松戸市では来年一月から、市立の小中学校と高校の全校で使用する電力を、東京電力から特定規模電気事業者(PPS)に切り替えることになった。
松戸市では来年一月から、市立の小中学校と高校の全校で使用する電力を、東京電力から特定規模電気事業者(PPS)に切り替えることになった。
教授会確認「大幅赤字が必至」 千葉大学園芸学部(松戸市)の移転問題で、同学部教授会は25日、移転しない方針を確認した。地元自治体の反発を受け、計画の見直しを迫られた結果、移転により大幅な赤字となると判断した。これを受け、同大は7月上旬にも正式に移転断念を決定する。 斎藤康学長は5月下旬、環境健康フィールド科学センターの用地売却などを盛り込んだ移転の検討案を同学部に示したが、これを知った地元の柏市が強く反発した。大学関係者によると、市側に配慮した斎藤学長は教授会で科学センターの用地を一部残す修正案を提示した上で、この案で移転計画を進めると、20億円以上の赤字が出るとして、移転は事実上難しいとの考えを伝えたという。 当初、東大が所有する千葉市稲毛区の西千葉キャンパス隣接地に園芸学部が移転する計画だったが、教授会では斎藤学長の方針見直しを受け、科学センターの用地売却も含め、すべて断念することを確
千葉大園芸学部(松戸市)が、大学本部のある西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)隣接地への移転を検討している問題で、園芸学部教授会は25日、移転しない方針を決め、構想は白紙に戻される見通しになった。7月初めの大学役員会で正式決定される。 斎藤康学長は教授会で、移転費用を賄うために、園芸学部と柏の葉キャンパス(柏市)の敷地のうち、緑地などを除いた大部分を売却しても、二十数億円の大幅赤字が出るというバランスシートを示した。赤字を減らすためには、収支計画以上に支出を抑えなければならず、教授会は「教育や研究の質の低下を招かずに移転するのは困難」として、移転しないことを全会一致で決めた。 移転構想が表面化したのは昨年4月。東大生産技術研究所千葉実験所の敷地を購入し、園芸学部を移転する構想で、今年5月には環境健康フィールド科学センターがある柏の葉キャンパスの敷地も売却する検討案が学部側に示されていた。 松戸
松戸市の千葉大園芸学部が、千葉市の大学本部隣接地に移転する構想が白紙になる見通しになった。二十五日に開かれた同学部教授会で、斎藤康学長から移転の収支バランスを示され、移転すれば大幅な赤字になると判断し移転しない方針を決めた。七月上旬に開く大学の役員会で移転断念を正式に決める。 大学本部に隣接する東大の敷地を購入し園芸学部を移転する構想について、本部から検討を求められた園芸学部は昨年四月から協議を重ねてきた。移転費用を工面するため、園芸学部の敷地を売却するだけではなく、今年五月には柏市の同大環境健康フィールド科学センター敷地を売却する案も示された。 教授会が移転しない方針を決めたことについて、菊池真夫園芸学部長は「収支に大きなギャップが出ることが示された。移転をすれば教育と研究の質を落とすことになることが分かり、移転は現実的ではないことを確認した」と語った。
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