ベタ最強ベタからちょっとずらすたとえばさくら さくら 咲き乱れ(サビ)咲き乱れていると思ったら実はなにがしかの法則性があるのよー(Bメロ)「私はね、桜の花が散る軌道の法則性を研究しているんですよ」「いやあ、これがどうして難しい」さくらのしたにうまっているのは なあに それは 真っ赤な真っ赤な あなたのこころです 無難にまとまりそうな予感がするので中止 セカイ系ってよくわからんのですけどたぶん主人公の個人的な内面の問題が世界的な危機と直結してるような世界観のことですか つまりそれは 赤面すると温室効果ガスを発する少女と 素直になれないとオゾン層を破壊する少年のフレッシュなロハス系ものがたりつまりそれは ふたりの気持ちが高まれば高まるほど海面も
■みんな考え方古いんだよw ジョジョの奇妙な冒険(8~17巻セット) 作者: 荒木飛呂彦 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2003/08 メディア: 文庫 波紋使いってキモイよね。 この前友だちとみんなで旅行に行ったとき、 車の中で法皇の緑や銀の戦車出しまくって盛り上がってたんだけど、 何か一人が波紋入りの隠者の紫持ってきてて 「何これ?出させてみよう」ってことになった。 で、出させてみて、みんなで大笑い。 「やめろ〜!テンション下がる〜!」 「消せよ!吐き気する!オヤジくせ〜!」 「まあ、おもしれーから出させておこうぜ」ってずっと出させてたんだけど とにかく次の技が出てくるたび、あまりのヘボさにみんな大爆笑。 その隠者の紫の持って来てたやつは一人 居心地悪そうにひきつった笑いしてた。 で、ようやく次に星の白金出したんだけど、もう最高に盛り上がった。 やっぱこれだよな〜って思ったな
私はマクドナルドを食べたことがない。音羽から竹橋へと向かういつもの帰り道、目白通りをゆっくりと走る車の窓から、赤地に黄色で大書きされたMの文字を眺めては、あれはいったいどんな食べものなんだろうと考えを巡らせる。ガラス越しに見える店内には、座りごこちのわるそうな椅子や、いくぶん安定性に欠けたテーブルがあって、たくさんの子どもたちがハンバーガーを食べたり、おまけについてきたプラスチックのおもちゃで遊んだりしている。そんなようすを見ていると、なんだか自分だけが取り残されたような気持ちになってしまう。私にはまだ知らないことがたくさんあるのだ。 私に会った人はみな、ずいぶんしっかりした話し方をする子なんですね、という。それがなんだかちょっと癪にさわる。もっとばかみたいな口調で話すとでもおもっていたのかしら。自分でこんなことをいうのもおかしな話だけれど、私ほど「自分は何者であるか」について考え抜いてき
この間の日曜日、意識もせずに菊川怜が出てるニュース番組を見ていたら、コンビニの新弁当開発の模様をやっていて、そこに写っていた担当の人はやりがい感じているようだったし、別に文句も無いけど、『チーム団塊』(だったと思う、チーム団塊!)とか名乗って、若い担当者が作ってくる団塊の世代向け弁当にブーブー言ってたコンビニ会社の偉い人とか、若い女性向けのスープを試食して、出汁がどーの具がどーのとブーブー言ってたヤツとか、ホントに「お前らうっさいよ!バーカ!!」って言いたいんだよ、ワスは! もう有るモン食えば良いじゃんよ、それもさぁ!五千円とか一万円するモンで味がどーのって言うんなら、まだ判るけど(もちろん、「やーねー!」とは強く言うケドさ)、300円とか500円のモンだよ!そんなにブーブー言うなよ、なんか丼ぶり飯にがっついて、くちゃくちゃさせながら、どうやってくっ付けたんだから、醤油染みの付いた飯粒がね
「オバマ大統領は暗殺される」ノーベル賞作家が警鐘今朝のニュースで見て うわーストレートに言うたなこれ とおもったのがこちら 作家なら創作で示せばいいのに、というのがひとつストレートに言ったところでねえ、というのがもうひとつ 創作のちからというのは結局、現実に対して虚構サイドから四次元殺法であるとか亜空間殺法を仕掛けることができるところに優位性があるのであって、そんなストレートに警告したって「そんなバカな」「ホラは小説だけにしときな作家のセンセイ HAHA」でおわりです。どうしたって発言力対発言力のガチンコバトルにならざるを得ない。 確かにぼくもこの構図はオバマ勝利パレード中暗殺犯人は催眠術で操られていたんだよ!ΩΩΩ<なんだってーヒラリー副大統領大地に立つ犯人はイラ○系テロリストと断定大量破壊兵器保有の疑い国民の総意によって選ばれた大統領を暗殺するということは国民全てに対する挑戦であります
速水健朗新刊(ソフトバンク新書)。おもしろかったです! 前作「タイアップの歌謡史」はやや趣味性のつよい題材でしたが、今回はより一般的、また誰もが興味を示すであろう旬な話題を取り上げ、タイトルや帯の扇情的な雰囲気もやる気じゅうぶん。本全体が、売れる感に満ちあふれている。来たな、とおもった。中田英寿の引退メッセージを引用したイントロダクションから、「自分探し」というキーワードが様々に展開していく構成にもぐっときました。 とはいえ、わたしはこの本を気軽に読める気がしなかった。「いるよねー、探しちゃってる人」と、のんびり嘲笑できる立場にはないような感じがしたのである。たとえばポジティブ・シンキングについて。速水はポジティブ・シンキングと自己啓発の関係性を指摘しているが、このあたりはちょっとどきっとしました。なぜならわたしは、ふだんから「良いことしか言わない」「ポジティブなこと以外はいっさい口にしな
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