地銀システムの共同化 日経金融平成19年6月1日号の見出し記事です。2010年頃稼動を目指して地銀システム更改の時期にあり、IT各社が競争を激化させているという内容です。特にNTTデータとIBMの二大陣営の共同システム受注合戦が激しく、平均で年間50億円とされる維持更新費用削減を目玉に、競争が行なわれているとしています。NTTデータは、横浜、北陸、北海道の三行共同と並んで、地銀共同センターに力を入れており、現在12行が参加済み或いは予定です。最終的には15行を目指すとしています。瀬谷地銀協会長の「勘定系に違いはなく共同化は進む。」という意見を紹介しながら、同じ共同地銀同士でATMの相互利用や再編の契機にもなるとしています。 この記事を読んで、新しいニュースがないのに何故こんな記事を大きく書くのだろうかと思いました。いつものことですが、この記事で誰が得して、損するかという視点で見なおしますと