最近のハードディスクはどんどん大容量化が進み、小さな容量のものの入手がだんだんと難しくなってきて悩んでいます。このことを他の人に話すと、大抵は「え?大は小を兼ねるので大容量なものを使えばいいのでは?」という返事が返ってきます。しかし、必要以上に大容量のハードディスクは、いろいろと不便が多いのです。今回はその理由について述べてみたいと思います。 フォーマットやRAID再構築に時間がかかる 例えば80GBと1TBのハードディスクでは、実に12.5倍もの容量差があります。いろいろな要素を省いて単純に考えると、フォーマットやRAID再構築も12.5倍の時間がかかるということになります。仮に80GBのハードディスクを使ったRAIDの再構築に3.5時間かかるとすると、1TBのそれは、諸要素を除いて単純計算すると44時間もかかることになりそうです。フォーマットやRAID再構築は結構時間がかかりますので、