O'Reilly Japan - 子どもが体験するべき50の危険なこと オライリー・ジャパンより今月発売になる「子どもが体験するべき50の危険なこと」の献本をいただきました。ざっと勢いで全部読んでみましたが、やっぱり面白い本です。 大人の視点でこの本を読むとき、50個の項目を読み終わるまでの間は、単に興味深い読み物として読み進めることになると思います。 ただ、最後に付けられた「『なぜ』〜どの活動にも意味があります〜」を読んだときに、はっと気付かされることになるのではないかと思います。それは、これらの活動の中に多くの学習の機会が存在しているということ。そして、もしその活動を危険だからといって禁じてしまったら、それらの学習の機会まで取り上げてしまうことになるのではないかということ。 翻訳の質も良いです。原書から日本の事情にどうしても合わない項目(「鉄道の線路で1セント硬貨を潰す」)を差し替える