ガイナーレSC鳥取に県警資料◆新日本海新聞記者が送信 J2・ガイナーレ鳥取を運営する「SC鳥取」が無許可で有償シャトルバスを運行し、道路運送法違反の疑いで書類送検された事件に絡み、日本海新聞を発行する新日本海新聞社の運動担当記者が、県警が報道機関用に提供した事件概要の広報資料をSC鳥取の社員に渡していたことが分かった。 新日本海新聞社によると、1日昼ごろ、SC鳥取の広報担当者から、記者に「警察からの資料をくれないか」と電話があった。記者は、社会担当デスクの机上にあった資料を無断で持ち出し、ファクス送信したという。 新日本海新聞社の森原昌人・編集制作局長は取材に対し、「報道機関として、あってはならないこととして重く受け止めている。警察からの資料の取り扱いについて、全記者に申し入れをした。二度とないよう記者教育をしたい」と話した。編集制作局次長と担当デスクは2日、県警に対して経緯の説明と謝罪を