かつてのソフト会社というのは、資本力がなければ元請けが出来ないという事実がありました。それを何とかカバーするために発達したのが現在の業界の構造です。つまり三要素である「多重下請け構造」「派遣」「人月」です。ですがそれはアンシャンレジュームだと断ずることが出来る時代になったのです。 「資本」を何に使うのかが説明されていないから、「資本力がなければ元請けが出来ない」という言い方は門外漢には分かりづらいのお。元請けになるための条件である「資本力」とは、具体的には何を意味してるんだ? 工場等の設備投資を行うわけじゃなかろうから資本金か? 官庁入札などで、ある程度の資本金額を有してないと応札の資格が得られないとか? 「それを何とかカバーするために」の「それ」とは、文脈から言って「資本力」のなさ、ということであろうから、要は「資本力」を持たない会社でも「元請けが出来」るようになる「ために発達した」「現