JPNICでは、 本年表へのフィードバックや関連資料等の寄贈を受け付けています。 記事へリンクする場合は、 アンカー一覧をご覧ください。 セキュリティに関連する出来事についてはのご協力をいただいています。
ブロッキング、ネット検閲、傍受という文脈で真っ先に思い浮かべるのは中国の金盾でしょうが、最近のインターネットでは、中国以外でもそれらが徐々に増加しています。日本も例外ではなく、来年4月から児童ポルノを対象としてISPによるブロッキングが行われる予定であると思われます。来年から開始すると言われているブロッキングですが、「ISPによる自主的な取り組み」というのが大きなポイントの一つです。 児童ポルノを取り締まるということそのものは正しいだと思いますし、通信の秘密とブロッキングに関して今まで非常に時間をかけて検討がなされてきたこともわかります。しかし、技術的な視点で言えば、今まで存在していなかったブロッキングの仕組みがISPに入ることになり、日本のインターネットに大きな変化が発生すると言えます。 フィルタリングとブロッキングの違い この話題では、まず最初にフィルタリングとブロッキングの違いを理解
● 簡単で完璧な阻止率100%のスパム対策の実装について 日々増大する中国からのスパムアクセス。全てのWebサーバ管理者が悩まされていると言っても過言ではないだろう。これを低コストで完璧に排除する活気的な方法を思いついたので、以下に提案する。キーワードは「発想の転換」である。 ブラックリスト方式 (DNS) 中国からのアクセスを弾くために という排除方法を考えてみる。この場合、問題が2つある。 効率性 (HostNameLookups on にする必要がありパフォーマンスが悪い) 完全性 (全ての中国IPが .cn のDNS付与されているわけではない) 1の速度面を我慢したとしても、「中国で利用されているホスト情報」というブラックリストが定義不能であるため、この方式は完全ではない。 ホワイトリスト方式 (DNS) 発想を逆にして、ホワイトリストを定義してみる。話を簡単にするために、もう大雑
"Royal Pingdom"にて、2009年のインターネットに関する数値あれこれが公開されています。結構興味深かったので紹介します。(というか日本語にしただけとも言う...) ちなみに、データソースは、以下とのこと。 Data sources: Website and web server stats from Netcraft. Domain name stats from Verisign and Webhosting.info. Internet user stats from Internet World Stats. Web browser stats from Net Applications. Email stats from Radicati Group. Spam stats from McAfee. Malware stats from Symantec (and h
お探しのページが見つかりませんでした。 Not Found. 誠に申し訳ございません、お探しのページは移動または削除されているため、見つけることができませんでした。 お手数ですが、以下の方法でページをお探しください。 Sorry, we couldn’t find the page. Please search from the following site. ニュース サテライトカフェ 人工衛星プロジェクト 第一宇宙技術部門について News SATELLITE cafe Satellite Projects About Space Technology Directorate Ⅰ トップに戻る Back to TOP
日本時間10月13日昼頃(現地時間21:19-22:43)にスウェーデンのインターネットが壊れました。 今年の2月に「今朝、インターネットが壊れました」と書いた時はBGPの障害でしたが、今回はDNSです。 「.se」のccTLD(country code Top Level Domain,国別コードトップレベルドメイン)での設定ミスが原因のようです。 スウェーデン国内のWebやメールなど様々なものが停止してしまったそうです。 DNSが国単位で引けなくなるのは、悪夢ですよね。。。 詳しくは以下の英文記事にて説明されているので、是非原文をご覧下さい。 「Royal Pingdom : Sweden’s Internet broken by DNS mistake」 この英文記事によると、「.se」を管理しているレジストリが間違ったDNSレコードを24時間のTTL(Time To Live)で大
去る9月2日、インターネットは40歳を迎えたそうだ(本家記事より)。 1969年9月2日、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究所にて2台のコンピュータ間でデータの送受信が行われた。その後このネットワークにスタンフォード研究所、カリフォルニア大学サンタバーバラ校、ユタ大学が加わっていき、インターネットの原型であるARPANETが構築されていったとのこと。 本家/.ではコメント欄が思い出話だけで埋まらないよう、「10年後、30年後にマイルストーンとされるような技術は何だろうか?(予測含む)」という質問が投下されている。例えば1991年頃誕生したWi-Fi技術や、まだ実現されてはいないが、端末を意識する必要がなくなるインターネットのユビキタス化技術や実際に触ることのできるHDテレプレゼンス技術などが今後歴史的マイルストーンになるのでは?とこの質問を寄せた本家/.erは予想しているそうだ。 /.
インターネット接続事業者のNECビッグローブ、ニフティ、インターネットイニシアティブの3社が、メールや課金などの中核システムを統合する方向で調整をしていることが11日、明らかになった。 近く合意する見通し。3社は2011年(平成23年)をめどにシステムを統合する。ネット接続サービスが成熟市場になるなか、3社はシステム統合でコスト圧縮を図り、競争力を高める考え。統合により、設備費用を2割程度圧縮できるとみている。 各サービスのブランドや、利用者のメールアドレスなどは変わらないが、利用者がひとつのパスワードやIDで、複数サイトでのコンテンツの有料販売サービスを利用できるようにするなど、サービスの利便性を高める。 3社は資本提携も検討しているほか、今後他の事業者に対してもシステム統合への参加を呼びかける方針だという。 携帯電話経由でのインターネット利用者数が、パソコン経由の利用者数を上回
Akamaiさんでのセミナーに参加してきました。 個人的にはAkamaiさんと言えば「あまり一般的には知られていないけど使っていない人はほぼいない」企業というイメージがあります。 あまりに内容が楽しかったので、セミナーで色々質問しまくって聞いてしまいました。 想像以上に色々凄いと思いました。 ブロガーのyasuyukiさんが企画し、Akamaiさんにお願いして実現したプライベートセミナーでした。 元々はyasuyukiさんがAkamaiさんのセミナーを聞いて「面白い」とtwitter上で囁きまくっていて、その後「プライベートなセミナーやったら来ますか?」とのオファーを頂きました。 昔からAkamaiさんのCDN技術には非常に興味があったので「是非お願いします」とお願いしました。 セミナー参加者募集はyasuyukiさんのブログとtwitter上で行われ、16人の参加者がいました(アカマイさ
続きというか、お詫びを書きました。 文章を多少修正しました。技術的な点は色々誤りがあると思いますので、あまり信用しないでください。詳しくはgeekpageさんがじきに書いてくださるはずです。 入口にあった、Akamaiサーバーがリアルタイムに捌いているトラフィックを可視化した地球儀が映ったモニター。アメリカが早朝なのでトラフィックは850Gbpsと少な目(笑) それでもアメリカのバーの長さは凄い やすゆきさんという方が、Blogでひっそりと告知していたのが、IT勉強会カレンダーに載っていて、それを目ざとく見つけて行ってきた次第。募集枠5人とかだったので、焦って申し込んだら、実際そんなに募集は来なかったみたいで意外。僕なんか「Akamai」って書いてあっただけで飛びついたのに。内輪に近いノリだったてのもあると思うけど、案外「Akamai」には訴求力が無いのかね。まあ、インターネットの裏の支配
セキュリティの専門家であり、ハッキングコンテスト「Pwn2Own」の初代勝者であるDino A. Dai Zovi氏へのロングインタビューがTom's Hardwareに掲載されている(本家/.より)。 内容は彼の経歴や現在メインで使用しているシステム(MacBook ProとMac Proが含まれているそうだ)、リスクと脆弱性の違い、サンドボックスに関する見解、より安全なプラットフォームの選択など多岐に渡っている。 インタビューでは最後に「1998年にL0phtは『30分間もあれば世界中の全てのインターネットをダウンさせられる』と連邦議会で証言したが、(中略)それは今も変わらないと考えるだろうか?」との質問を投げかけている。この質問に対し、Dino A. Dai Zovi氏は「ダウンさせられる」と断言、「しかしそれ以上は言えない。インターネットは我々が考えるよりも脆く、コアとなっている多
Googleのバイスプレジデント兼チーフインターネットエバンジェリストであり、「インターネットの父」の1人として広く知られるVint Cerf氏は先々週、現在インターネットが直面している問題は、インターネットが登場する前の時代の問題と同じくらい複雑だと語った。 サンタクララで開催されたSearch Marketing Expo(SMX)カンファレンスで、Cerf氏はインターネットの現状について懸念を表明するとともに、インターネットの未来に対する希望ものぞかせた。 インタークラウド:インターネットの拡張 各企業はクラウドサービスをさらに拡大、改善、発展させようとしのぎを削っているが、インタークラウドの基本的なしくみや、そのすべてを確実に効率良く、高い信頼性で安全に機能させる方法に関心を寄せている人は少ない。 「30〜40年前に起きたインターネットの問題とまったく同じように、インタークラウドの
ストーリー by hylom 2008年12月18日 11時29分 2年後のインターネットはどうなっている? 部門より 文化庁の文化審議会著作権分科会 私的録音録画小委員会が16日開催され、ダウンロード違法化の方針を承認するとともに、私的録音・録画補償金制度の見直しに関する議論を今回で終了することを決めた(日経ITproの記事、ITmediaの記事)。 携帯音楽プレーヤーなどを補償金の対象とする、いわゆる「iPod課金」については結論は見送られたものの、違法にアップロードされた録音録画物のダウンロードを違法化する「ダウンロード違法化」については、以前にも報じられていたとおり進められることとなり、今後文化庁が著作権法改正案をとりまとめ、次期通常国会で法案提出を行う予定とのことだ。 47Newsなどでは、 著作権者の許諾を得ずにインターネット上に流された携帯電話の着信メロディーや動画を、個人な
文:Adam O'Donnell(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2008-11-01 01:42 11月最初の週末には、初めて本格的にワームがインターネット上を伝搬した日から数えて20周年の記念日を迎える。長い月日が経ち、基礎となるメディアは変わったが、今でもワームは大惨事を引き起こし、システム管理者を夜更かしさせる力を持っている。今日のワームが引き起こすダメージは、はるかに見えにくくなっており、ずっとニュースにはなりにくくなっているが、過去のものよりもはるかに修復しにくくなっている。 1988年11月2日、Robert Tappan Morris氏はインターネット上のシステムの数を数えるために設計されたと言われるアプリケーションを実行した。このアプリケーションは、いくつかの脆弱性を悪用してUNIXシステムの間を伝搬して回るように設計されていた。その脆弱
IIJはインターネットの基盤技術に関する技術動向やセキュリティ情報を発信する技術レポートの提供を開始。刊行周期は年4回(季刊)。希望者にはPDFおよび冊子として無償で配布される。 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、「Internet Infrastructure Review(インタネットインフラストラクチャレビュー」を発行し、10月7日より無償で配布する。PDF、あるいは冊子の形で希望者に提供される。 同誌は、インターネットの基盤技術に関する技術動向やセキュリティ情報を発信する新媒体。IIJがインシデント観測の仕組みで収集した各種攻撃の傾向や対策に関する情報や、インターネットバックボーンの運用を通して蓄積した技術的知見などを定期的に発信し、インターネットが抱える技術的課題についての認識を読者と共有することを目的にするという。 IIJでは、DDoS攻撃(分散サービス妨害攻撃)の大規
24日の記事の続報。/.本家でも報じられているが、Network Worldが伝えるところによると、ICANNはパリにおいて6月26日、TLDの自由化につながる新しいTLDの認可に関連するポリシーを可決した。ICANNのサイトにもアナウンスがある。それと同時に、ローマンアルファベット以外の文字(漢字やアラビア文字など)を使用するIDN(Internationalized Domain Name)のトップレベルドメインでの使用も認められる。なお、どのようなタイムラインでこの自由化が行なわれるのかは、いまだはっきりとしていない。しかし、公用語がローマンアルファベットではない国からのIDNの申請には、限られた数だがファストトラックを用意して対応するらしい。上にリンクしたICANNのアナウンスの中のFAQによれば、実装案を採決したうえで、2009年第2四半期の受付開始を計画しているようである。より
マイコミジャーナルの記事によると、OCNは8月1日よりヘビーユーザーに対して利用停止や契約解除といった利用制限を行うそうである。 対象は1日30GB以上のアップロードを行うユーザーということだが、これは平均して約2.84Mbpsに相当する。また、FTTHやADSLといった回線種別によらず一律となるようだ。いわゆるファイル交換ソフトに限らず、Webカメラなどのビットレートにも注意する必要がありそうな基準だが、果たしてこの転送量は多いだろうか少ないだろうか。 なお、今回はダウンロードについては制限しない、とのこと。 (修正@22:59 - 平均帯域の値が間違っているという議論(タレコミ者のコメント)がありましたので、364kbps→2.84Mbpsに修正しました。)
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