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ブックマーク / nekoprotocol.hatenadiary.org (78)

  • ぼくの考えたはてなスターを見えなくする方法 -

    - LIFE -          ▲ ☆☆☆☆☆☆☆☆ The Hyrule Fantasy ☆☆☆☆☆☆☆★ --LEGEND OF HATENA--上図はタイトルとは無関係ですが、それはそれとしてぼくもちょっくらはてなスターを消そうかしらと考えたり考えなかったりやっぱ考えたりしたりしてて、かといってh3を書かないで日記するとかありえないし、display noneかますのも美学に反するし、じゃったらダイアリのバックグラウンドに☆敷き詰めたらいいとおもった。 試した。 やめた。読めね。

    ぼくの考えたはてなスターを見えなくする方法 -
  • セキュアな通信の話 -

    結局のところ、ネットワーク通信である限り完璧なセキュア通信というものはありえないというのはわかりきったことで、たとえば経路上の傍受はないですだとか、とんでもない暗号使ってますだとか言っても、第三者のケーブルを経由している時点でもはや信用なんてない。 重要な情報をセキュア(安全)に届ける方法は、結局対面通信という原始的手段に戻るしかないのだ。対面であれば、その部屋をシールしさえすれば相当セキュアになる。 α 「だから?」 「だから、僕はここに来たんですよ。やっぱり回線越しに告白するのもなんですし。直接会って言うべきだと思うんです」 α-1 「……」 「ただ問題は、いままで回線越しでしか知らなかった君といま目の前にいる君が同一人物かどうかという保障がないのだけれど」 「じゃあくんな」 β 「でもシールした部屋があってもそこに人物がたどり着くまでがセキュアじゃないわ」 「そのとおりです。ですから

    セキュアな通信の話 -
  • id:paraseleneさんの記事重要。 -

    どこにリーチするのか http://d.hatena.ne.jp/paraselene/20070629/1183126536 私が現ネットに感じる不安がものすごくクリアに記述されている。大変参考になります。 「今後ネットはこれこれこーなるから、こーしたほうがいいよ。書き手として生きやすいよ」という「モノワカリのよさ」が私は嫌いです(言っちゃった)。paraseleneさんの結論に圧倒的に同意しまくっている私がここにいる。 あと関係ないけど、ネット論とかときおり書きたくなって書くけど、でもバカ創作書く方が好きっちゃ好きです。そりゃそうか。

    id:paraseleneさんの記事重要。 -
  • 殺人UFO -

    「よもや、探偵さんを乗せてフライトするとは思わなかったよ」 「私も、まさかUFOの殺人動機を調べることになるとは、夢にも」 謎の飛行物体が軌道上に現れてから5ヶ月がたっていた。 出現から4週間、あらゆる通信に応えない飛行物体に対し、最初の接触を試みたのは国際宇宙ステーションの軌道ボートだった。 そして。 物体に接舷しようとボートが減速、停止した瞬間にそれは起こった。 ボートの一部だけを残して、ボート体が消失したのだ。 観測チームはパニックに陥った。 その後、ステーションから報告が入った。事件とほぼ同時に船体の一部が切り取られたボートがステーションに出現。内部からは、船長以下3名が体の一部を切断されて死体で発見されたのだった。 その後、調査隊が二度接触を試みたが、いずれも接舷直前に切断、破損した船体と死体が基地に瞬間転送された。 「で、探偵さん。当に大丈夫なのかい? おれは死にたくないぜ

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    extramegane
    extramegane 2007/06/29
    途中で気づいた!インスパイア元!
  • 関係ABを観測するCがいてはじめて場が発生する。 -

    同一平面上にないCが、AとBの関係性を想像する。 そのとき見える閉鎖系が、「場」ではないだろうか。 http://pretend.g.hatena.ne.jp/sfll/20070613/1181738047 「なるほど、むしろ」 彼女が言葉を継ぐ。 「AとBの間の関係は線であり、それを観測するCがいてはじめてABCが成す《面》が発生する、ということかしら」 「それが《場》?」 「そう。その面を場と呼ぶ。観測者Cから見て面がマイナス勾配だと、上から目線だったりするのかもね」 彼女は冗談っぽく言っているが、なんとなく正しそうな気もする。 「ABCは面の頂点となり、彼らなくして場……面は存在しえない。ある種、場……イコール面は彼らの子供みたいなものなのよ」 「だから場が傷つけられると、我が子が傷つけられたかのように過剰反応する?」 「面という我が子を守るわけ。面子を守るってこと」 「ダジャレ

    関係ABを観測するCがいてはじめて場が発生する。 -
  • アンリーチャブル・ネットワーク。あるいは、書き手はアンリーチな世界でどう生きるのか。 -

    先日の「ニコニコブックマークが絶対にやってはいけないこと」という記事への補足てきに。 ニコニコブックマークやはてブコメント欄ページを(1)読者参加「場」提供型、翻訳サイト・漢字ルビサイトなど元コンテンツの読解補助するサービスを(2)コンテンツ強化型、魚拓やGoogleキャッシュなどのその時点を切り取ることで価値を創出するものを(3)時間凍結型、記事中の利用キーワードでセグメントしてRSS収集・羅列するサイトや(1)の言及数順にソートしたサイトなんかを(4)新文脈付与型、と呼ぶとして、なんやかや言ってこういったサービスは増えていると思う。 これはやっぱりアンカー・パーマリンクやRSSあたりの 「コンテンツは断片化して扱ったほうがユーザ便利じゃね?」 て思想が認知されつつあって、そこに価値付与してサービス作るぜてのが流行っているってことだと思う。 その上で、 「じゃあ今後コンテンツの断片化が進

    アンリーチャブル・ネットワーク。あるいは、書き手はアンリーチな世界でどう生きるのか。 -
  • アナライジングとアナリシス -

    twitterけいゆで知った「花ざかりの君たちへ」CM中に「ANALYZING...♂♂♂♂♂」という表記があると聞き及びまして、「アナライジング」と「♂」の融合てことはじゃあ 「いいのか? おれのアナライジングは当に天まで昇るぜ?」 とか 「ボ、ボクのアナリシスをアナリシスしないでぇ!」 とかそういう意味なのかしらなどと思ったりもしたのだけど、私ごときのにわかエロなど健全たる腐の方々が2000年前には通った道だろうなとも思った。ググったら5万件はHITしそう。私はまだまだすぎる。 追記類例:おれのアナリシスプローブを加振させるぜ? さあダイレクト・コンタクトモードでアナライジング……ってちょ、おま、いきなりチャンネルクローズするなっ

    アナライジングとアナリシス -
    extramegane
    extramegane 2007/06/14
    女性ファン急増
  • ちんぽこ問題 -

    「天皇の一人称は朕」とどこぞで聞きかじってきたコモリが国語の先生捕まえて「じゃあちんぽこは朕の矛(ちんのほこ)ってことですかね?」と質問投げかけたのは中一の夏だったと記憶している。 そして当然かつ必然としてクラスで大激論が巻き起こったのだった。 「ちんが朕だとしたら、じゃあ『おまえのちんぽこ』とかおかしくね?」 「牛から落馬みてーな?」 「じゃあ他人のちんぽはなんて呼ぶんだよ?」 「『貴公のぽこ』でよくね?」 「なげーよ」 「ところでおれ気付いたんだけどちんぽこが矛ならキンタマは玉だけ指すんかな?」 「当然じゃね?」 「当然だな」 「そーか。ちんぽことキンタマは別なんだなー」 「ためになるなー」 そんなクラスのざわめきをよそにおれは一人、窓の外を眺めていたように思う。どこまでも続く青空のその向こう、遠くイギリスに思いを馳せて。やっぱイギリスの中学生はシェイクスピアで同じような議論してるんか

    ちんぽこ問題 -
    extramegane
    extramegane 2007/06/13
    女性ファン激増
  • リンスインシャンプー問題。 -

    おおよそウェブ日記書きなら一度は考える「リンスインシャンプーなのかシャンプインリンスーなのか問題」については、どちらが先なのかといういわゆるニワトリタマゴ視点で問題解決にあたろうとすると思考の迷路に迷い込んで抜け出せなくなってしまうものなのである。 そうではない。 リンスインなのかシャンプーインなのかはこのさい問題ではないのだ。 インすることで洗髪行為が利便性を増すならば、それは正義なのだ。べんりは正義、それでいいのだと思う。 そして考える。シャンプーボトルにリンスをインするだけでこんなに便利になるなら、いま君の頭頂部であわ立てたシャンプーリンスをそのまま顔面やボディ洗浄に利用できればもっと便利になるのではないか? そう。石鹸もインすればいいのではないか? いやそれなら、洗髪・洗顔後の泡を洗い流すお湯もインしておけばより便利なのではないか? その後、体を温めるために入る湯船も最初からインし

    リンスインシャンプー問題。 -
    extramegane
    extramegane 2007/06/13
    シャンプインリンスーがかわいい
  • 江ノ電沿線は毎日がラブラブなんだ。 -

    少女漫画やドラマの舞台に江ノ電がどんだけ出てくるのか知らないのですけど、おれの想像では漫画・ドラマに出てくる電車の9割は江ノ電で、そんで必ず高校生どもがラブい状況に陥っていてて、じゃあ地方在住のおれはどんだけ江ノ電沿線に住みたいと思ったことかっていう。 ただちょっと懸念があって、あれだけ毎月、毎週のようにカップルが成立していては江ノ電沿線のフリーの女子高生が底をついてしまうのではないかという点なのだが、だがいつまでたっても江ノ電沿線フォーリンラブは終わらないこの事実。 となると考えられるのは二つ。江ノ電沿線には女子高生が無尽蔵に蓄えられているスポットがあるか、あるいは、江ノ電の路線が日々延び続けていて沿線女子が増加しているかのどちらかなのだろう。 一つ目の可能性もなくはない。沿線での女子高生出生率がカップル堕落率を上回っていればよいのだから。ただそうするといずれは江ノ電はカップルで飽和し、

    江ノ電沿線は毎日がラブラブなんだ。 -
    extramegane
    extramegane 2007/06/11
    破綻がみつからない
  • ブロックくずし小説 -

    というわけで先の記事で「行時一致」作品を書いて分かったのはオリジナルの壁(閉鎖された都市の歴史(g:neo:id:llpp))は圧倒的に高いということでした。ルールを思いつく才能には叶わない。おれもルールを考えたい。 そんで行時一致の楽しいところは、《作品の読み方・時間》を作者がコントロールできそうなところだと思うのですけど、じゃあ読者も作者も読み方のコントロールを放棄するブンガクがあってもいいじゃんと思った。 イメージ的には脱衣ブロックくずしのパクリで、ブロックの背景のエロ画像の代わりに、ブンガクが隠れているわけです。 そこでは作者の持つすべての読ませるテクニックが崩壊する危険があり、例えばブロック壁の背後に玉が流れて壁をくずしまくるとオチがバラされてしまったり、歯抜けでくずれていくと伏線も余韻もへったくれもなくなってしまったり、なんとか読み取れる飛び飛びの文章から物語を脳内補完するも、

    ブロックくずし小説 -
    extramegane
    extramegane 2007/06/09
    クロノス時間とカイロス時間というのをおもいだした、筒井先生はえらく小説の時間経過にこだわっていることを
  • 僕の人生の可能性の物語 -

    ファック文芸部キーワード:g:neo:keyword:行時一致 記述方式と作中の時系列がシンクロする。 経過期間は任意で構わない。 (一秒、一分、一時間、一日、一週間、一月、一年など) 時系列の方向は順でも逆でも構わない。 ルール:数値は年齢を表す。 12866第2次知性体大戦がおこり、世界は滅んだ。2.757僕は夢を見ていた。 536父は待ちつづけた。2.75僕は寝返りをうった。 254黄昏の浜辺で父は待ちつづけた。2.73僕は眠り続けた。 122父は体を保持しつつも自己改変しながら、僕の帰りを待ち続けた。2.71僕は眠り続けた。 78パパは全財産を投げ打ち、自身をネットワークにダウンロードした。2.65僕は眠り続けた。 46パパは仕事に成功し、再婚した。2.6僕は眠り続けた。 41パパはがむしゃらに仕事をした。2.5僕はただ眠り続けた。 38.3パパは空を登る光点を見つめ続けた。2

    僕の人生の可能性の物語 -
  • 少年と船 -

    僕が公園で友達と遊んでいると突然、彼女の顔がドット欠けを起こした。まただ。多分また船が座礁したんだ。船体修復にリソース割いてるんじゃないかなきっと。僕は樹木の陰のパネルを操作し、友達と公園を消して、父さんの待つ船橋へ向った。 「父さん! また座礁?」 「おまえか。ちょうどよかった。話がある」 父さんは普段とフンイキが違った。いつもなら頭掻きながら「ああすまんすまん」て言うのに。 「近頃《座礁》が頻発しているのは知っているな?」 「うん。フォイルが下にひっかかりやすくなってるんでしょ?」 フォイルっていうのはハイプ中の船を通常空間に沿うようガイドする羽だ。水中翼船っていうのに似てるって父さんは言ってた。通常空間から船がすこし浮いてるから速く飛べるんだってさ。 「界面が下がってるんだ。フォイルが底にぶつかる。通常空間の密度が急激に落ちていて、ハイプスペースが安定してないんだ」 「よくわかんない

    少年と船 -
  • ネコプロトコル - 今世界はバドミントンを再評価する時期に来ている。

    休日の公園でバドミントンと戯れる女子高生を見て思ったのだが、今世界はバドミントンを再評価する時期に来ている。 どうも女子高生さんらにおいては、バドミントンはのんびりしたスポーツだから制服のままでも平気じゃんという認識*1がある。であるがゆえに、女子高生バドミントン界において顕著に見られるのが「バドミントンにおけるパンチラ率はその習熟度によらず高い」という現象なのである。 バドミントンは難しいスポーツである。ラリーを続けられるようになるまでが果てしなく遠い道のりであり、初心者のラケットは宙を切り、シャトルは地面に落ちる。そしてシャトルを拾う際にどうしても発生するのがパンチラ現象であり、すなわち習熟度の低いプレイヤーにおいては静的パンチラ率(Static Panti-rate)が高くなるのである。(Fig.1) (Fig.1)静的パンチラ現象 また、バドミントンは激しいスポーツである。打点の高

    ネコプロトコル - 今世界はバドミントンを再評価する時期に来ている。
  • 原始時代の恋について考えていた。 -

    原始時代の恋について考えていたのだが、もっぱらDQN系と詩人系がいたのではないかと考えている。詩人系というのは、いわゆる言葉を尽くすタイプ。 「おす!」 「おす!」 「おまえ、となりむら、おんな」 「わたし、となりむら、おんな」 「おれ、おまえ、みる、たまに」 「わたし、おまえ、しらない、あまり」 「おれ、みぎて、むね、あてる」 「おまえ、みぎて、むね、あてる」 「おれ、おまえ、かんがえる、むね、どきどき」 「おまえ、わたし、かんがえる、むね、どきどき、なぜか?」 「おれ、わからない、いたい、でも、いい」 「わたし、わからない、どきどき、なぜか?」 「おれ、むらおさ、かんがえる、どきどき、ない、おれ、かりおさ、かんがえる、どきどき、ない、おれ、かあちゃ、かんがえる、どきどき、ない、おれ、とうちゃ、かんがえる、どきどき、ない、おれ、むらこども、かんがえる、どきどき、ない、おれ、おまえ、かんが

    原始時代の恋について考えていた。 -
    extramegane
    extramegane 2007/04/06
    予想ですけどいま6人くらい文章改変を考えてます
  • わかめカレーというのを考えていた。 -

    わかめカレーというのを考えていたのだが、もちろん三陸産の茎わかめのカリっとした感を生かしたダイエットカレーとかそういうことではなく、わかめ酒のカレー版である。 まずわかめ酒の欠点にお酒嫌いの方が楽しめないということがある。これをみんな大好きカレーに置き換える。大人から子供まで楽しめるようになるわけです。 次にカレーのもつ不透明性の利用。通常だとお酒が透明なせいでちょっとエッチすぎて18禁入ってしまうところだが、カレーなら不透明。見えないので安心。わかめカレーのマスメディア露出も実質可能だろう。 といったわけで、この商品は当たるんじゃないかと結構気で考えているのだが、ただ若干カレーの色がよくないかな、と思わないでもない。わかめ酒用トライアングルエリアにカレーがあると別のものをイメージしてしまう輩がいやしないかというか、いやまあでもそういうニーズはそれはそれで。

    わかめカレーというのを考えていた。 -
    extramegane
    extramegane 2007/03/31
    最初の1文が朝からサプライズだったのでこれを今日1日心に抱いて生きていきたい
  • ロボの涙が好きである。 -

    攻殻のフチコマが泣くシーンの欄外コメントや、サモンナイトのロボットランドルさんを例に挙げるまでもなく《ロボットの泣く絵》には決まって「(泣いてませんよ)ただのレンズの洗浄液です」というセリフが続くわけで、あろうことか(あろうことか?)おれはこのセリフが大好きなのである。 というのも、人間の涙だってそもそもはレンズの洗浄液なわけで、じゃあじゃあこのロボのセリフの言外には、ある種の三段論法が隠れているのである。 すなわち、「人間の涙もレンズの洗浄液」「人間の涙は感情の発露の最たるもの」「じゃあ、レンズの洗浄液を流すロボットにも、感情が芽生えるんじゃね?」という論法である。どこをどうとっても間違った論法には違いないのだが、おれはこの考えが大好きなのだ。こいつらもいつか感情を持ってしまうんじゃないか。そんな期待を抱かせやがるセリフなのだ。 ロボットたちが「泣いてませんよ。ただのレンズの洗浄液ですよ

    ロボの涙が好きである。 -
  • 満たされないことを活動の原動力にしてはいけない。 -

    満たされないこと、例えば貧困・空腹・渇望を創作の原動力に認定してしまうと、悲惨な結末しか待っていないのではないのか? つまり貧困を抜け出すために書き、空腹を満たすために書き、いつしか売れてしまい原動力が失われてしまう。苦しんで書いたものほどすばらしく、あとはそれを越えられずに産めぬ苦しみにまみれて死ぬ。 同じことが非モテにもふりかかる。非モテをネタにするブログ・モテたいを連呼するブログがいつかモテてしまったときにまったく同じ問題にぶつかる。結末は一つ。「あいつは非モテ時代のほうが面白かった」 そして非モテは死にモテに転生するが、ブロガーとしての彼/彼女は死んだままよみがえらない。 非モテでブログをスタートするとはそういうことだ。非モテ設定のブロガーにはブロガーとしてつらい結末しか待っていないのである。あとモテたい。

    満たされないことを活動の原動力にしてはいけない。 -
    extramegane
    extramegane 2007/03/13
    満たされないことでもなんでも発表さえしてくれれば[google:おもにおれがありがたい]
  • ウロボロス・ウロボロス -

    インスパイア元『フーダニット・ハウダニット』 http://neo.g.hatena.ne.jp/objectO/20070201/p1 「これが鍵?」 10cmにも満たないガラス製のアンプル。幾十ものセキュリティを突破し到達した部屋に、それは保管されていた。薄汚れたラベルには天使の翼のような絵が描かれている。任務の前の博士の話を思い出す。 * * * 「探偵効果を知っているかね?」 「もちろんです。周囲の殺人発生率を上昇させるものですね。現在のテロの8割がそれによるものですから」 「なら話は早い。今回君にやってもらいたいのは、テロ探偵の撲滅じゃよ」 「では、ついにテロ探偵の養育機関を見つけたのですね?」 「うむ。捜査部門にはかなりの犠牲を強いてしまったが、ようやく一つの都市が浮かび上がったよ」 「都市……ですか?」 「まさしく都市じゃ。……君は疑問に思ったことはないかね? 高性能な探偵効

    ウロボロス・ウロボロス -
    extramegane
    extramegane 2007/03/06
    燃えた
  • グローバル・ポジショニング・システム(地球上でいまどこに《いる》か) -

    期末試験も終わり、夏休みまであとわずか。そんなある日の午後、おれは岸田に呼び出された。ホームルームのあと、共用のパソコンルームに向う。 「おー。結城。こっちこっち」 「用ってなんだ?」 「あーうん。おまえにたのみっていうか。話があってさ」 「うん?」 「これ見てくれ」 岸田がモニタを指す。新宿、渋谷、あとは調布あたりまでが映った電子地図だった。うちの学校のあたりと渋谷、あとは……岸田んちかな? その辺に赤い輝点が集中して表示されている。 「なんだ? これ?」 「おれの一週間の行動範囲」 そういって卓上の携帯電話を指す。 なるほど携帯のGPSとネットの地図サービスを使ったってことか。 家と学校を結ぶ道路上に赤い点が集中してて、そうか、渋谷はこないだの日曜おれといっしょに出かけたときのか。 「おれたちってさ、どこに住んでるって言われたら東京って答えるわけじゃん?」 「……ま、そうだろうな」 「

    グローバル・ポジショニング・システム(地球上でいまどこに《いる》か) -