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本上まもるブログから志紀島啓blogへ:「社会的ひきこもり」斎藤環 ＰＨＰ新書 - livedoor Blog（ブログ）
斎藤は本書で臨床家としての立場から実践的にひきこもりについて述べている。最低限の知識を得るのには最適な一冊となっている。 斎藤はなにもひきこもりを常に擁護し続けようという立場とは言えないのかもしれない（こう書きつつも私自身はひきこもりには何のシンパシーも持っていない。読後もむしろ否定的である）。理解してあげましょう、長い目で見てあげましょう、説教は逆効果です。そのようなアドバイスに私はむしろ無責任ではないかとすら感じる。 一応、公平のために書いておくと、斎藤は最悪３０歳を過ぎても情勢が変わらないようなら世帯を分離して本人に障害者年金や生活保護を受けさせるところまで書いてはいるのだ。 それでもなおいくつかの問題は残る。ひきこもりが基本的に（例外があることも書かれてある）病気ではない以上どこまで医療でケアすべき問題なのか？ また外的強制力なしに自らドロップアウトした人間を社会や国家がど
本上まもるブログから志紀島啓blogへ:斎藤環様のコメントへの返事 - livedoor Blog（ブログ）
以下、先日の「社会的ひきこもり」書評に対するコメントが斎藤環様本人からのものであると仮定したうえで書きます。 えー、こんなむさ苦しいマイナーブログへ、今をときめく斎藤様がいらしてコメントまで残していただけるとは想定外の驚きです。よそ様が私の文章にわざわざ目を通してくださるという（過剰な？）自意識を私はなかなか持つことができない人間でして、そうした意味で斎藤様からのコメントはよい緊張感を与えてくださったと思っております（例えば２ちゃんねるなどは過激な言葉が飛び交ってはおりますが、責任に関して言えば極めて「緩い」メディアですから）。 ●ところでなんとかいう女性に関しては、私とは全く方向性が異なりますのでちょっと勘弁していただきたいです。あの手の熱い共同性や自明性に対する批判はこのブログのどこかで既に書いたことだと思います。 ●もし私の文章にノスタルジーが感じられるとしたら、それは古典的な
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