さて、先日bewaadさんが取り上げていた竹中平蔵ブレーンによる「革命的フリーター論」を、コメント欄でのすなふきんさんの指摘でいまさらながら目を通してみた。 ここには、小泉総理と若い層が「真ん中」の層をサンドイッチにして「文化大革命」をしかけている、という新鮮な構図が。 ・・一読した印象は、小泉サイドの人間がこういう物言いをするんだったら、小泉批判派も彼をヒトラーなんぞになぞらえるのではなく、いっそのこと毛沢東になぞらえて批判すれば二重の意味で皮肉が聞いてて面白かったんじゃないかということだ。少なくとも朝日にそういった趣旨の論説が載ったら少しは朝日を見直す人も増えたんじゃないだろうか。まあ、外見的にみてもこの「見立て」はかなり無理っぽくはあるけれど。 もっとも、id:kaikaji:20051023のコメント欄でも触れたように、9.11以降の小泉政権の「大躍進」を文革となぞらえるのは、皮肉