「ディ・メッラ」(DI MELLA)という靴ブランドをご存知だろうか? 1880年代にナポリで創業したファクトリーブランドである。 日本には数多くのイタリア製シューズが入ってきているが、ナポリ製というのは珍しい。 規模は工場というよりも工房といった大きさで、20人ほどでシューズを作っているそうだ。 取り扱っているのは、イタリアやイギリス、フランス、スペインといった世界の良質シューズを提供しているワールド フットウェア ギャラリーである。 これまでカジュアルなモデルは展開していたが、秋冬から本格的なドレスタイプがラインナップされる。おそらく日本での展開は今回が初めてだろう。 写真のコレクションは「ディ・メッラ」とワールド フットウェア ギャラリーが共同で製作したラスト(木型)を使っている。 シルエットは適度なロングノーズで、先端はチゼルトウ。デザインはいわゆるパンチドキャップトウと呼ばれる