知事は法に則って口蹄疫撲滅に努めるべきである 鹿児島大学 岡本嘉六 「政治の世界は一寸先が闇」とは良く言ったものであり、「埋却地が見つからない」と発言していた某知事の真意が某大臣によって明かされた。「(殺処分した牛や豚の)埋却地についても、こちらは『とにかく早く埋めさせて』と求めたが(県などは)『(土地使用の対価となる)金の問題が片づくまで』と、少し認識が違っていた」と毎日新聞は伝えている。拡大防止よりも政府からどれだけ金を引き出すかに某知事は腐心してきたのであり、その様は某国が核開発停止の見返りに最大限の国際援助を引き出そうとした姿と二重写しになる。一方は核、一方は口蹄疫を武器に戦っていたのである。某国特有の手法だと思っていたが、某県知事も危険な脅しのテクニックを駆使していたようである。「何故擬似患畜の処分が進まないのか?」と怪訝に思っていたが、埋却地の借り上げ金額だったとは恐れ入った。
畜産関係以外の一般車両も、消毒に協力してください! 口蹄疫発生時の初動体制の法的根拠(5/11)Foot-and-mouth disease (FMD) 動物と植物の越境性疾病に対する緊急事態予防システム(5/10) 国連食糧農業機関(FAO)の4月28日のコメント(5/6) 陸生動物衛生規約(OIEの準拠法)「口蹄疫」(完 5/7) 消毒法(4/28、更新4/30) 南日本新聞(4月24日)記事 隣国における発生状況: 口蹄疫: 春風突風に乗って(2010/5/19更新) 動物衛生研究所: 「中国、香港、韓国、台湾における口蹄疫の発生状況地図(2009年1月〜)」、「海外での発生状況(平成22年4月23日現在)」 香港からの発生報告: 発生は2月5日であり、当局が確認したのが2月10日、現在も終息していないかまたはその報告がない。ウイルスはO型(SEA topotype)とされている。発
第6章 口蹄疫の緊急事態に対する早期対処緊急時計画 (仮訳) 鹿児島大学 岡本嘉六 緒言 この手引き書は、これまで口蹄疫清浄と考えられていた国の中で口蹄疫が国または地域に侵入する状況を主に取り上げる。そのような非常事態が起った場合、蔓延と風土病化への進行を避けるために、最初の感染地点または地域に病気を迅速に封じ込めることに集中するだろう。 しかしながら、記載された戦略は、口蹄疫が風土病化した国がより良い制御計画を立てこの病気を徐々に根絶する手助けとしても使えるだろう。 各国は、清浄な国または地域(ワクチン接種の有無にかかわらず)の国際(OIE)認証のために提出すべき文書化された事例となるような証明可能な根絶を目標としなければならない。 口蹄疫根絶戦略に影響を及ぼす疫学的特徴 口蹄疫のために選択された制御と根絶の戦略に影響を及ぼす多くの疫学的要素とその他の要素が存在する。それには以下のことが
日本に存在しない海外悪性伝染病が沢山あります。国際的な物流とヒトの移動が急激に増大していることにより、それらの悪性伝染病が世界流行する機会が増えています。日本の自給率は40%以下であり、大量の食料が世界各国から輸入されています。それに伴って悪性伝染病が日本に侵入するリスクが大きくなっています。そうした悪性伝染病の侵入を防ぐために、人、動物、植物、食品について検疫が行われています。各国がバラバラの基準で検疫を行うと、貿易制限による摩擦が生じ、第一次および第二次世界大戦が起きました。そうしたことがないように、各国の検疫基準が国際的基準に合致することが定められています。動物および畜産物の検疫に関しては陸生動物衛生規約で定められています。その規定がどのようなものであるかを判っていただくために10年ぶりに発生した口蹄疫に関する規定を翻訳します。国際化の中で日本の平和と安全を護るために獣医師は活動して
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