子どもの両親2人共が新型コロナウイルスに感染したり、ひとり親世帯の保護者が感染したりして、子どもが陰性だった場合、親族などに頼れない家庭では子どもをどう保護するかが問題になっています。 大阪府の吉村知事は、こうした“子どもたちを福祉施設で預かるなどの支援策”を、4月24日にも示したいと述べました。 「本来であれば親族や祖父母にみてもらうのが当然だと思いますが、誰も身よりもない場合の最後の砦としての“役所の受け入れ”、これは必ずやっていきます。」(大阪府 吉村洋文知事 4月23日) 大阪府ではこれまで、こうしたケースでは両親が入院した病院内で子どもを預かった事例があるとしていますが、それにも限界があるとして、福祉施設のほか、里親制度などを検討したいとしています。