出版取次大手のトーハンは6月1日、首都圏で書店を展開する八重洲ブックセンターを傘下にすると発表した。 発行済み株式の49%を鹿島建設グループから取得。社長を派遣し、7月から新体制で運営していく。 八重洲ブックセンターは、雑誌・文房具などの販売や、喫茶店、イベントホールの経営などを手掛けており、都内を中心に13店舗を構える。 トーハンによると、鹿島建設グループから「出版不況の中でも出版事業を続けていくために、業界の知見に長けたトーハンと提携したい」と打診を受けたという。 関連記事 ソフトバンク、Alibaba株を一部売却 約8700億円調達 ソフトバンクグループは、中国の電子取引大手アリババの株式を一部売却する。売却する株式の総額は79億ドル(約8700億円)になる見通し。 なぜいま松屋フーズは“とんかつ”に力を入れるのか 松屋フーズの低価格とんかつ業態「松のや」の出店が加速している――。牛