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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (89)

  • ぶれるGoogleとぶれない任天堂 - Thoughts and Notes from CA

    日経ビジネスの2011年2月11日号の「ゲームのデフレを突破」という任天堂岩田社長のインタビュー記事と「大企業病に挑むグーグル(原題:Larry Page's Google 3.0)」という記事が何とも対照的でなかなか面白かった。 3〜4年前はGoogleの記事というと飛びついて読んだものだが(ミーハー?)、最近はあまり面白い記事がないのでスルーすることが多かったのだが、今回の記事は「大企業病に挑むグーグル」というタイトルにひかれ読んでみた。組織の規模が大きくなるにつれ、大きさ故の様々な弊害が生じるというのはどこの会社も一緒。その複雑さをいかにマネージするかが企業価値を決める一つの重要なファクターであると私は考えており、Googleがその永遠のテーマにどういう風に「らしさ」を出すのかに興味があったからだ。結果はタイトルにつられて読んだことを後悔するような残念な内容だった*1。この記事で紹介

    ぶれるGoogleとぶれない任天堂 - Thoughts and Notes from CA
    fujita_11
    fujita_11 2011/02/20
  • 「gifts(持って生まれたもの)」と「choices(自ら選択したもの)」 - Thoughts and Notes from CA

    “The power of Words“ 経由で知ったジェフ・ベゾスのプリンストン大学での卒業式のスピーチがなかなか面白い。プリンストン大学というと2009年の世界大学ランキングでスタンフォードやマサチューセッツをおさえ、堂々の8位にランクされる俊英揃い(なお、日の大学で最高ランキングは東京大学の22位)。その秀才達を前にベゾスは「賢いなんてことは、持って生まれたモノなんだから、それ自体はどうってことない、その賢さという天賦の才を活かしてどんな選択をするか、それこそが大事なことだ」と言ってのける。 What I want to talk to you about today is the difference between gifts and choices. Cleverness is a gift, kindness is a choice. Gifts are easy -- t

    「gifts(持って生まれたもの)」と「choices(自ら選択したもの)」 - Thoughts and Notes from CA
  • 『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 「できる人」を育てる原則論 - Thoughts and Notes from CA

    『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』を読んだので書評を。 〈NJセレクト〉 なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? 作者: 吉田典生出版社/メーカー: 日実業出版社発売日: 2009/10/08メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (5件) を見る 書は「できる人」と「できない人」の思考回路の違いを解き明かし、今時点の「できない人」の「できる能力」を導き出すためには、どうしたらよいのか、について指南する。「できない人」の「できない人」たる所以、「できる人」の「できる人」たる所以という言葉で表現するのが難しいテーマを、わかりやすい表現で浮き彫りにしている。 前半150ページでは、「できない人」の思考回路、「できる人」との違いが事細かに解説されている。わかりやすく、かつ説得力がある反面、「違いがわかったが、でどうすればよいんだ?」とじ

    『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 「できる人」を育てる原則論 - Thoughts and Notes from CA
  • 日本とインドのシステムインテグレータの決定的な違いと日本の行く末 - Thoughts and Notes from CA

    前回のエントリーで日とインドのシステムインテグレータは非常に似通っているという話をしたが、今回は決定的に違う点を1点指摘したい。既にぶくまのコメントでも頂いているが、その違いは使用言語、もっと俗っぽいいい方をすれば英語力だ。インドのシステムインテグレータの規模は10万人程度と紹介したが、10万人全てが例外なく英語を話し、全てのプロジェクト英語で進行する、これは日のシステムインテグレータとの大きな違いだ。 私のインド人の同僚曰く、インドにはヒンディー語と英語という2つの公用語があるが、ビジネスの世界では英語が公用語となっている。よって、TCSやWiproのような巨大システムインテグレータに勤める人の中には、英語ができないどころか、英語が苦手という人は一人もいなく、プロジェクト英語以外(ヒンディー語も含め)の言語で行われることもまずない。 この言語力から派生して、日とインドのシステム

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  • インドの巨大システムインテグレータのはなし - Thoughts and Notes from CA

    以前、"インドのIT業界の階層構造事情"というエントリーを書いた際に、とある人気ブログの管理者の方から下記のような質問を受けた。 会社全体の組織体系はどのようになっているのか プロジェクトの進め方、チーム構成はどのようになっているのか プロジェクトの契約体系はどのようになっているのか 質問を受けた時はあまり詳細に答えることができなかったのだが、先日同僚のインド人と直接会う機会があり、上記の質問を酒を飲みながらぶつけてみたので、そこで話した内容をこの場で共有したい。 会社全体の組織体系はどのようになっているのか 上述のエントリーで紹介した通り、TCS、Infosys、Wipro、HCLといったインドの代表的な巨大システムインテグレータは殆どが10万人以上の従業員を抱える。その巨大組織をどのような組織体系で効率的に運営しているのか、より具体的にポイント絞れば案件毎に個別最適に走りがちで、組織を

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  • 自動化、システム化についての雑感 - Thoughts and Notes from CA

    現在アメリカ出張中で、先週1週間は自社の様々な業務の改善、改革についてアメリカの各担当者と情報共有、意見交換を行った。その中で再認識したのが、アメリカ人の自動化に対する飽くことのない欲望。「テクノロジーを活用すれば、機械に置き返ることできるのに、それを手でやり続けることは悪」という考えを持っている人が非常に多い。日人の感覚からすれば、「まぁ、そんなに自動化にこだわらなくてもいいんじゃない?」と思うようなことついても、「そんな手作業を我慢しているなんて信じがたい」というような反応が返ってくることがしばしば。例えば、私は週ごとのトレンドなどを分析するために、毎週10分程度の時間をかけてシステムからその週のフォーキャストのスナップショットを抽出して、スプレッドシートに保存しているのだが、その話をしたら「Very painful work!」と一様にものすごい嫌な顔をされた。まぁ、自動化するにこ

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  • 『ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造』 HBSに内在する歪みの正体 - Thoughts and Notes from CA

    "生命保険 立ち上げ日誌"経由で知った『ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造』を読んだので書評を。 ハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場 作者: フィリップ・デルヴス・ブロートン,岩瀬大輔,吉澤康子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/05/21メディア: 単行購入: 6人 クリック: 73回この商品を含むブログ (34件) を見る 書はイギリスのデイリーテレグラフの元記者によるハーバードビジネススクール(以下HBS)への留学記。ジャーナリストならではの生々しく、引き込まれるようなルポタージュとなっており、475ページという大著なるも一気に読むことができた。ジャーナリストならでは表現力もさることながら、HBSに対するその旺盛な批判的精神は、書に他の多くのHBS留学記とは全く別の輝きを与えている。 ハーバードビジネススクールの教授陣にとって、一〇年足らず

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  • 英語の発音を改善するためのステップ - Thoughts and Notes from CA

    先日、アメリカ人の同僚と昼飯をべながら、私の英語力について話をした。私は音読をかなり長い間やっているので、発音は日人の割りには良い方だと思っていたのだが、彼曰く「君は語彙はそれなりに豊富だが、発音には大いに改善の余地がある」と指摘をされて、ちょっとショックだった。 「それほどジャパニーズイングリッシュではないと思うんだけど、結構音読とかで練習しているし・・・」とい下がると、「アクセントの付け方などは悪くないし、きちんと発音できて単語もある、ただ一部正確に発音できていない"音"がある」と。 「正確に発音できてない"音"って例えば?」と聞くと、「例えば、"l"や"th"が正確ではない。日人で"l"がきちんと発音できる人は珍しい」との指摘。 で、"l"の発声の仕方を教えてもらうと、確かに全然違う。"light"とか、"letter"とか、次にくる母音とセットで"ラ"とか"レ"とか発音する

    英語の発音を改善するためのステップ - Thoughts and Notes from CA
  • 『今日からできる上手な話し方』 「話す」という行為のチェックリスト - Thoughts and Notes from CA

    臼井由妃さんの『今日からできる上手な話し方』を読んだので書評を。 今日からできる 上手な話し方 作者: 臼井由妃出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2008/12/25メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (5件) を見る 「話す」という行為はとても重要だ。上手に話すことができれば日常生活をより楽しむことができるし、上手に話すことができればビジネスでより成果を上げることもできる。その反面、物心ついたことろから自然とやっていることであるが故に、「話す」という行為は私の中で既に「できる」ことになっており、「話す」ことそのもののスキルアップや練習を怠っているというのが正直なところだ。 よい話し手になるためには、それなりの修練が必要だが、そこに多くの時間を割いている人は少ないのではないか。書は、私も含めてそういった人への指南となっている。原理

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  • 『一勝九敗』 国産回顧録の迫力 - Thoughts and Notes from CA

    あまりにネタがないので、今読んでいる最中のファーストリテイリングの柳井さんの『一勝九敗』の読中感想を。 一勝九敗 (新潮文庫) 作者: 柳井正出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/03/28メディア: 文庫購入: 24人 クリック: 135回この商品を含むブログ (90件) を見るこのは読み途中だが、最近読んだの中では断トツに面白い。文庫版を購入し読んでいるのだが、これが460円というのはフリース1900円以上に衝撃的。 書の骨子は、「新しい事業というのは失敗することのほうが多いし、いくら計画に時間をかけたところで当初の予定通りものごとが進むなんてことは殆どない、だから高い目標と成功のイメージを決めた上で、開始前の計画・分析に時間をかけすぎず、新しい事業にどんどんチャレンジし、臨機応変に軌道修正したり、失敗から真摯に学んで次に活かすことこそが成功の秘訣」ということ。タイトルの

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  • 中村裁判と事前のコミットメント - Thoughts and Notes from CA

    テレ東の『ルビコンの決断 青色発光ダイオードを作った男・中村修二』をみた。この裁判についての記事、テレビ番組をみていつも思うのは、リスクを真の意味でとらなかった人間がどうして自分の権利を主張できるのかということ。 私は新卒の時から外資系企業で働き、会社によって温度差はあるものの、成果がでなければ、日企業と比較し、はるかに厳しい処遇を受けざるをえない、なかなか難儀な環境で働いてきた。前の会社とは2〜3年の有期雇用契約を会社と締結し、契約更改がなければそれでおしまいだったし、今の会社との雇用契約には"Employment-at-will"という条項があり、「雇用主も雇用者もいつでも解雇したり、離職することが自由にできる」ことになっている。ある日を境にいきなり同僚が出社しなくなるというシーンも何度も見てきた。そして、そういう成果がでなかった際の厳しさを受け入れているがゆえに、成果がでた際はそれ

    中村裁判と事前のコミットメント - Thoughts and Notes from CA
  • 物事を習慣化するための泥臭いステップ - Casual Thoughts

    を読んだり、ウェブを徘徊していると、目から鱗が落ちるようなアイデアやLife Hacks術に出会うことは非常に多い。一方で、出会いの機会は多い反面、そういったものが自分の中で習慣化し、血となり肉となるケースというのは我ながら驚くほどに少ない。「あれこれと色々なを読むのではなく、1つのでえたものをきちんと習慣化できてから、次に手を出しなさい」なんてアイデアに目から鱗が落ちても、また次のについつい手をだしてしまうのが、まぁ人情というものだろう。そういった人情に流されないためには「仕組み」が必要なわけだが、あれこれと試行錯誤しながら作ってきた仕組みが、最近ようやく形になってきたので、エントリーではそれを紹介したい。 アイデアを実現するためのもう一つのアイデアに徹底的にこだわる コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる 作者: 伊藤守出版社/メーカー: ディスカヴァ

    物事を習慣化するための泥臭いステップ - Casual Thoughts
    fujita_11
    fujita_11 2009/06/24
  • 文系でも参加可能なオープンソース型プロジェクトに30代集まれ - Thoughts and Notes from CA

    先日誕生日をむかえ、なんと34歳になってしまった。もちろん、まだまだ34歳という気持ちはあるが、自分より年下の社会人の層が十二支一サイクル分の厚みがあることを考えると、結構自分も年をとったなぁと思う。そして、年をとるにつれ、自分が上の世代からして頂いたように、下の世代に自分ができることを少しずつでもしてあげて、指導を頂いた上の方への間接的な恩返しをもっとしなければ、という思いが一層強くなっていく。 G.W.中にそんなことを考えていたら、梅田さんのブログ経由で"限界とそして希望"というエントリーにであった。『シリコンバレーから将棋を観る』の英訳プロジェクトのリーダーのエントリーなのだが、プロジェクトの中心的な翻訳者の平均年齢はなんと21歳くらいというではないか。これは若い・・・。21歳くらいの若者達が留学経験や翻訳経験のない中、日のウェブを明るくしようと新しいオープンソース的取り組みを立ち

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  • クラウド・コンピューティングは大企業でも適用可能か? - Thoughts and Notes from CA

    マッキンゼーが"Clearing the air on cloud computing"というレポートの中で、企業が自身のデータセンターを抱える際のコストとAmazonのEC2を利用する際のコストを比較しており、なかなか興味深い。 Current cloud computing services are generally not cost effective for larger enterprises Most EC2 options are more costly than TCO for a typical data center Enterprises could get lower TCO through pre-pay agreements – but only for Linux systems 現在のクラウド・コンピューティングのサービスは、総じて大企業にはコスト効率はあ

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  • Google初の減収 2009年第一四半期決算考 - Thoughts and Notes from CA

    Googleが2009年の第一四半期の決算を発表した。売上は前年同期比で6%増加しているものの、前四半期比では、3%減少と初の減収。かろうじて前年同期比でプラスをキープしたものの2008年第一四半期の前年同期比は42%増、2008年第4四半期の前年同期比は18%増だったことを考えると減速感は否めない。 このニュースを報じている各サイトのタイトルを見る限り、アナリスト予想を上回る利益を実現とPositiveなメッセージを発信しているサイトが多い。グーグルは業績予想を発表していないので、仕方なくアナリスト予想を基準に報じているのだと思うが、はっきり言ってアナリストの予想より上か下かなんてことはかなりどうでもよいことだと思う。エントリーではグーグルのこの時期での減収について、私なりにいくつかの視点を提示してみたい。 グーグルは特定の期間の経営成績を評価される入り口にたった 今回の減収をもって、

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  • マッキンゼーのクラウドコンピューティングの定義 - Thoughts and Notes from CA

    Nich Carrのエントリ経由で知ったのだが、マッキンゼーが"Clearing the air on cloud computing"というレポートを発行しており、そこに諸説あるクラウドコンピューティングの定義がのっており、流石にきれいにまとまっているので紹介したい。 1.Hardware management is highly abstracted from the buyer 2.Buyers incur infrastructure costs as variable OPEX 3.Infrastructure capacity is highly elastic (up or down) 1. 買い手にとって、ハードウェア管理が高度に抽象化されている 2. 買い手はインフラコストを変動的な事業運営費として負担する 3. インフラのキャパシティは高度に伸縮性がある(上がる方にも下

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  • アイデアを行動にうつすためのもう一つのアイデア - Thoughts and Notes from CA

    を読んだり、ネットを徘徊したりすると目から鱗が落ちるようなアイデアと出会うことは非常に多い。一方で、「読んで目から鱗が落ちただけではだめ」とか、「何冊も自己啓発書を読むよりも、2〜3冊に書かれていることを確実に実行するほうが大事」とか、頭では理解しているが、めぐり会ったアイデアをはらに落とし、実行するというのは案外難しい。この難しさから目をそむけ、目から鱗がおちる爽快感を味わったほうがよいと、次の一冊に手を伸ばすこともしばしば・・・。 出会ったアイデアの中には、実行に移せたものもあれば、実行に移そうとチャレンジしているものもあれば、既に忘却の彼方のものもある。その差は、一体何だろうとあれこれ考えていたところ、すごい考えにめぐりあった。 コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる 作者: 伊藤守出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2002/07

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  • IBMとAmazon提携にみるIBMのCloud Computing時代の戦略 - Thoughts and Notes from CA

    久しぶりにNich Carrのエントリーを紹介したい。"Another little IBM deal"というエントリーでIBMとAmazonの提携について考察しており中々面白い。ポイントをかいつまんで書くと、 IBM DB2、Informix Dynamic Server、WebSphere Portal、Lotus Web Content ManagementのようなソフトをIBMはAmazonのEC2を通してUtility Computing形式で提供することにした 既にこれらのソフトウェアライセンスの保持しているユーザもEC2を利用することができる 案件としてはそれ程大きなものではないが、これはPCのOS開発をマイクロソフトに委託して、PC時代の覇権を取り損ねたのと同様に、AmazonのCloud Computing時代の覇権確立の試金石となるのではないか という感じ。 これは視点

    IBMとAmazon提携にみるIBMのCloud Computing時代の戦略 - Thoughts and Notes from CA
  • 『コーチング・マネジメント』 いかにして自発的行動をうながすか - Thoughts and Notes from CA

    『コーチング・マネジメント』を読んだので書評を。 コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる 作者: 伊藤守出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2002/07/24メディア: 単行購入: 10人 クリック: 56回この商品を含むブログ (42件) を見るコーチング制度を導入している会社は結構多いと思うし、私が以前勤めていた会社でも制度として存在した。ただ、コーチングという制度は、私の中では導入がなされ、時間もそれなりに使っているものの、あまり効果のあがっていない人事施策の一つのように思う。立派な金科玉条が掲げられるものの、会社全体としては効果にばらつきがあり、気付いたら制度として消失していた、という印象が強い。 書を読めば、なぜ世のコーチング制度がそれ程機能していないかがよくわかる。コーチングという言葉は耳慣れているが故に逆に世の中できちん

    『コーチング・マネジメント』 いかにして自発的行動をうながすか - Thoughts and Notes from CA
  • 『大人の仕事ドリル』 ビジネスの芸風を広げる - Thoughts and Notes from CA

    大人の仕事ドリル―反常識思考でビジネススキルが大幅アップ 作者: 池田輝久出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/05/18メディア: 単行購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る仕事術系のは読みすぎで傷気味だったが、この『大人の仕事ドリル』は他のと一線を画し、なかなか楽しんで読めた。何が他のと違うのかというとビジネススキルに関する3択問題が延々と150題続き、1冊のを構成しているという点。ゲーム感覚の軽いとみる人もいるかもしれないが、中身はかなり濃く、大変勉強になる。説明だけだとわかりにくいので例を紹介をしてみたい。 米国の会社との取引で、納期についてもめています。先方は来週水曜日までに納品してほしいと要求していますが、まだ確約できる状況ではありません。「全力で努力する」と説明しているのですが、先方は「コミットメントが欲しい」と文書

    『大人の仕事ドリル』 ビジネスの芸風を広げる - Thoughts and Notes from CA