わたしたちコンピュータ業界誌の人間は、今なおMicrosoftとどこかの企業、政府機関、またはレドモンドの巨人に挑戦するにはまだ遠い新コンセプトとの次の大きな戦いをつづろうとしている。この数年は、こうした挑戦者としてGoogleが好まれてきた。たとえGoogleがMicrosoftのプロダクティビティソフトとクライアントOSを直接攻撃してこなかったとしてもだ。 しかし2月22日にGoogleが、Webベースのメッセージング、予定表、ワープロ、表計算ソフトを集めたスイートのプレミアム版を発表したことで、Google対Microsoftのニュース――そして(Microsoft CEOの)スティーブ・バルマー氏がいすを投げたという逸話――はまったく新しい趣を帯びてくる。Google担当者は、同社の新しい年額50ドルの製品は今Officeを使っていない企業をターゲットにしていると言うが、わたしはこ