そもそも椎名林檎って「気軽に聴けるアーティストじゃねぇ」って思ってまして。基本的にどの曲も「陰のある女」「闇抱えた女」感がすごくて、笑顔でも目の奥全然笑ってねぇじゃねぇか全曲モデル木村多江かよってイメージがずっとあって、大好きなんですけど1曲聴くたびに魔女に寿命1日差し出してる感覚でした。 でも今回、そんな俺の勝手なイメージを粉々にブチ壊して再構築してくれたのが『アダムとイヴの林檎』。一言で言うと「これカバーじゃねぇ」使ってる食材は一緒なのにどの曲も完全に「別の曲」になってて、「いや俺カレーって言ったよな?肉じゃがじゃねぇかこれ…」って最初は面食らったのに食べてみると美味い、みたいな頭おかしいアルバムです。 その中でも、特に脳みそトリップした5曲について。 『幸福論』レキシ レキシ - 幸福論 (椎名林檎トリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』より) いわゆる『コミックバンド』とか揶揄
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