マヌエル・ケルナー この寄稿記事は、九月十八日のドイツ連邦議会選挙の結果の意味をおおまかに総括するとともに、大衆的基盤を持った新しい広範な左翼の党の建設の過程へのわれわれの参加の方針に関するいくつかの情報を紹介したものである。この方針は、もちろん論争の対象になっており、この論争は、ISL(国際社会主義左翼、ドイツの二つの第四インターナショナル加盟組織の一つ)の十月十五日のノルトライン・ヴェストファーレン地区総会および十二月の初めに予定されている連邦レベルの総会で続けられるであろう。筆者はこの論争に参加しているが、個人の責任で現段階でのこの方針を定式化した。その理由は、この論争に含まれている重要なニュアンスを伝えるためである。ただし、ここに書かれている定式化の内容については、少なくとも細部において、異論があるかもしれない。 二〇〇五年九月十八日の連邦議会選挙では、大政党は大敗した。キリスト教