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ブックマーク / kaikaji.hatenablog.com (26)

  • 2005-12-29

    町山智浩さんid:TomoMachi:20051206が今年の映画ナンバー1に挙げている『ミュンヘン(MUNICH)』が公開されたので早速観てきた。いやこれは確かに凄いです。日で公開されたら何をおいても観に行ってください。というかこれが当に『シンドラーのリスト』や『プライベート・ライアン』と同一の監督が撮ったの?と言うくらい、テーマや手法は確かに似通っていても質的なところで断絶が生じているのではないか、というのがまず第一の印象。 続きを読む 実は今日は『ミュンヘン』のほかにもう一、今何かと話題の『SAYURI(英語タイトル'Memories of a Geisha')』も観たのであった。しかし『ミュンヘン』のような重厚で素晴らしい作品を撮りながら同時にこのような(以下略)映画をプロデュースするとはスピルバーグの頭の中はどうなっているのだ?それを続けてみてしまう僕も僕だが。というわけ

    2005-12-29
    flak
    flak 2005/12/29
  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。 不確実性の確認から縮減へ:切込隊長の中国経済本についてのメモ

    さて今父親がこちらに遊びに来ており、毎日観光に連れまわらなければならないので、なかなかネットに興じるのもままならないわけですが。 頼んで持ってきてもらった山一郎『俺様国家”中国の大経済』文春新書ISBN:4166604694観光バスの中で読む。うーん、はっきり言っていろいろツッコミどころがあるかも。特に、経済統計の問題については先日の16.8%上方修正の件もあり、一応プロパーとしてのまとまった見解を示しておく必要を感じている。それも含めて細かいツッコミはまた改めてということにして、ここでは全体についての大まかな感想をば。 このにおける切込隊長の中国中国経済に対するスタンスは、次の二点に要約されるだろう。 1.中国とは、統計の信用性の問題を含め、とにかく不確実性の高い(デタラメな)国家(経済)である。 2.日(政府・企業・消費者)は、このような中国(経済)のデタラメぶりをよく認識した

    梶ピエールのカリフォルニア日記。 不確実性の確認から縮減へ:切込隊長の中国経済本についてのメモ
  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。 - 中国、GDP統計を16.8%上方修正

    id:ryozo18さん経由で知りました。 http://d.hatena.ne.jp/ryozo18/20051220/1135071068 国家統計局による正式発表(中文、英文) マスコミとの質疑応答(中文) 参考: 小島麗逸「中国の経済統計の信憑性」(『アジア経済』2003年5・6月) ↑中国の経済統計について何か言いたいことがある香具師はまずこれを嫁! 単に「嫁」ですますのもなんなので。 続きを読む

    梶ピエールのカリフォルニア日記。 - 中国、GDP統計を16.8%上方修正
  • 2005-12-18

    http://cruel.org/other/rumors.htmlより。 ぼくも、読み始めは同じく「おおすげえ!」と喜んでいたけれど、でも最終的な評価はそれじゃ足りないのだ。「マオ」はいろんな資料をあたってよく調べてあるのは事実だが、問題はそれをもとに何を言っているか、ではないか。それをきちんと広い視点からフェアに評価できるのが、エスタブリッシュメントとしての正統文化であるはずなのに、それをやってくれそうな人もメディアもまったく思いつかない。なんでおれみたいな腰掛けサブカルの端っこの人間が、正統エスタブリッシュメント文化仕事をかわってやらにゃいかんのだとは思うが、これからぼくが CUT とかで書く書評以上のものがどっかに出てきたら驚く。 僕の立場からはさすがに「そうそうその通り」ともいえないのだが、山形さんの苛立ちには確かに共感できる点もある。例えば英語圏では、必ずしも専門学術誌ではな

    2005-12-18
  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。- [中国]主催者側発表−香港の民主化デモのケース−

    ベイエリアに住んでいてよいことは、安くてそこそこの中華料理がたくさんべられることと、各種華字新聞が実に簡単に手に入ることである。バークレーのダウンタウンに中国関係図書の専門の書店があって、そこに行けば『明報』『世界日報(台湾の聨合報の国際版らしい)』など華字新聞が5,6種、いずれも50セントで売っているし(『大紀元』はタダだが)し、住んでいるマンションから歩いて5分くらいの郵便局の前のスタンドでもその中の2紙が手に入る。 僕のようなヘタレヲチャーにとっては、なにかチェックしたい動きがあるとき、華字紙をまとめて手元においてあのセンセーショナルな見出しを見比べることができるのは大変有難い。インターネットの記事をいちいちチェックするのにくらべて半分の努力で同じ情報量が頭に入るような気がするからだ。問題は台湾における緑(民進党)よりの情報が全く手に入らないことくらいだろうか。 続きを読む 1.

    梶ピエールのカリフォルニア日記。- [中国]主催者側発表−香港の民主化デモのケース−
    flak
    flak 2005/12/08
  • アカロフ先生講演メモ・まとめ編 - 梶ピエールのブログ

    アカロフ講演メモ、いちおうまとめらしいものを書かないとな、と思いながらどうしようか、と考えていたのだが、気がついたらここでの議論に深く関わってくるようなエントリやコメントがいろんなところで飛び交っているようなので、この際、それらをサルヴェージすることでまとめに代えさせてもらおう。 その前に、これまでのエントリを一応まとめておこう。 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051118#p2 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051120 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051121#p1 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051122#p1 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051130#p1 まず、稲葉さんに田さんのブログのコメントで言及して

    アカロフ先生講演メモ・まとめ編 - 梶ピエールのブログ
    flak
    flak 2005/12/07
  • 2005-11-30

    人民元談義に気をとられて間が開いてしまいすみません。 5.自然失業率仮説 さて、今回は講演ののキモともいうべき自然失業率仮説に関する記述である。自然失業率にに関するアカロフ氏の問題意識は、hicksianさんのところで「公平賃金仮説」をめぐる議論の一つとして紹介されていたAkerlof=Dickens=Perryの論文における問題意識とも大きく重なっている(当然といえば当然だが)。以下、hicksianさんのエントリより。 続きを読む ここで出てくるShillerという人はイエール大の教授でbehavioral economicsの中心的な研究者らしい。関心のある方は注目。 http://www.econ.yale.edu/~shiller/ http://www.econ.yale.edu/~shiller/behmacro/

    2005-11-30
    flak
    flak 2005/12/07
  • 2005-12-01

    思ったより早く翻訳が出た。というかアメリカ版(10月発売)とほとんど同時だな。アメリカ版のほうは、著者が11月初めにUCBに講演に来るということを聞いていたこともあって出てすぐに手に入れていたのだが、それからほどなくして日語訳がでた、と聞いたときには、なんとなく悔しいような、残念なような、妙な気分に襲われたものだった。今になってよく考えると、それはたぶん次のような理由によるものだったろう。 続きを読む

    2005-12-01
  • 2005-11-26

    昨日のエントリに関して、bewaadさんから大変参考になるツッコミをいただいた。論点を乱暴に一言でまとめてしまうと、僕が「中国においても構造改革路線とリフレ政策や財政出動を重視する路線は対立するのではないか」と述べたのに対して、bewaadさんの考えでは「中国ではその二つは矛盾しないはずだよ」ということになる。さて、この意見の違いはどこから来ているのだろうか。僕の最初のエントリが説明不足だったことに起因している部分もあると思うので、まずもう少し丁寧に「日病」「円高シンドローム」「人民元改革」などをめぐる議論を整理してみたい。 続きを読む こうして改めて考えてみると、「リフレ派vs.構造改革派」という当初の見立てはやはりあまり適当ではなかったかもしれない。「構造改革派」はこれでいいとしても、「リフレ派」というよりは「均衡成長派」「中国版旧田中派」といったところが適当か。いずれにしてもこの辺

    2005-11-26
  • 「日本病」と中国版「リフレ派vs.構造改革派」? - 梶ピエールのブログ

    今日はサンクスギビングデイ、だそうだ。しかしキリスト教徒ではないこちとらとしては、いったい何に感謝したものやらちっとも実感がわかない。それどころかそのへんのレストランや商店が軒並みしまって単に迷惑なだけである。と思ったら近くの中華料理屋だけはしっかりと店を開けていたので助かった、とそこではたと気づく私。そうか!この日はアメリカで働くチャイニーズに感謝する日なんだ! ・・というわけで(なにがというわけ、なのかわからないが)アカロフ講演メモはちょっとお休みにして、ここで以前から気になっていた人民元改革関係の問題について、考えをまとめておきたい。 この件に関して特に気になっていたのが、最近中国国内で、人民元改革後の中国がかつてのプラザ合意後(ちなみに中国語では「広場協議」です)の日が苦しんだ「円高シンドローム(日元升値総合症)」に陥ることを懸念する論調があちこち見られるようになってきたことだ。

    「日本病」と中国版「リフレ派vs.構造改革派」? - 梶ピエールのブログ
  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。:アカロフ先生講演メモ・その3

    さて ここ数日は胡耀邦生誕90年記念のイベントにはじまりブッシュ訪中まで、真性中国ヲチャーなら血が騒ぐネタ満載の日々、だったはずなのですが、アカロフの講演をまとめるのと稲葉さんのところの動きid:shinichiroinabaを追いかけるのに気をとられて、ナマの新聞情報などほとんどチェックしませんでした。中国研究者として間違っているでしょうか。とりあえず日NYTの一面の画像を貼ってお茶を濁すことにします(アメリカのメディアはこのシーンが大好きみたいでCNNも何度もこれを流していましたが日のメディアではどうだったんでしょうか)。 あと胡耀邦関係では以下のエントリがお勧め。 http://beijing.exblog.jp/3796509/ http://d.hatena.ne.jp/teratsu/20051119#1132481067 以下も重要な動きだと思われ。 http://new

    梶ピエールのカリフォルニア日記。:アカロフ先生講演メモ・その3
    flak
    flak 2005/11/22
  • 2005-11-21

    少しづつしか進みませんが、とりあえず。 2.恒常所得仮説について。 経済学を専門にしていない人にも読んでいただきたいので、一応簡単に説明しておくと、恒常所得仮説とは、ある経済主体のある期における消費水準は、その人(家計)が生涯において得られるであろう所得水準によって決まってくるという考えである。従来のケインズ経済学では、ある期の消費はその期の所得に消費性向と呼ばれる一定の比率をかけた水準に決まるものとされてきたが、恒常所得仮説は、そのようなケインズ的な消費決定理論が個人の合理的な行動に基づいていない恣意的なものだとして厳しい批判を加えた。個人が合理的に異時点間の効用最大化を行うならば、一時的な所得増加に対してはライフサイクルの中のどの時点で消費したほうがよいかよく考えたうえで消費行動を行うはずだ、というわけである。言うまでもなく、こういった考えからは、政府による一時的な景気浮揚策が行われて

    2005-11-21
    flak
    flak 2005/11/21
  • アカロフ先生講演メモ・その1 - 梶ピエールのブログ

    先日の「追記」に書いたように、イエール大学のウェブサイトに講演当日配布されたものと同じペーパーが掲載されていたようで、たぶん僕よりも正確に読んでくれる人が出てきていろいろツッコミを入れてくれるだろうから、「知的遺産」というような大層なものではなく、議論のたたき台のつもりで気楽に流していくことにしたい。 0.「動機付け」と「規範」 さて、アカロフ氏の講演の主要な内容である、新古典派的な政策命題である「5つの中立性」の批判を検討する前に、その批判の理論的コアとなっている、経済主体の行動原理を考える際の「動機付け」の必要性について述べておこう。 マクロ経済学の「ミクロ的基礎付け」という時、とりもなおさずモデルが個人(あるいは企業)の効用最大化原理に基づいている、ということを意味する。しかし、その際の「効用」とはなにか、という点に関してはそれほど深い考察と議論がなされてきたとは言えず、結局のところ

    アカロフ先生講演メモ・その1 - 梶ピエールのブログ
    flak
    flak 2005/11/21
  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。:ケインズ経済学の逆襲!

    http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/11/16/MNG9HFP5C81.DTL&hw=governor+takes+execs+on+selling+spree+to+china&sn=001&sc=1000 http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/11/16/MNG9HFP5CA1.DTL&hw=Governor+takes+execs+on+selling+spree+to+China&sn=002&sc=694 http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/c/a/2005/11/17/MNGQ9FPOD61.DTL 完全にブッシュの影に隠れてしまった格好になったが、少しはわれらが知事閣下にも注目

    梶ピエールのカリフォルニア日記。:ケインズ経済学の逆襲!
    flak
    flak 2005/11/19
  • 2005-11-11

    火曜日の夜から水曜にかけて、アメリカのローカル発のニュースでいくつか興味深い動きがあった。まずカリフォルニアの住民投票選挙では、シュワルツネッガーが提出した公立学校教師のテニュア取得の制限などを含む保守的な行革案が全て否決された(写真―それにしても負けたくせになぜこんなにうれしそうなのだこのおじさんは)。一方、カンザス州では、かねてから注目を集めていた、進化論への懐疑を盛り込んだ保守主義的な科学教育のガイドラインがとうとう採択されてしまった。 http://cnn.co.jp/usa/CNN200511090027.html http://www.nytimes.com/2005/11/09/national/09kansas.html 続きを読む メモ。 http://transact.seesaa.net/article/7507777.html http://transact.see

    2005-11-11
    flak
    flak 2005/11/11
  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。 - 添谷芳秀『日本の「ミドルパワー」外交』

    こちらに来てから論文を中心に勤めて英文を読むようにしているので、全体的な読書量はめっきり落ちているのだが、たまには経済関係以外のものも読んでみようと、出発前にあまり深く考えずに持ってきていたこのを手に取ったら、たまたま今考えていることと重なる点が多くてなかなか面白く読んだ。 外交のずぶの素人としては、中国問題にも造詣の深い著者ならではの日・中・米間の微妙な外交バランスに関する記述には示唆される点が多かった。また中曽根外交は吉田外交の正統的な後継者としてみなすべきだ、といった指摘も非常に興味深かった。もっとも、戦後の日外交の「よい点」を一貫して褒めようとする一方で、例えば沖縄基地問題などの戦後日外交によってもたらされたと考えられるさまざまな矛盾点を(当事者による評価に一言も触れることなく!)あまりに簡単にスルーしてしまう書の姿勢には、違和感がないわけではない(というか大いにある)。し

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  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。- 【「愛国青年」における三つの層について】

    さて、先日bewaadさんが取り上げていた竹中平蔵ブレーンによる「革命的フリーター論」を、コメント欄でのすなふきんさんの指摘でいまさらながら目を通してみた。 ここには、小泉総理と若い層が「真ん中」の層をサンドイッチにして「文化大革命」をしかけている、という新鮮な構図が。 ・・一読した印象は、小泉サイドの人間がこういう物言いをするんだったら、小泉批判派も彼をヒトラーなんぞになぞらえるのではなく、いっそのこと毛沢東になぞらえて批判すれば二重の意味で皮肉が聞いてて面白かったんじゃないかということだ。少なくとも朝日にそういった趣旨の論説が載ったら少しは朝日を見直す人も増えたんじゃないだろうか。まあ、外見的にみてもこの「見立て」はかなり無理っぽくはあるけれど。 もっとも、id:kaikaji:20051023のコメント欄でも触れたように、9.11以降の小泉政権の「大躍進」を文革となぞらえるのは、皮肉

    梶ピエールのカリフォルニア日記。- 【「愛国青年」における三つの層について】
  • 2005-10-30

    だいぶ前に「やるぞ」と宣言しておいて一応メモを取っていたStiglitz&Greenwald『新しい金融論』ISBN:4130402099メ、出すタイミングとしてはバーナンキ祭りの後の今しかないように思えてきたので、ここで放出することにする。ネット上で公開するようなレジュメを作るというのは思ったより大変な作業だし、またその公開の場としてブログがふさわしいかどうかちょっと疑問に思えてきた、というのが今まで寝かせておいた言い訳なのだが、とりあえずこの続きをやるかどうかは今回の反応を見て決めたいと思う。まあ、いずれにせよ全部やるつもりはなくて、第3章の後は理論的なコアである5、6、8章あたりを丁寧に読んでおけば十分かなと考えている。もちろん、手伝ってくれる方がいれば大歓迎です。 未入手だが、書に比べニューケインジアンの王道を行っていると思われる大瀧雅之『動学的一般均衡のマクロ経済学』ISBN:

    2005-10-30
    flak
    flak 2005/11/02
  • 2005-10-26

    というわけで25日付のWSJとNYTを買って読み比べてみたのだが、Web版ではわからない、写真により受けるイメージの違いというのが非常に面白い。まずNYTだが一面の写真で、ごらんのようにバーナンキが実に威風堂々とまるでグリーンスパンを従えるかのように歩いているシーンが使われている。一瞬やらせ写真かと疑ってしまうほど見事な構図だが、なぜかNYTのウェブ版ではこの写真は使われていないようだ(グーグルでイメージ検索してもパク・ソルミが見つかるだけだし・・)。他にBussines欄でも大きなアップの写真が使われていたり、少なくともNYTを見る限り新議長のイメージ戦略はバッチリ、といったところ。 一方WSJの場合もともとあまり大きな写真を紙面に使わないのだけど、MONEY&INVESTINGの欄でグリーンスパンがレーガン以降の歴代の大統領と映っている写真や、過去に紙面を飾ったグリーンスパンの似顔絵な

    2005-10-26
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    flak 2005/10/27
  • 梶ピエールのカリフォルニア日記。 - アメリカのリベラル派とNYTの中国報道

    いや、今更朝日を叩くのは芸も品もないことだというのは重々わかっているのだが・・ http://www.asahi.com/international/update/1019/004.html 米国の知日派はもちろん、ブッシュ政権内でも小泉首相の靖国神社参拝を評価する意見は皆無といっていい。何の戦略もなしに日中、日韓関係をいたずらに悪化させることは東アジアを不安定にし、6者協議などに悪影響を与えかねず、米国の国益をも損なうからだ。国務省も「対話を通じた解決を」(マコーマック報道官)と日を含めた関係国に呼びかけている。ニューヨーク・タイムズ紙は日歴史認識問題に厳しい態度をとってきたが、この日の社説はこうした米国内の見方を代弁したものと言える。 これにはさすがに頭を抱えてしまった。日の首相が靖国神社であれどこであれ宗教施設を訪問したことに対して、アメリカ大統領や政府高官が「よく行った、感

    梶ピエールのカリフォルニア日記。 - アメリカのリベラル派とNYTの中国報道
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    flak 2005/10/20