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ブックマーク / wiredvision.jp (40)

  • 第55回 ものづくり革命 | WIRED VISION

    第55回 ものづくり革命 2011年5月16日 カルチャーハッキングデザイン コメント: トラックバック (0) フィードカルチャーハッキングデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 2年ほど前に電子工作再発見という記事で最近の電子工作ブームについて解説しましたが、電子回路のような機械の中身部分だけでなく、筐体でもメカでも何でもかんでも自分で作ってしまおうという「パーソナル・ファブリケーション」という考え方がトレンドになりつつあります。 パーソナル・ファブリケーションとは、MIT教授のNeil Gershenfeld氏がものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明けという著書で提唱しているものです。 従来は個人の工作と言えば市販の板や棒などの素材を曲げたり削ったりして加工するのが普通でしたが、最近は光硬化樹脂や石膏パウダーなどを重ねて3次元物体を作りあげる「3次元プリ

  • 第53回 NFC革命 | WIRED VISION

    第53回 NFC革命 2011年3月10日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 「NFC」(Near Field Communication)というキーワードが最近話題になっています。NFCとは、SuicaのようなRFIDタグで使われている無線通信の規格です。日ではソニーが開発したFeliCaの仕様に準拠したSuicaやICOCAのようなカードが沢山利用されていますが、海外ではフィリップスが開発したMIFAREという規格のカードの方が広く使われており、日でもTaspoではMIFAREカードが利用されています。FeliCaとMIFAREは規格が異なっていますが、共通部分であるNFCがISO規格として標準化されています。 NFCがISOで標準化されたのは2003年のことです。Suicaが近年爆発的に普及した一

    f99aq
    f99aq 2011/05/12
  • 第52回 自己正当化の圧力 | WIRED VISION

    第52回 自己正当化の圧力 2011年2月10日 サイエンス・テクノロジー社会 コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー社会 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 人はいつでも自分の判断は正しいと思っており、余程痛い目にあわないとなかなか反省しないものです。大抵の説教は役にたちませんし、叱られたときは謝る前に言い訳してしまいます。 悩んだ後に難しい判断をした場合や、間違った選択をしてしまった場合、自分の行動は正しかったという理由を無理矢理捜して自分を納得させることがあります。 一方、何気ない選択行動をした後でも、人間は常に自分の行動は正しかったと解釈しがちであることが知られています。自分の行動は正しかったと信じることによって心の平安が得られるからだと思われます。 このような「自己正当化の圧力」は非常に強いものであり、Carol TavrisとElliot

  • 第49回 電子書籍のインパクト | WIRED VISION

    第49回 電子書籍のインパクト 2010年11月11日 ITカルチャーメディアデザイン コメント: トラックバック (1) フィードITカルチャーメディアデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 最近「電子書籍」への期待が高まっています。の値段が安くなるかもしれないとか、オンラインですぐ購入できるとか、大きなを何冊も持ち歩くことができるとか、棚が片付くかもしれないとか、小さな嬉しさは沢山あるはずですが、こういう変化は量的な変化であり、根的な質的変化ではありませんからあまり強調しても仕方が無いようにも思われます。 どんな山奥に住んでいたとしても、電話や郵便が使えるならば、ネットで検索した最新の洋書を数日で入手することが可能なわけですから、前述のようなメリットしか無いのであれば電子書籍によって人々の生活が劇的に変化することはないでしょう。 しかし電子書籍の導入によってシス

  • 第48回 Webでプログラミング | WIRED VISION

    第48回 Webでプログラミング 2010年10月12日 ITハッキング コメント: トラックバック (0) フィードITハッキング (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 文書もメールもWeb上で管理する「クラウドコンピューティング」があたりまえになってきましたが、プログラムの開発はまだ手元のパソコンの上で行なわれるのが普通です。 たとえばWindowsのプログラムを開発する場合はWindows上のVisual Studioのような開発ツールを利用するのが普通ですし、iPhoneのプログラムを開発する場合はMacintosh上のXcodeのような開発ツールを利用するのが普通です。Unix上のプログラムを開発する場合はUnixマシン上でEmacsのようなテキストエディタを使ってプログラムを作成し、Unixマシン上のコンパイラを使って実行プログラムを生成するのが普通です。いずれにしても

  • 第47回 じっくりとあっさり | WIRED VISION

    第47回 じっくりとあっさり 2010年9月14日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 操作の時間によって挙動が変わるインタフェースは一般には推奨されていません。装置の使い方に慣れていない人がゆっくり操作したときうまく動かないようなことがあると困るからです。このため、普通のパソコン操作ではマウスボタンを速くクリックしてもゆっくりクリックしても動作は変わらないようになっています。 ボタンの数が少ない機器では、ボタンの長押しに特別な機能を割り当てているものがありますが、割り当てられた機能と長押し動作との関係を覚えることが難しい場合は使いにくく感じられます。 「#」キーを長押しするとマナーモードになる携帯電話がありますが、「#」の長押しとマナーモードの関係を直感的に覚えることは困難です。また、Windowsのシフト

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    f99aq 2011/01/29
  • 第38回 ユーザ評価の落とし穴 | WIRED VISION

    第38回 ユーザ評価の落とし穴 2009年12月16日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 人間が利用するシステムを作るときは必ずユーザ評価が必要です。開発の初期段階において客観的な他人の目で見てもらうことにより、問題を早期発見することができますし、全くスジが悪いようであれば最初から考え直すこともできます。少人数のテストユーザに評価してもらうことによって劇的に問題点が減ることが知られています。 完成したシステムについてもユーザ評価は重要です。新しいユーザインタフェースシステムを開発した研究者は、学会で論文を発表することによってそのシステムを世に広めるのが普通ですが、論文を発表するためには、識者による論文査読を通過する必要があります。新規でないシステムや有用でないシステムなど、発表する価値が無いシステムは査読の段階で問題点が指摘され、論文として発表されないようになっています。 この

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    f99aq 2009/12/25
  • 第36回 手品とインタフェース | WIRED VISION

    第36回 手品とインタフェース 2009年10月14日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 奇術や手品は人間の錯覚や勘違いを最大限に利用したエンターテインメントです。人間は錯覚や勘違いの固まりですから、突然何かが変化しても気付かなかったり/慣れたものを見逃すことが多かったり/手品の達人は観客の目前でも易々とイリュージョンを見せることができ、観客はそれを見て驚き楽しむことができます。人間の知覚能力や認識能力がたいしたものではないという事実は多くの場合は不利だと思われますが、そのおかげで未熟な技術でも実用的に使えて都合が良いこともあります。テレビ映画は1秒間に30枚以下しか画面を表示していないにもかかわらず、動画がなめらかに動くように見えるのは人間の知覚能力が低いおかげといえるでしょう。 勘違いをしやすいという点は、逆に考えるとイリュージョンを見る能力があるという長所だと考えること

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    f99aq 2009/11/28
  • 第37回 安定感を求めて | WIRED VISION

    第37回 安定感を求めて 2009年11月10日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 汚い部屋にゴミを落としても拾う気になりませんが、綺麗な床の上にゴミを落とした場合は拾うかもしれません。汚い部屋のゴミが多少増えても部屋が汚い状況は変わりませんが、ひとつでもゴミがあると「綺麗な床」は「汚い床」に変わってしまいますから、もとの状態を保つためにはゴミを拾う必要があります。人間は安定した状態を好むもののようで、不安定な状態や整合がとれない状況を見ると気持ち悪く感じられますし、安定した状態が長く続くような行動をとりがちです。下図の左側のような状態はいかにも不安定ですから、こういう様子を見たら右のようにグラスを移動したくなるのが人情です。 割れた窓ガラスが放置されているような地域では治安の悪い雰囲気が定常化して犯罪が増えるが、小さな犯罪もきちんと取り締るようにすれば意識が変化し、結果的に大

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    f99aq 2009/11/28
  • 第35回 覗き見対策 | WIRED VISION

    第35回 覗き見対策 2009年9月15日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) パスワードを使って計算機やWebサービスにログインするとき、パスワードは「****」のように伏字で表示されるのが普通です。秘密のパスワードが表示されて他人に見られると大変ですから、このような方法で入力文字を隠すのは当然と考えられていますし、他人がパスワードを入力しているときはキー操作が見えないように別の方を向くのが常識的なマナーだと思われています。 ところがユーザビリティの専門家であるJacob Nielsen氏が6月23日に突然、自分のブログで「パスワード入力の伏字は有害である」と言いだしました。 伏字が有害だとNielsen氏が言った理由は以下のようなものです。 ユーザの操作に対しては常にフィードバックが返るべきである 当にパスワードを盗もうとする奴はキーボードを見るから伏字にしてもあまり意味が

  • 『Skype』通話を盗聴可能:ソースコードを作者が公開 | WIRED VISION

    前の記事 木製ショッピングバッグのような、日製のスピーカー バーチャルハンド:筋肉の動きで手書き文字を再現 次の記事 『Skype』通話を盗聴可能:ソースコードを作者が公開 2009年9月 1日 Kim Zetter 『Tech World』の記事によると、VoIP(Voice-over-IP)電話の会話を傍受して記録するマルウェアを作ったスイスのプログラマーが、そのソースコードをオンラインで公開した。その目的は、『Skype』のようなプログラムの脆弱性に注目を集めることと、警察がこのマルウェアをひそかに監視に利用するのを妨害することだという。 33歳のRuben Unteregger氏は、2006年に、以前の雇い主であるスイスのERA IT Solutions社のために『MiniPanzer』と『MegaPanzer』のコードを書いた。同社はこれらのマルウェアを、監視への利用を目的とす

  • 第32回 マクロで楽々HTML | WIRED VISION

    第32回 マクロで楽々HTML 2009年6月 8日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) Cのプログラムでは、定義された規則に従ってプログラム中の文字列を別の文字列に置き換えるマクロ機能を利用することができます。たとえばプログラム中で以下のような記述をしておくと、 #define SIZE 100 その後に出現するSIZEという文字列はすべて100という文字列に置き換えられるので、 char array[SIZE]; のような記述は char array[100]; と書いたのと同じことになります。 これは100バイトのメモリ領域を確保するための宣言文であり、この領域を利用するプログラムは100バイト以上のデータをこの領域にコピーしたりしないように注意しなければなりません。領域サイズは仕様変更などにより変更される可能性がありますから、サイズに依存する部分では以下の例のように「10

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    f99aq 2009/07/13
  • 山路達也の「エコ技術研究者に訊く」 世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) | WIRED VISION

    世界は、石油文明からマグネシウム文明へ(1) 2009年7月 3日 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 化石燃料の枯渇が迫っているが、自然エネルギーだけで今の世界経済を支えることはできない。理想のエネルギーと言われる核融合への道もまだ遠い……。だが今、エネルギーや資源の問題を一挙に解決するかもしれない研究が進んでいる。その鍵はマグネシウム。海水に無尽蔵に含まれるマグネシウムを取り出し、エネルギー源として利用。生じた酸化マグネシウムは、太陽光レーザーを使ってマグネシウムに精錬する。この壮大な計画に取り組むのが、東京工業大学の矢部孝教授である。 マグネシウムを燃やして、エネルギー源にする 金属マグネシウムは、携帯電話を始めとする電子機器や飛行機、自動車などで広く使われる。 ──次世代エネルギーとして、マグネシウムを用いる研究を進めているとお聞きしました。マグネシウム

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    f99aq 2009/07/04
    まずは Mg がどれくらい下るかなのかなぁ
  • 第31回 安全と安心 | WIRED VISION

    第31回 安全と安心 2009年5月11日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) ISO(国際標準化機構)/IEC(国際電気標準会議)のGuide 51という規格(規格に安全面を導入するためのガイドライン)では、安全とは「受け入れ不可能なリスクがないこと」と定義されています。ここでいうリスクとは「利を求める代償としての危険」のことで、自然災害のような受動的な危険はリスクと呼びません。富士山は噴火する危険はありますが、噴火するリスクがあるとは言いません。電話やネットのように便利さを求めるものにはオレオレ詐欺にひっかかるリスクがあったりすることになります。つまり、能動的な行動にリスクはつきものですが、リスクが充分小さいものは安全であると数値的な解釈ができることになります。 このように安全は客観的に定義が可能ですが、安心は主観的なものなので、必ずしも安全さと安心感は比例しません。例えば、

  • 第30回 スクローリングの小細工 | WIRED VISION

    第30回 スクローリングの小細工 2009年4月24日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) スライダやスクロールバーのようなGUI部品は広く便利に使われていますが、これらの由来や発明者についてはあまり知られていないようです。スライド式の可変抵抗器は昔から使われていましたから、計算機上でもこのような部品を利用したくなる気持ちは理解できますが、スクロールバーのような動きをするものは現実世界に存在しませんから、誰がどのようにしてこのようなGUI部品を発明したのかは興味深いところです。 これらの部品は、大きなテキストの一部を表示したり数値を調整したりするのに便利ですが、巨大なテキストを扱ったり値を微調整したりすることは簡単ではありません。 たとえば縦の長さが500ドットのスクロールバーを利用する場合、ノブを1ドット移動したときは表示を1/500ほど移動させる必要がありますから、5万行のテ

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    f99aq 2009/04/26
  • スペースシャトルは窓を92回交換:宇宙ゴミの威力 | WIRED VISION

    前の記事 紫外線に当てると自己修復する新塗料 スペースシャトルは窓を92回交換:宇宙ゴミの威力 2009年3月17日 Alexis Madrigal スペースデブリ(宇宙ゴミ)が米航空宇宙局(NASA)の現在および今後のミッションにとって大きな脅威の1つとなっていることは知られているが、宇宙ゴミが過去のミッションに及ぼした影響の記録は、これまでほとんど公開されていなかった。 しかし、米ジョンソン宇宙センターの超高速衝突技術施設(Hypervelocity Impact Technology Facility)が持つデータによると、宇宙ゴミのほんの小さな破片(素材は塗料やアルミニウム、鋼鉄など)との衝突は、スペースシャトルのミッションではよくあることのようだ。 『STS-50』[1992年6〜7月]から『STS-114』[2005年]までの54回のミッションで、宇宙ゴミや流星がスペースシャト

  • 第28回 不在問題 | WIRED VISION

    第28回 不在問題 2008年12月 5日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 何かが存在することを示したり存在に気付いたりすることは簡単ですが、存在しない事物をうまく扱うことは簡単ではありません。シャーロックホームズの白銀号事件(Silver Blaze)では、事件発生時に犬が吠えなかったという事実に気付いたホームズが、それを手掛かりに事件を解決しました。何かが起こらなかったということに着目できたのはホームズならではということでしょう。これは「鳴かなかった犬の推理」(The dog that didn't bark)と呼ばれ、様々な場合に有効な思考法だそうですが、我々はホームズではありませんから、存在しないものには普段はなかなか気付きにくいものです。 利点を沢山聞かされたときは欠点に気付きにくいでしょうし、立派な理屈を並べたてら

  • GPSシステムに脆弱性:偽のGPS信号で受信機をだます | WIRED VISION

    GPSシステムに脆弱性:偽のGPS信号で受信機をだます 2008年9月30日 IT コメント: トラックバック (0) Priya Ganapati Photo:Dave77459/Flickr 何百万台ものGPSベースのナビゲーション機器が出回っているいま、そろそろこんな疑問が出てもいい頃だろう――GPSのネットワーク自体が攻撃されたどうなるのだろうか。 バージニア工科大学とコーネル大学の研究者たちが、1年以上の時間をかけて、偽のGPS信号を送信して受信機をだませる機器を開発した。 「GPSは、電力網や水道システムと同じように技術基盤に組み込まれている」と、電気・コンピューター工学の教授でコーネル大学のGPS研究所の所長でもあるPaul Kintner氏が声明の中で述べている。「攻撃された場合、重大な影響を受けるだろう」 GPSは米国政府が構築したナビジェーション・システムで、特定の軌道

  • 第22回 大きなデータを眺める | WIRED VISION

    第22回 大きなデータを眺める 2008年5月16日 IT コメント: トラックバック (0) (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 下図はMacintoshの Disk Inventory X というソフトで私のホームディレクトリの中のファイルの大きさを視覚化したものです。 大きなファイルが大きな矩形で表現され、ファイルをまとめたフォルダも矩形として階層的に表現されています。 一方、下図はWindowsの SequoiaView というソフトを使ってファイルの大きさを視覚化した例です。 後発のDisk Inventory Xは、おそらく SequoiaView に触発されたと思われるので外見がよく似ていますが、階層的に配置した矩形の集合でファイルサイズを表現するという方法は、University of Maryland の Human-Computer Interaction

  • 最終回 暇申 その2 | WIRED VISION

    最終回 暇申 その2 2008年5月 7日 社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 白田秀彰の「現実デバッグ」はこちら。) 突然だが、「現実デバッグ」が打ち切られることになった。まだまだ法や制度に関連した諸事諸物について、語っていくつもりだったので、残念ではある。この連載を楽しみにしていたような奇特な読者がいたのだとしたら、お詫び申し上げたい。先の「網言録」に比較すれば、アクセス数を稼げていたとはいえ、WIRED VISION全体の雰囲気からすると、相変わらず異質であったことは、私も否定できないので、江坂編集長から遠慮がち かつ丁寧な打ち切りの連絡があったときも、特段驚きはしなかった。むしろ、編集部の大幅な刷新の話を聞いたほうが驚いた。 連載は、前半と後半に分けられる。前半はなんとかWIRED VISIONの雰囲気に合わせようと、コンピュータの仕組みを現実の国制に適用してみ

    f99aq
    f99aq 2008/05/07
    またしても