インド・ニューデリー(New Delhi)のコーヒー店で、コーヒーを準備する従業員(2013年2月6日撮影)。(c)AFP/SAJJAD HUSSAIN 【3月27日 AFP】ブルガリアでは、生活費に苦しみコーヒー代が支払えない人も気にする必要がない。貧困問題が深刻化する同国に、金銭に困っている人にコーヒーを振舞う古いイタリアの伝統が定着しつつあるのだ。 交流サイトのフェイスブック(Facebook)に設置された専用ページによると、イタリアの「カフェ・ソスペーゾ」の伝統をモデルにしたこの慈善活動に参加するカフェはブルガリア全土で150店舗以上に上っている。 イタリア南部のナポリ(Naples)のカフェで生まれたこの伝統は、カフェを訪れた人が他人のコーヒー代金を先払いするというもの。コーヒーを飲みたい人は、「カフェ・ソスペーゾ」があるかどうかを尋ね、先払い分がある場合には無料でコーヒーを飲む
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