thir ノート:覚え書き。断片的かつあまりまとまりのない文章を記録/公開しています。詳しい方針は自己紹介にて。
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米国IBMは9月10日、これまで留保していた「OpenOffice.org」プロジェクトへの参加を正式に表明、同オフィス・スイートに自社コードを提供すると発表した。同社では、国際標準化機構(ISO)がMicrosoftの文書フォーマット「Office Open XML(OOXML)」の標準化を否決したことが、OpenOffice.orgへの参加理由の1つだとしている。 IBM Lotus部門のストラテジー担当ディレクター、ダグ・ハインツマン氏によると、同社は以前から、コラボレーション・スイート「Lotus 8」に含まれるアプリケーションの開発にOpenOffice.orgのコードを利用してきたが、今までは正式なメンバーではなかったという。IBMは今後、同プロジェクトにコードを提供し、LotusとOpenOffice.orgの統合を目に見える形で進めていく予定だ。 ハインツマン氏は、ISOが
米国下院は9月7日、米国の特許制度を全面改訂する特許改革法案(Patent Reform Act of 2007)を賛成225票、反対175票で可決した。同法案については、多くの民主党員をはじめ、MicrosoftやIBMなどの大手ITベンダーが支持を表明する一方、多くの共和党員、小規模発明家、一部の労働組合などが反対していた。 特許改革法案が現行法と異なる点の1つは、特許侵害訴訟において裁判所が賠償額算定方法を変更できるようになることだ。製品の一部が特許を侵害している場合、裁判所はその製品全体の価値を判断して賠償額を決定するというのが今のやり方だが、それに対し同法案では、裁判所は侵害部分の価値だけに基づいて賠償額を決定することが可能になる。ただし、このようにして決定することが義務づけられるわけではない。 また、米国特許商標庁(USPTO)によって特許が付与されてから1年以内であれば、特許
AMDはまもなく発表される予定のATIビデオカード用ドライバのオープンソース化について、今朝われわれLinux.comに対しブリーフィングを行なった。間違いない――AMDは9月10日、ATIビデオカード用のコードと仕様をインターネット上で公開する。 AMD上級副社長兼CTOであるPhil Hester氏、AMDのOperating System Research Centerのディレクタを務めるChris Schlaeger氏、AMD広報担当マネージャJon Carvill氏の三氏に話を聞いたところ、以前Slashdotに投稿されていた噂、すなわちATI Radeon X1000シリーズとHD 2000シリーズのビデオカード用の2Dドライバと3Dドライバについて、コミュニティ主導でコミュニティがメンテナンスを行なうために必要なすべてのことをAMDが来週公開するという噂が事実であるということ
【ITpro Challenge!】「世界を変えられるのはコードだけ」---はてなCTO伊藤直也氏が明かす“ネトゲ廃人”から“なりたかった自分へ”の道のり 「本当の意味で世界を変えられるのはコードだけ。コードとインターネットの力で,10万人を驚かすことができた」---はてな 取締役最高技術責任者 伊藤直也氏は9月7日,イベントITpro Challenge!でこう語った。アルファギーク(技術の方向性を指し示す先鋭的なエンジニア)の代表格とも目される伊藤氏は,意外にも「ネトゲ廃人(ネットワークゲーム中毒者)」で「不満を会社のせいにしていた甘ちゃん」だったという。 ネトゲにはまった「何も生み出さない3年間」 伊藤直也氏とコンピュータの最初の出会いは早く,幼稚園の時に父親が買ってきた8ビット・パソコンで,雑誌に載っていたゲームのプログラムをキーボードから入力して遊んでいたという。だが,中学や高校
AMD は内蔵グラフィックの AMD690G と、UVD 搭載の HD2400/2600 シリーズなんかは一部の人らで流行ってます。 前者は低コスト・低消費電力・静穏・そこそこ高性能デュアルコアな MicroATX(もちろん ATX ケースでも ok ですよ?) 環境をとてもお手軽に作れるんですが、最新のゲームとかしないならば AMD690G はかなりいいですよ。特に BE-2300/2350 との組み合わせが強いですね。そこそこのゲーム (バイオハザード4) なんかも割とサクサク動いてます。所詮は内蔵グラフィックなので過度な期待はできませんが。 アイドリング時は Cool'n'Quiet や CrystalCPUID なんかを活用すれば、ほとんど CPU 温度が上がらないくらいの超低消費電力状態で、コンパイル時などパワーが必要なときにはきっちり性能が出ますので、どちらかというと、瞬間的な
さて、音楽配信メモにもあるように、違法コピーのダウンロードを私的複製の外に置き、これを違法化する動きが固まりつつあるようで、当ブログとしては反発せざるを得ない状況にあるといえる。本来であれば、馬鹿馬鹿しい、とか、クソッタレの一言で済まされてしまいそうな話なのだけれども、どうもこれを議論する権利者サイドの人達にはそういう感覚はないようで、きちんと反論しないといけないね、というお話。タイトルは非常にお下品ではございますが、一言で言い表すとしたら、それ以外になかったもので。ちょっと長めのエントリになってしまいましたが、最後まで読んでいただければ幸いです。 ●著作権法30条を改正。ネット上に上がってる違法な著作物(着うたやらMP3やら動画やらP2Pやら)をユーザーがダウンロードすることを「犯罪」にする (中略) 実効性の話でいうと「違法著作物を“情を知って”ダウンロードする場合」という条件が付く。
コンテンツ産業がYouTubeと手を取り合わなければならない理由は数多く存在する。その1つにはプロモーション効果を期待できることや、「うまくいけば」ではあるが、プロモーションと同時に広告収入も見込める。今回はそれとは別に、YouTubeがもたらす新たな視聴スタイルがコンテンツ産業に、特にビデオコンテンツ配信サービスにどのような影響を及ぼすのか、ということを考えてみるよというお話。個人的には、PC上でビデオコンテンツを楽しむというスタイルの確立において、YouTubeの果たした役割は大きいと考えている。しばらく、ほぼネットに繋がっていない状況だったので、思いついたことをつらつらと書いてみるよというところです。 コンテンツ産業がインターネット上でのコンテンツ利用において目指している状況、それは完全なる「 pay or nothing 」の状態である。つまり、支払わなければ見ることが出来ない、も
以前に書いた「私的録音録画補償金:「制度で決められているから正しいのだ」という意見と「その制度は正しいのか?」という疑問と 」というエントリの続きです。 さて、前回のエントリの要約、というか私が主張したかったこととしては、私的録音録画によって損害は生じ得ない、にもかかわらず、それは制度として確立してしまったがゆえに、「利益」を生んでいることが、業界団体を強情なまでに補償金ありきの議論を行わせているという状況を生み出している、というところ。 で、最近の議論を見てみるとこんな感じ。まぁ、紹介しなくても見ている人のほうが多そうだけど一応ね。 補償金はDRM強化よりまし?- 私的録音録画小委員会で議論 (ITmedia) 「ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足 (音楽配信メモ) 【補償金】Q.2 補償金とDRMの究極
Recent entries Apache2.4のリリース予定は来年(2011年)初め(あくまで予定) inoue 2010-12-23 Herokuの発音 inoue 2010-12-20 雑誌記事「ソフトウェア・テストPRESS Vol.9」の原稿公開 inoue 2010-12-18 IPA未踏のニュース inoue 2010-12-15 労基法とチキンゲーム inoue 2010-12-06 フロントエンドエンジニア inoue 2010-12-03 ASCII.technologies誌にMapReduceの記事を書きました inoue 2010-11-25 技術評論社パーフェクトシリーズ絶賛発売中 inoue 2010-11-24 雑誌連載「Emacsのトラノマキ」の原稿(part8)公開 inoue 2010-11-22 RESTの当惑 inoue 2010-11-22 「プ
“w32/Ramex.A” (後にFSecure はW32/Skipi.A、Symantec はW32.Pykspa.Dと命名)というSkype for Windowsユーザに感染の恐れのあるウイルスが発見されました。感染すると、他のユーザへリンクを含んだチャットメッセージを自動的に送信し、このリンクから他のユーザへ感染を広げるものです。 チャットのメッセージ自体には数バージョンあり、自然な口調で書かれているため、友人が実際に送っているものと考えてクリックしてしまう可能性があります。ただし、リンクをクリックし、リンク先のファイルをダウンロード、そしてそのファイルを実行しない限り、感染することはありません。 Skypeは、このワームに関してすでにアンチウイルスソフトウェアを提供する会社と連絡を取り合っており、ただちにワームの存続を絶ち、その影響を止めるためにアンチウイルスソフトウェアのアップ
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問題はICタグのセキュリティーです。各学校の校門にアンテナがあってICタグとの電波のやりとりから、第三者に読み取られる危険性があります。今回はこどもたち、一人一人が個別の番号を持ちます。従ってICタグの番号でこどもを特定できるわけですから、ICタグをつけることによって新たな危険性はないのかどうかを質問しました。 メーカーさんの説明では、情報を読み取られるか否かについては、残念ながら読み取られます。しかし、それは番号のみであって、その番号の子どもの特定まではできませんとのことでした。その仕組みを説明されましたが、専門的ですぐには理解できませんでしたので大変失礼かと思いましたが、子どもを特定できないと保証できますねと確認させていただきました。大丈夫ですとの答えでした。 http://kidoakira.exblog.jp/7414279/ いつもの錯誤。 ICタグの番号だけでこどもの名前などを
自己防衛すらままならなかったら、どうすればよいのだろうか、と思うと、今回の話がなんの留保もなしに通ってしまったら、「日本のインターネット終了のお知らせ」「インターネット先生の次回作にご期待下さい!」になってしまうのではないかと危惧している。 あと2回を残した委員会の議事進行を見てると、もうこの2つは確定的になってしまったという感じ。前回の小委員会で「30条を改正して違法著作物のダウンロードを私的複製の外に置くというのは、概ね了承を得た」という文化庁のまとめに対して俺は「いや、僕は了承してないし、これ僕どうしても止めたいんですけど、それはどうすればいいんでしょう? これもう決まっちゃったことなんですか?」と身も蓋もない疑問を口にしたら、会場全員苦笑いみたいな空気に包まれて俺がいたたまれなくなったりもしたんだけど、本当にこれ、補償金とかどうでもいい小さな問題で、多くのネットユーザーを潜在的に犯
話のネタはありながら、気が付けば木曜日となり、どうやら毎週木曜日に書くという習慣が自分の中に根付いたようです。 さて今日はC++の話です。ActiveBasicもバージョン5で色々と変わりそうですが、C++も目下新規格の制定に向けて話が進んでいます。その新規格は現在のところ、C++0xと呼ばれています。勿論200x年中の制定を見込まれているからですが、最近ではC++09という言葉もちらほら見かけ始めている気もします。 なお、そんなC++0xの様子はC++の標準化委員会のページで窺い知ることができます。 http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/ JTC1/SC22/WG21 – The C++ Standards Committee その中でも今回紹介したいのはムーブセマンティクス (move semantics)と右辺値参照 (rvalue refer
Latest topics > getElementsByなんちゃら の代わりにXPathを使う 宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! « 不可逆的な変化に対する感じ方と、死 Main CSS3セレクタとXPathでの表現の対応表 » getElementsByなんちゃら の代わりにXPathを使う - Sep 09, 2007 拡張機能勉強会の時に焚き付けられた、Text Shadowのコード(textshadow.js)を教材にして拡張機能開発のノウハウを解説していくシリーズ。 W3CのDOMでは、要素ノード(およびそのリスト)を得る方法として以下の方法がある。 getElementById(aName) IDをキーにして単一の要素ノー
80年代に消滅しかけたハッカー倫理を実現するコミュニティは、リチャード・ストールマンの孤軍奮闘ともいうべき活動によって細々とだが生き延びていた。 リチャード・ストールマンはソフトウェアは私有すべきではないという信念のもとFSF (Free Software Foundation)を立ち上げ、GNU (GNU's Not Unix) というUnix互換のOSを作ろうとしていた。エディタ(emacs)、コンパイラ(gcc)、shell script (bash)、デバッガ(gdb) などなど様々なフリーソフトウェアを精力的に開発し、公開していった。 MITのAI研究所はLispマシンの商用化によって壊滅的な打撃をうけていた。優秀なハッカーたちは高給で商用Lispマシンベンダに雇用され、ソフトウェアの共有は、知的財産権の名の下に不可能になった。DECがPDP-10のサポート中止した結果、彼らのよ
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