「本の話WEB」で、「10人の書店員に聞く〈書店の謎〉」という企画が連載中(連載は終了しました)。本屋好きとしては見逃せない。ということで、書店の謎を探るべく、紀伊國屋書店新宿本店にうかがった。紀伊國屋書店は新宿で創業して85年以上(メディアファクトリー新書から『新宿で85年、本を売るということ』という本も出ている)、現在の新宿本店の竣工から50年、歴史と伝統を持つ日本有数の本屋の一つである。きっとたくさんの〈書店の謎〉が明らかになるに違いない。 新宿通りに面した1階エントランスには、「ひろば」と呼ぶ特設売り場を設置。 読者として、お客さんとして本屋さんを訪ねると、並んでいる本や棚、レジは見えていても、なかなか裏方はわからない。新刊の本が出て、華やかに店頭で売り出されるまで、どう選ばれ、どうやって運ばれ、どう並べられるのか、書店員さんに密着して追いかけてみた。 なかなか本屋さんのバックヤー
これは5月下旬に書いてずっと下書き保存していた。まだこの頃は、本の世界で生きていくと考えていたけど、いまはない。本好きでなく本屋好きなのがわかったから。本に囲まれた空間が好きなのであって、本がそれほど好きじゃないのがわかったから。街から次々と本屋が消えているのはなぜか。自分の視点でまとめてみた。 新刊書店に勤めるようになってすでに早9ヶ月目。アルバイトで半年間働いて、その後、社員になると面接の時に会長と話したが、いまだにアルバイトのまま。その間に1店舗が閉店となり、そこに勤めていた社員の社内配置に頭を悩ませているのだから、社員になると信じて働くのはあまりにも能天気であと先を考えていないというもんだ。新入社員が数名入って、郊外店で勤務を始めた話も耳に入ってきているから、社員への道はほぼ閉ざれた。 時給850円で昇給もなし。月5日の休みで、連休はまれ。勤務時間は、月に170時間。CFDの投資で
またまた大阪屋のことから話を始めます。先週売りの『週刊東洋経済』11月8日号に楽天が今回出資をしたことを1ページの記事にしていました。ウェッブサイトに9日に更新されましたので読むことができます。楽天が出版取次「大阪屋」に出資する事情 ”打倒アマゾン”でしたたかに築く包囲網いくつか注目すべき点があります。たとえば、楽天の物流拠点と提携して西日本の取引書店には注文品を翌日には受け取れるようにするための物流システムを構築するところです。注文商品の迅速化は取引書店にとってメリットのあることは歓迎すべきことです。さらに楽天幹部の発言として、「(取次とつながる)書店は出版のインフラ。ウチは物流の下支えなど裏方に徹して支えたい。書店に関心のないアマゾンとは違う」と述べています。アマゾンのことはひとまず置いておくとしても、基本的に今回の再建スキームは、講談社、小学館、集英社、KADOKAWAなどの大手版元
労働者にとって非常に過酷な労働環境にあると指摘されるAmazonの物流(配送)センターは、そこで働く数多くの人の人件費のことも含めて、Amazonにとって解決すべき問題点の1つ。その解決策としてなのか、Amazonは配送センターにロボットを配備することを考えて2012年にKiva systemを買収。そこから2年間で配備されたロボットの数が1万5000台を越え、およそ500億円から最大で1000億円の人件費が削減できる見込みであることが明らかになりました。 Amazon's new robot army is ready to ship http://bigstory.ap.org/article/440d755555d74964a11c3700710758f3/amazons-new-robot-army-ready-ship Amazon Reveals the Robots at t
電子書籍はあと数年で紙の書籍を超えると多くのアナリストが主張している。そのためには実現すべきことが幾つかありそうだが、どんなことが必要だろう? 電子書籍はあと数年で紙の書籍を超えると多くのアナリストが主張している。中でも大胆な予測はPricewaterhouseCoopers(PwC)が最近発表した、2018年には逆転が起きるというものだ。そんなことがあるだろうか? 米国と英国では、一般消費者向けの書籍販売に占める電子書籍の割合は4分の1から3分の1だ。Nielsen Booksの最近の調査によると、2014年上半期の電子書籍販売は23%で、ハードカバーは25%、ペーパーバックは42%という。 Amazonが2007年にKindleをリリースして以来、電子書籍の売り上げは2桁台で伸び続けてきた。だが、2013年には1桁台に鈍化し、Nielsenはこの横ばい状態は異例ではないと指摘する。 電
世界を蹂躙された子どもは「日の丸プラットフォーム」の夢を見るのか 大塚英志 清水眞弓(しみずまゆみ)という作家の小説に『花冷え』がある。1964年、七曜社からの刊行である。巻末には文芸批評家の村松剛(むらまつたけし)の解説があり、その記述から著者の清水と村松は、編集者と著者の縁であったと知れる。余談だが、村松の授業をぼくは筑波大学時代に受けている。第二外国語のドイツ語の講義で、ぼくは一度も出席せず、試験もドイツ文学について知っていることを記せといった内容だったので、グリム童話やフォルクスクンデについて雑な文章を書き、単位をもらった記憶がある。そのため、ぼくはドイツのアルファベットさえおぼつかないのだが、そういう無能な学生相手の講義はさぞかし憂鬱(ゆううつ)であったのだろう、ただ、寡黙で陰鬱な印象だけが漠然とあるが、清水に対してはひどく優しい。 〈清水さんとはもう二年以上のおつきあいになる。
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕が勤めるロフトワークという会社では、毎月はじめの月曜日にクリエイティブMTGという名で、参加を表明した7−8名程度が1人5分ずつプレゼンをするイベントがあります。 今日もそれがあって、僕も「僕が難読本を読む理由」というテーマで、ちょっとしたプレゼンをさせてもらったのですが、せっかくなので、そこでしゃべったことをブログ記事にしてしまうか、と。 上は、うちの本棚の一部ですが、ここに並んでいるあたりが僕のお気に入りの本。 まあ、なかなか人が読まない本ばかり読んでます。 左から5冊はバーバラ・スタフォードという18世紀の啓蒙の時代においてイメージが科学や教育に果たした役割を扱うのが抜群に上手な女性研究者の著作。そして、もう1人、僕がすごく影響を受けているフランセス・イエイツがとい
冒頭のダニエル・ピンク氏(『モチベーション 3\.0』著者)、アダム・グラント氏(「GIVE&TAKE」著者)、レイド・ホフマン氏(「LinkedIn」共同創業者)らの推薦文も心をつかむ。価格は1600円(画像クリックで拡大) 2014年に米国で話題を呼んだ思考法のダイエットを指南するビジネス書の翻訳本が発売後即重版がかかり、1週間で2万部超を売るヒットとなっている。 『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』は 「ウォールストリートジャーナル」、「ニューヨークタイムズ」紙でビジネス書のベストセラーに選ばれた『Essentialism』の翻訳書だ。著者はApple、Google、facebook、Twitterという、現代を代表するIT企業のアドバイザーを務めるコンサルティング会社のCEO、グレッグ・マキューン氏。情報化時代の最先端の企業に関わりながらも、道具やテクニックを使った
千野 帽子 翻訳「小説列伝」準備中 @chinoboshka 最近は見ないが以前はウェブで「◯◯はレヴュアーとして信頼してたのにこないだ紹介してた本読んだらハズレだった、がっかり」みたいな物言いをちょいちょい見た。本のレヴュアーは厳しい選球眼を持っていて「アタリ」の本を紹介してくれるだろう、というのは非科学的な認識だ。→ 千野 帽子 翻訳「小説列伝」準備中 @chinoboshka →ましてレヴュアーを「ハズレの本にぶつからないための予防線」として使うのは完全に使いかた間違ってる。「選球眼」的な物言いをするならレヴュアーは一般人よりはるかにストライクゾーンが広くて、本を読み慣れない人がおもしろがらないようなものをおもしろがる「いかもの喰い」なのだ。→
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1.闇金ウシジマくん 闇金ウシジマくん 丑嶋のもとを毎朝9時に訪れる「奴隷くん」と呼ばれる人々。それはパチンコ依存症の主婦たちのことで、丑嶋は彼女らに3万円の現金と引き換えに5万円の借用書にサインさせる。あらかじめ金利・手数料2万円を引いた上、1日3割もの暴利を課しているにも拘わらず、今日も彼の会社には哀れな訪問者が引きも切らない。 スポンサーリンク 2.ミナミの帝王 ミナミの帝王 鬼の住む街、大阪ミナミ…。十一(トイチ)の高利貸し、萬田銀次郎がキリトリ三昧! 3.ナニワ金融道 ナニワ金融道 勤めてた会社が倒産してしまった灰原が、次に就職した先はメチャクチャ恐い金融屋。やり手の先輩社員・桑田の下にへばりついて、金が金を産む金融業界のウラの仕組みを知っていく灰原。自分の天職はこれだ!とばかりに大阪一の金融マンを目指し、気合いを入れてガンバるが…。だがしかし、世の中そんなに甘くない。初めての追
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