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ブックマーク / piggyf-p.seesaa.net (11)

  • いちフェミニストの講演録の感想: 日記◆◆ピギフェミ

    ■上野千鶴子講演:「ジェンダー・セクシュアリティ研究に何ができるか」全文公開!! まずは公開して下さった人とサイトの方に感謝。引用禁止はソース限定の為なのか、部分引用で曲解されるのを避けたいのか、限定的な空間で話したリップサービス的な内容を他の言論と同格に扱えないということなのか、よく分かりませんが、引用はしないことにします。 ざっと読みました。PC画面上で読むには量が多いけど、プリントアウトすれば口語だから、さらっと読めます。「ボクちゃん」などの表現が気にならなければ。 気になったのは、質疑応答のところで、性からの自由と性への自由の両方をフェミニズムは肯定してきたという上野さんの話に対して、しかしそれは対立する場合もあるがそれについてはどう考えるか、という質問が出たところ。これに対して、上野さんは交渉力の問題、パブリック・セックス(自慰じゃないセックス)はコミュニケーション行為なんだか

  • 意図的ミスリードによる知的なコミュニケーション: 日記◆◆ピギフェミ

    あくまでも、"恣意的"ではなく"意図的"です。大層なタイトルつけましたが、ようは以下ブログ記事が面白いということが言いたい。私の解釈は多分に妄想を含んでいます。 「NWatch ver.4‐投げ銭詐欺にご注意を!」 この記事のブログ主rir6さんに知人のすめらぎさんが誕生日プレゼントとして郵便為替を送ったことから始まる、ネタ的抗議。 【rir6さんの意図的ミスリード】 ・送りつけられたのはモノ(商品)ではなく、金銭であり、かつその主旨は既にすめらぎさんが誕生日祝である旨を明らかにしているのに、これを「送りつけ商法」と疑う。ちなみに、主旨の明らかでない金銭が送られてきた場合、14日後であれ、これを使うことは誤振込み事件に関する不当利得と同じ理由で逆に受け取り手が罪に問われる可能性があると思う。 ・郵便為替という誕生日プレゼントを送ったすめらぎさんがrir6さんに要求しているのは、ある種の敬意

  • やすい涙を流せばいいさ: 日記◆◆ピギフェミ

    ■ども。開設1年を乗り切ったピギフェミです。一見さんもお馴染みさんも、読んでくださってありがとうございます。あんまり愚痴っぽい内容にならないように気をつけながら、でも多分そうなりそうな予感も抱えながら、また一年頑張ります。 ■やすい涙 前に「私の涙は当にやすい」と言っていた友だちがいて、ふーんそーかとスルーしていたが、最近妙に涙もろくなって、わが涙も随分と価格が下落しているような気がする。年をとると涙もろくなると言うが、そんなに言う程には年寄りじゃないはず、私。 昔、思いを寄せていた女の子が、涙は常に流れようとしているが理性でそれを止めているので、涙は理性がきかなくなったときに流れるのだ、と言っていて、なるほどーと思った(中学生のころ)。では、今の私はどんどん理性が衰えているということなのだろうか?うーむ、そういうわけじゃない。アニメやドキュメンタリーを見ているときに流す涙は、そもそも、

    flak
    flak 2005/12/17
  • ひとりごと: 日記◆◆ピギフェミ

    どうもパワーバランスに無頓着というか、現実の人間が平等の上にあるという認識に基づいた発言には嫌悪感を覚える。知らないうちに私もやっちゃってるんだろうけど。 誰かが損をして誰かが得をする、というのはどこにでもあることで、だから「普遍」でそれを自分以外のもののせいにするのはお門違いだ、という主張には、そもそも全ての人間が平等な機会に恵まれていて、能力のバラツキさえそれを単純に個性とみなせると考えているかのように感じる。 誰かが「ほっておいて欲しい」と"積極的に"主張するのは発言と行動が矛盾しているという言い分も、それは現実の社会で価値の序列があるということに無頓着であるとしか思えない。「ほっておいて欲しい」の語りには、何か声をかけられることへの拒否ということではなくて、まなざしへの拒否という意味が含まれていると思う。とにかく私を勝手に分析し、勝手に結論付けて、勝手に憐れむな、と。分析するならば

    flak
    flak 2005/12/08
  • きっと腐女子は気にしない、と思うけど...: 日記◆◆ピギフェミ

    日の「妖精」語録:「背後霊って前にいたほうが心強くない?」 今日は「妖精」が録画していた腐女子を特集したテレビ番組(番組サイトの紹介はこちらのFILE00008参照。)を見た、というか見せられた。私が腐女子だと知っていた、とは知らなかった。相変わらず、爆笑問題の太田さんはバランスのいいコメントをするなぁと思った。 実際は「腐女子」ではなく「BL系乙女」として紹介されていたのだけど、男オタクを「アキバ系」と言うのと同様に、「BL系乙女」も池袋の乙女ロードにちなんだネーミングだそうで、どうして特定の地域と結びつけてネーミングするかなぁ。。。てか、乙女ロードを知らなかった私は、もしや腐女子名乗る資格なし??でも、やっぱこういう特定の地域と結びつけてイメージを作り上げる手法というのには違和感があるぞ。だって、見ている側に「あなたのお隣さんももしかしたらBL系乙女かもよ?」というメッセージを発信し

    flak
    flak 2005/12/01
  • 不快の理由はどこ?: 日記◆◆ピギフェミ

    夏前だったか、私の通ってる大学の学生が電車の中で化粧をしている云々について大学にクレームが届いて、ちょっとゼミの話題になったりしていた。何ゆえ学校にクレーム??って感じですが、他に言うところが思いつかなかったんだろうね。。。 電車に乗っていて不愉快に感じることは私もあるが、車内マナーに関する議論であまり共感できるものに出会ったことがなかった。だが、「デジタル/シゴト/技術[スタジオポット/ポット出版]」というサイトの以下の記事はなかなか面白かった。(コメント欄のpiggy-fは私。) 記事文から長めですが引用します。 電車、特に込み合った電車というのは、そもそもが不愉快な場所である、と。だいたい他人同士が狭い空間に閉じ込められて、逃げることもできず、運ばれている。愉快であるはずがないんですね。しかし、たとえば通勤するために、ほかに手段のあるはずもなく、仕方なく乗っている、と。 だから、そ

    flak
    flak 2005/11/26
  • 日記◆◆ピギフェミ: 恋バナ。「好き」は何の解決にもならない 関係の持続 二人でいること

    恋の悩みとか。 いわゆる恋人がいる人の恋バナについて思うことは、結局オチは2通りしかないということ。どんなに関係が上手くいっていないという話をしていても、自分の欲望(性欲のことだけではない)の処理が上手くいかないという話をしていても、結局は、 1)なんだかんだ言っても好きなんでしょ、だったらもうちょっと頑張ろう(我慢しよう)よ。 2)そんな恋人捨ててもっといい人見つけなさいよ。 のどっちかになってしまう。 自分の恋人に対して出てくる愚痴というのは、語りとしては非常に個人的な事情が絡まっているのだけれども、結局はバックグラウンドが異なる二人の人間が親密な関係を築いていくときに必然的に生まれるものだと思う。また、異性愛関係ならば「恋人ならば○○して欲しい」or「恋人として○○してあげたい」と風に表現される愛情表現に対する期待や理想と、その現実のギャップにジェンダーが絡んだ問題だったりする。たと

    flak
    flak 2005/11/22
  • 弱いから弱い人を切り捨てる: 日記◆◆ピギフェミ

    抑圧状況に置かれている人々が犯罪行為に及んだとき、それを権力のアンバランスから説明しようとすることは、返って同じ属性の人々に対する偏見差別を助長するのではないか、というような批判をした記事に対して、rir6さんがソーシャルブックマークで「怖い」とコメントをつけた。それに対して元の記事のantiECOさんが「怖い、ですか?」という内容の記事を書き、その記事に対して、正しいのは分かるけれども、暴動を起こした側に近い者を感じる自分は怖いと感じた、rir6さんが改めて書いたのが上記のリンク先の記事。 たまにドラマ内ニュースなんかで、「犯罪者(少年犯罪が多い)も社会の被害者なのです」みたいなコメントをキャスターがして、それに対して主人公とかニュースを見ている者が、「犯罪の被害者と加害者を同じ被害者という言葉でくくるな!」とかそういうまともな台詞を感情たっぷりに吐く、というシーンを見かける。そんなシー

  • フェミニストはもっと唯の人でいい、もっとゆるい人でいい: 日記◆◆ピギフェミ

    最近、卒業みたいなものが近づいてきて、このまま研究生活を続けられないかもしれないということを具体的に考えはじめたら、フェミニストであることについてこれまでと違う考え方になってきた。これまで義務までいかなくても「ねばならない」的に考えていたことを、そんなの背負う必要ないじゃんと考えはじめた。 ネットで他のサイトを見ていると文字で目に入ってくるから、直接的なコミュニケーションの場よりも意識してしまうのだと思うけれども、ネットで散歩中にフェミニストに対しての言動が気になることが多い。例えば、「フェミニストは何故○○の問題に沈黙しているのか」とか「フェミニスト来○○であるべきだ」とか「○○に関してはフェミニストからアクションを起こさなければならない」とか、「この発言からフェミニストの実態が知れようというものである」とか。 最後のやつはバッシング派的な言い方かもしれないが、それ以外にはフェミニス

    flak
    flak 2005/11/17
  • 側室/セクハラ: 日記◆◆ピギフェミ

    日の「妖精」語録:「お尻がしゃべった」(おならをした後の言い訳の言葉) ■書いては後悔、後悔してはまた書くブログ。一個前の日記読んでいたら、結局誰かに同情してもらいたいのねって感じがアリアリで当に嫌んなった。恵まれているクセに努力しない人間が何を言っても人の心は打ちません。でも自己憐憫に浸って転げ落ちてく甘ったるさが今の私の全てなのよね、だからやはり削除はしません。 ■気になった記事(1)寛仁親王の女性天皇に疑問を呈する発言について 天皇が女性になるかならんかということが、庶民の生活にどう影響するのか皆目見当がつかないので反対も賛成もしませんが、寛仁親王が「男系」を持続させるための方策として取り上げた4つの項目の内、読売のニュースなど一部で「側室」制度の再開だけ削られているのは何故なんですかね。明治天皇も大正天皇も「側室」の子ども。天皇の子ども、しかも男子を次の天皇にするということに厳

    flak
    flak 2005/11/06
  • 文系女子院生はどこにいるのか?: 日記◆◆ピギフェミ

    はい、今回も長くなるよ~。 今日は自分のダメ自慢をします。これまでの日記では自分のダメさ加減は晒しても、ダメ自慢はしないように一応気をつけていたつもり。何故かと言えば、ダメさアピールが過ぎると、今度はダメであることが最も力を持つようなヒエラルヒーに飲み込まれかねないし、飲み込まれたとしたって自分は頂点にはなれないことが分かっているから。結局、ちょいダメみたいな人を周辺化してヒロイズムに浸るのは、かっこ悪い。それにそんなダメな状況に身を置いているのは自分の選択という認識がないわけではない。自業自得と言われたら返すことばもありゃしない。しかし、今回そんな無様な姿になること覚悟でダメさアピールに走ろうと思う。 きっかけとなったのは、以下のページに触発されて。 両方とも無断リンクご容赦下さい。申し入れがあればリンク削除します。 大略すると、澁谷さんの「ゆるい日記」で、現在の女子院生は自分の将来を「

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