最近はネットの通販も普及して、住所を書く機会がますます増えている。しかし、あたらしい店で通販を申し込むたびに、リアルな住所を書かなければならないというのは、個人情報保護の観点からいうと、あまりうまい方法ではない。 先日DNSについて少し書いたが、もし住所にもDNSのようなものがあれば、これをもっとうまい仕組みにできそうに思う。通販などの申し込み時には、リアルな住所を書くのではなく、「エイリアス住所」みたいなものを書く、という仕組みだ。 「エイリアス住所」は、例えば宅配業者のサービスとして考えられる。通販などを利用するユーザは、あらかじめこの宅配業者の申し込み画面で、自分の住所を書いた上で、「エイリアス住所」を取得しておく。取得したエイリアス住所を、例えば「abcde12345」としよう。 これで、もし自分が利用する通販サイトが「エイリアス住所」に対応していれば、申し込み時にリアルな住所を書