哲学は、「役に立つこと」を目的としない学問だ。 「世の中を良くするかどうか?」「人を幸せにするかどうか?」「文化を豊かにするか?」「仕事に役立つかどうか?」「生活に役立つかどうか?」と、哲学的な価値は、一切関係がない。 たとえ世の中を悪くするような哲学であっても、人を不幸にする哲学であっても、社会的に有害であっても、哲学的に優れていることは、いくらでもありうる。 ましてや、人格的に優れていることが哲学者の条件であるかのように言うのは、噴飯物だ。哲学者とは、世間的な意味で尊敬できる人間のことでは、決してない。 にもかかわらず、実際問題として、仕事においても、生活においても、人生のあらゆる場面を総合して、役に立った本の圧倒的No.1は、哲学の本だった。 (1)哲学は金儲けにものすごく役立つ。 金儲けをするには、自分一人であくせく働くのは効率が悪い。金儲けには、チームプレーが欠かせない。 ただし
「まったく企画を出しても編集部の反応がないと思ったら、そういうことだったのか……」 フリー編集者が肩を落としたのは、サブカルチャー系出版社がいよいよ危ないという話が聞こえてきたからだ。1980~90年代にはアダルト・サブカルチャー路線の雑誌などが若者から支持を得ていた同社だが、最近は出版不況で規模の縮小が伝わっていた。 「一時ドル箱だったコンビニ売りの廉価版コミックが不振になって、そこそこ黒字計上だったアダルト写真投稿誌も、編集部ごと他社に移籍するなど、ネガティブな話が相次いでいました。主力のアダルト雑誌も、東京五輪を見据えて規制が厳しくなっているのも泣きっ面に蜂です。少し前に制作の関係者がわいせつ容疑で摘発されてましたし」(同) すでに数年前まで100人以上いた社員も現在は半分くらいで、その“清算”が始まっているという話だ。 「同じく出版社の親会社は、すでに不動産関連の業務で利益を確保し
馬場翁: 「蜘蛛ですが、なにか?」の原作者。カドカワBOOKSから既刊3巻を発売。2015年より、小説投稿サイト「小説家になろう」で「蜘蛛ですが、なにか?」を発表。多くの読者を惹きつけ、同年年間ランキングで1位を獲得。現在もWeb版は連載を継続中。 かかし朝浩: ヤングエースUPにて、コミックス版「蜘蛛ですが、なにか?」を連載中。7月9日に第1巻が角川コミックス・エースより発売。代表作に「暴れん坊少納言」など。 気付けば3巻。巻が進むごとに、書きおろし部分が増えていく。最新巻は半分以上 ──(編集担当) 両先生とも本の作業を終えたばかりところ、お集まりありがとうございました。特に馬場先生は、本当に数日前に書籍化修正の作業を終えたところです。 馬場翁(以下/馬場):本当にお疲れ様でした。 かかし朝浩(以下/かかし):お疲れ様でした。結構手間がかかっていますよね? 巻が進むごとに、軌道修正した
「まったく企画を出しても編集部の反応がないと思ったら、そういうことだったのか……」 フリー編集者が肩を落としたのは、サブカルチャー系出版社がいよいよ危ないという話が聞こえてきたからだ。1980~90年代にはアダルト・サブカルチャー路線の雑誌などが若者から支持を得ていた同社だが、最近は出版不況で規模の縮小が伝わっていた。 「一時ドル箱だったコンビニ売りの廉価版コミックが不振になって、そこそこ黒字計上だったアダルト写真投稿誌も、編集部ごと他社に移籍するなど、ネガティブな話が相次いでいました。主力のアダルト雑誌も、東京五輪を見据えて規制が厳しくなっているのも泣きっ面に蜂です。少し前に制作の関係者がわいせつ容疑で摘発されてましたし」(同) すでに数年前まで100人以上いた社員も現在は半分くらいで、その“清算”が始まっているという話だ。 「同じく出版社の親会社は、すでに不動産関連の業務で利益を確保し
あらゆる文具・紙製品、オフィス用品が一堂に集まる「第27回 国際文具・紙製品展(通称:ISOT-イソット-)」。この展示会で7月6日、「第25回 日本文具大賞」のグランプリの発表が行われた。「日本文具大賞」には機能部門とデザイン部門があり、1年以内に発表された数多くのエントリー商品の中から、10製品を優秀賞として選定。その中から最も優れたグランプリ商品として選ばれた文具とは? 日本文具大賞の審査委員として、モノ系雑誌の編集長が多数参加。 ■機能部門の優秀賞受賞商品 天野製作所『プロジェクタースタンプ』 LEDの光で印影が投影されるので、正しい位置を確認しながら捺印できる。本体の先端と中部にプラスとマイナスの電極を走らせ、手で印鑑を握ることで通電し、自動でライトが点灯する仕組み。印影を映し出すため、特殊プラスチックで印部が作られている。 馬印『筆タッチ』 既存のホワイトボードに使える書道セッ
神保町の特殊古書店『マニタ書房』経営者・とみさわ昭仁氏が、いろんなものを集めては手放してきた蒐集歴や古本について語るこの本を読んで、いろいろと考えさせられた。 これはサブカル趣味の持ち主である元AKB48スーパー研究生・光宗薫にも話したボクの持論なんだが、ふつうに生きているだけで幸せを感じられる側の人間は余計な趣味を必要としない。蒐集癖にしても同様で、みんな自分の穴を埋めるために何かを集めているんじゃないかと、コレクションでマンション2軒が埋まっているボクは思っているのだ。 「コレクションは最初のうちこそ本当に楽しい。お気に入りの品がひとつ、またひとつと増えていくよろこびは、何物にも代え難い。いつか自慢のコレクションでこの部屋をいっぱいにしてやろうと夢を見る。ところが、(略)現実にコレクションで部屋が埋め尽くされはじめると、快感は苦痛へと変わっていく。(略)コレクションが、生活スペースを圧
地元で生まれた子どもに絵本を贈る活動「ブックスタート」の発案者で、英国の絵本コンサルタント、ウェンディー・クーリングさんが8日、ブックスタートに取り組んでいる鎌ヶ谷市を訪れ、絵本を使った読み聞かせの様子を視察した。 ブックスタートは、0歳児健診などの際、地元自治体が赤ちゃんに絵本をプレゼントする活動。鎌ヶ谷市は2004年から、4か月児健康相談の際、2冊を親子に配布し、読み聞かせボランティアの協力を得て取り組んでいる。 初来日のクーリングさんは同市総合福祉保健センターで、ボランティアから活動の状況や効果の説明を受けた後、読み聞かせを見学した。母親の膝の上に抱かれた赤ちゃんたちは、ボランティアの表情と絵本を見て、楽しそうに手足を動かしていた。クーリングさんは「赤ちゃんの幸せを願うボランティアの笑顔がすばらしい。うれしく、楽しい体験ができました」と話した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く