Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...
具体的な例 それではより具体的な例を見てみましょう。サンプルは商品の割引価格を計算するコードです。 割引価格には「会員の割引価格」「セール時の割引価格」「通常の割引価格」の3種類があります。 割引価格の種類を決定するのは、Mainクラス実行時のアプリケーション引数です。 Mainクラスは「java Main 価格 割引ロジック名(sale, member, 指定しないのいずれか)」の形式で実行します。 例えば「java Main 1000 member」で実行すると会員割引価格となり、「java Main 1000 sale」で実行するとセール時の割引価格となります。 「java Main 1000」と指定がない場合は、通常の割引価格になります。 各クラスの役割は次のようになります(図8~9)。 ◎DiscountLogic(リスト14) 割引計算のロジックのインタフェースです。各割引計算
リファクタリングの基本的方針のひとつめは、コードをできるだけ小さな単位に分割することです。 小さな部品のほうが理解しやすく、バグも少なくなるからです。 また、コードを小さく分割することで、そのまとまりごとにメソッド名やクラス名などの名前を付けることができます。 実は、この名前がコードがわかりやすくなるかどうかの分かれ目になります。 コメントを充実させるよりも、リファクタリングによってコードの断片をまとめ、適切な名前を付けるべしというのがリファクタリングの教えです。 (もちろん、実際にはコメントも重要ではありますが。) そして最後に重要なのが、コードの重複をできるだけ少なくすることです。重複コードを見つけたらまず間違いなくリファクタリングの対象になります。 重複するコードがあるということは、プログラムの変更時に変更しなくてはならない箇所が分散してしまい、変更時のバグが入り込みやすくなってしま
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