新型コロナウイルスの全国の感染状況は、今月18日までの1週間では1つの医療機関あたりの平均の患者数が5.6人で、前の週の1.1倍となっています。 厚生労働省は「全国的に緩やかな増加傾向が続いているほか、沖縄県では第8波のピークに近い水準になっているため引き続き注視したい」としています。 厚生労働省によりますと今月18日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から2451人増えて2万7614人となりました。 また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は5.6人で前の週の1.1倍となりました。前の週から増加が続くのは11週連続となります。 都道府県別では多い順に▽沖縄県が28.74人▽鹿児島県が9.6人▽千葉県が7.57人▽愛知県が7.22人▽埼玉県が7.02人などとなっていて、32の府県で前の週より増加しています。このほか、今月18日までの1週間に新た
厚生労働省は23日、全国約5000の定点医療機関から報告された12~18日の新型コロナウイルスの患者数が1医療機関あたり5・60人だったと発表した。前週比1・10倍で、増加傾向が続いている。特に沖縄県の感染状況は深刻で、救急医療の制限を余儀なくされている。同県の医療関係者は「入院が必要な人が入院できなくなる医療崩壊が来週にも起こり得る」と危機感を募らせる。 沖縄県の12~18日の患者数は1医療機関あたり28・74人で、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行した直後から1カ月あまりで4・73倍に急増した。県によると、新型コロナの入院患者数は500人を超え、今年1月の第8波を既に上回っている。
浦添市公式ホームページへようこそ。暮らしの情報や「てだこ(太陽の子)のまち浦添」の魅力を日々発信中!アカウント登録であなたが気になる情報をいち早くお届けします。
「沖縄へ行っていれば、私も死んでいただろう」。今年100歳を迎えた元日本兵の男性は静かに語りました。戦時中、同じ北海道出身の仲間たちが沖縄へ送られ、「あらゆる地獄を集めた」とも表現された戦場で多くが命を落としました。戦後、慰霊碑の建立に関わった男性は、今、何を思っているのでしょうか。(室蘭放送局 篁慶一) 激戦地に建つ慰霊碑沖縄県浦添市 前田高地 沖縄県浦添市に「前田高地」と呼ばれる標高120メートルほどの丘陵地があります。緑に覆われた現在の姿からは想像できませんが、78年前の沖縄戦では日本軍の司令部がある首里を目指すアメリカ軍と、それを食い止めようとする日本軍の間で激しい戦闘が繰り広げられました。 日米あわせて数千人が亡くなったとされています。 生存者で、戦後の沖縄研究をけん引した外間守善さんがみずからの体験をまとめた「私の沖縄戦記」や、アメリカの映画「ハクソー・リッジ」などでも当時
物流業界でトラックドライバーの人手不足の深刻化が懸念されているいわゆる「2024年問題」への対応の一環として、消費者庁はネット通販などで広がっている送料無料表示の見直しのための検討を始めました。 物流業界では、来年4月からトラックドライバーへの時間外労働の規制が強化されるため人手不足の深刻化や輸送量の減少が懸念されていて「2024年問題」と呼ばれています。 一方、ネット通販などでは「送料無料」の表示が広がっていて、物流業界からは配送にはコストがかからないという誤解を消費者に与え、荷主との適正な料金交渉を難しくしているなどと見直しを求める声があがっていました。 こうしたことから消費者庁は、無料表示の見直しを検討するための意見交換会を23日初めて開き、全日本トラック協会の馬渡雅敏副会長から運送業界の現状などを聞きました。 馬渡副会長は、「『送料無料』という表現はやめてもらいたい。このままでは物
6月23日、国立感染症研究所は国内初、そして世界初となる「オズウイルス感染症」の症例を報告しました。 オズウイルス感染症とは、どのような感染症なのでしょうか? オズウイルスとは?オズウイルスはオルソミクソウイルス科トゴトウイルス属に属するウイルスです。 このウイルスが見つかったのは比較的最近のことであり、2018年に愛媛県のタカサゴキララマダニというマダニからオズウイルスが見つかったことが報告されています。なお、このオズウイルスは現時点では日本以外の国では見つかっていません。 オズウイルスは、アメリカで報告されている重症のマダニ媒介感染症であるバーボンウイルスなどと近縁のウイルスであり、マウスに感染させると重症化することが分かっていました。 また、この後行われた疫学調査では、山口県、和歌山県、三重県、大分県、岐阜県、千葉県のイノシシ、サル、シカなどの動物がこのオズウイルスの抗体を持っている
コロナ禍で広がった在宅勤務とビデオ会議。その影響で一気に市場を獲得した製品の1つが骨伝導イヤフォンであるといっていいでしょう。その骨伝導で名をはせたShokzが、次はオープンイヤーイヤフォンに参入(骨伝導ではない)。しかも、「究極の着け心地にこだわった」というのですから、そのクラウドファンディングが注目を集めるのも分かります。 オープンイヤーという方式について、少し説明しておくと、要するにイヤフォンなのに耳をふさがないということです。だから、言ってみればノイキャンの逆方向への進化です。 もちろん耳をふさがないタイプのものは昔からありました。それこそ、耳の近くに小さなスピーカーをぶら下げるというようなものです。でも、そういうものは、当たり前ですが、派手に音漏れという全部聞こえるようなものもあり、あくまでも1人で部屋で聞くという類いのものでした。 しかし近年増えてきたオープンイヤーワイヤレスイ
まず、全世代型社会保障では、1)子ども・子育て支援、2)働きかたに中立的な社会保障、3)医療・介護の制度改革という3本の大きな柱が立てられている。政策のリストは広範にわたる。だが、令和5年度(2023年度)の改正で、現実に具体的な制度改革に結びついたのは、出産育児一時金の増額やかかりつけ医の法制化支援など、ごく一部だ。 むしろ議論の焦点は、現役世代の受益を大胆に拡大することよりも、高齢者の負担を増大させ、現役世代の不満を和らげることにあった。事実、介護サービスの利用時負担の引きあげ、国民年金の保険料納付期間の延長、75歳以上の後期高齢者医療の保険料の引きあげ等、財源問題は陰に陽に議論の俎上に載せられた。 統一地方選挙前という事情もあって、実現したのは、後期高齢者医療の保険料引きあげだけだった。乏しい財源を高齢者に求め、出産を控えた世帯に現金を配る、現役世代の保険料負担を軽減するというこぢん
明治期、肥前町高串地区を襲ったコレラの防疫に懸命に尽くした唐津警察署の巡査です。 生い立ち 明治2年(1869年)8月10日に、当時の熊本県泗水(しすい)村(現在の菊池市泗水町)の裕福な増田家の長男として、増田敬太郎さんは誕生しました。おおらかな性格の敬太郎さんは、誰からも好かれる人物で、永島塾で漢学を、後藤塾では数学や測量学を学び、数学の天才と言われていました。阿蘇郡馬見原(あそぐんまみはら)(現在の熊本県山都町)の用水路工事や北海道開拓、泗水村での養蚕業など世のため人のためになることを次から次へと行う人物でした。 明治28年、日清戦争が始まった頃、熊本県泗水村にいた敬太郎さんは、どうにかして世の中のためになる仕事がしたいと熱望し、偶然、佐賀県巡査(警察官)募集の広告が目にとまり、すぐに「私の進む道は、国のために働ける巡査しかない」と決心しました。 高串(たかくし)地区でのコレラとの闘い
子育て支援策を充実させるため、埼玉県や県内の市町村は、独自の支援策を打ち出しています。各自治体が今年度始めた、主な支援策をまとめました。 埼玉県と東部地域・中央地域のあわせて25の市と町の主な支援策をまとめています。 コバトンベビーギフト 埼玉県は、市町村が実施する子育て支援事業に上乗せし、子どもが生まれた世帯に対し、新生児1人あたり最大1万円相当のベビーギフトを配布しています。 ベビーギフトは、食品のセット、赤ちゃん用品のセット、スキンケアのセット、それに木製のおもちゃの6種類から選ぶことができます。この事業を行う市町村が対象者に配布している申請書で、申し込む必要があります。 子どもの居場所作り事業 子ども食堂などの居場所作りを促進するため、拠点の設置や拡大などに必要な経費を、通常の団体で300万円まで補助することにしています。
沖縄はきょう6月23日、太平洋戦争末期の沖縄戦から78年の「慰霊の日」を迎え、各地で平和への祈りがささげられています。戦没者追悼式で沖縄県の玉城知事が読み上げた「平和宣言」の全文です。 1945年、今から78年前、ここ沖縄で一般住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が繰り広げられました。 90日に及ぶ鉄の暴風は島々の山容を変え、豊かな自然と文化遺産のほとんどを破壊し、20万人余りの尊い命を奪い去りました。 沖縄県民は、地上戦だけではなく、南洋諸島からの引き揚げ船の撃沈や、学童疎開船の犠牲、10・10空襲、学徒の動員、戦争マラリアなど、想像を絶する被害を受けました。 毎年、6月23日を迎えるたびに、戦争体験者が戦争の不条理と残酷さを、後世に語り継いできてくれた実相と教訓を胸に刻み、あらゆる戦争を憎み、二度と沖縄を戦場にしてはならないと、決意を新たにするのです。 戦後27年に及ぶ米国統治を経て、1972
甥の山上徹也が安倍晋三元首相を銃撃した2022年7月8日の事件から、まもなく1年が経とうとしている。 事件後、私はマスコミ関係者に事件の背景を説明してきた。徹也の幼い頃に父親(私の弟)が自死したことや、徹也の母親が旧統一教会に多額の献金をしたことが原因で一家が破産したこと、さらには障害者だった徹也の兄が将来を悲観して自死したことをなどである。そうした事件の背景を説明することが伯父としての社会的責任だと考えたからだ。 徹也の捜査は終了し起訴されたことで、私は、自分の任務を終えたと考えている。ところが事件から1年という節目が近づいているからか、最近、再びマスコミ関係者が私のところにやってくるようになった。その一つひとつに対応するつもりはないため、以下、徹也に関することを記しておくことにした。 海水浴場で見せた笑顔 まずは彼の少年・青年時代に触れておきたい。 彼の父親が自死したのは1984年、徹
新型コロナの患者が急増し八重山病院の医療が逼迫(ひっぱく)しつつあるとして、感染防止対策を呼びかける和気亨病院長=22日、石垣市の同院 【石垣】沖縄県立八重山病院の和気(わけ)亨病院長は22日、石垣市の院内で緊急の記者会見を開き、市内で新型コロナウイルスの患者が急増し「医療が逼迫しつつあり、このままでは破綻する」と訴えた。和気病院長は住民らに向けて、密室でのマスク着用や手指消毒など基本的な感染防止対策を再度徹底するよう強く訴えた。 八重山病院にはコロナ専用病床が10、重症者用が1の計11床あるが、現在は満床状態となっている。ここ1週間で感染者が急増し、地元住民だけではなく観光客が感染する事例もあるという。 発熱などの救急受診者が増え、平常時は1日40~60人程の受診者だが、17日は100人超となり、八重山病院の人員で患者を診られる限界に近い数に達した。 22日時点で一般診療に影響は出ていな
慰霊の日の23日、糸満市の平和祈念公園にある平和の礎を訪れた人たちの声です。 秋重優里さん(バスガイド・那覇市・18歳) 「明るい時間にしか来たことがなかったのですが、穏やかでしんみりとした気分になります。いろんな人が命を亡くしているので、きょうはいま幸せに暮らせていることに感謝する日です。自分がこの場所で感じたことをお客さんにも紹介できるようになりたい」 仲村渠さゆりさん(バスガイド研修の講師・読谷村) 「多くの戦争経験者がすでに亡くなり、戦争を経験していない私たちにとっては亡くなっていった方々の思いを伝えるのが精一杯。平和に対して思う日がこの慰霊の日で、犠牲の上にこの沖縄の大地が守られていることを伝えていかないといけない」 60代男性(八重瀬町) 「おじとおばの5人が沖縄戦で亡くなったと両親から聞かされ毎年、来ています。亡くなった人たちの上に今の平和があると思っています。台湾の問題など
県内では新型コロナの感染が急速に拡大していて、先週の患者数は前の週と比べて1.5倍に増えました。 患者の搬送先を探すのにおよそ1時間かかるケースも発生していて、県は軽症の場合は救急受診を控えるよう呼びかけています。 県によりますと、今月18日までの1週間に県内54の医療機関から報告された新型コロナの患者数は1552人、1医療機関あたりの平均患者は28.74人で、前の週から1.56倍に増えました。 推計される患者総数は7280人で、全国最悪の水準の感染状況が続いているとみられます。 地域別でみると、南部保健所が40.79人、八重山保健所が31.67人、那覇市保健所が29.83人、中部保健所が23.63人、北部保健所が17.80人、宮古保健所が15.25人で、すべての地域で前の週を上回りました。 県全体の入院者数は今月18日現在で507人で、重症は9人、新型コロナ専用病床の使用率は県全体で57
こう話すのは、熊本県内に拠点がある半導体製造装置メーカー「くまさんメディクス」の人事の担当者。 2023年春の入社に向けて行った採用活動では、新卒の学生26人に内定を出しました。 しかし、その後、半分が内定を辞退したのだといいます。 例年であれば、内定を出した学生のうち、8割から9割が入社するということで、半分が辞退するというのは、まさに“異常事態”でした。 一方で、この会社の白瀬嗣久社長は、この事態を予期していたと話します。 くまさんメディクス 白瀬嗣久社長 なぜ、社長は大量の内定辞退を危惧していたのでしょうか? それには、ある世界的な企業の動向が関係していました。 “あの企業”の工場が熊本に! 2021年10月、熊本にビッグニュースが飛び込んできました。 半導体の受託生産で世界最大手の台湾の企業、TSMCがソニーグループとともに、半導体の新しい工場を熊本県内に建設することを検討している
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く