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ブックマーク / mattn.kaoriya.net (66)

  • Big Sky :: Go 言語プログラミングエッセンスという本を書きました。

    2023/3/12 発売です。 Go言語プログラミングエッセンス エンジニア選書 mattn 技術評論社 Kindle版 / ¥3,450 (2023年03月09日) 発送可能時間: Go が発表された当初から Go を見続けて来たので ずいぶん時間が経った気がします。僕なりにいろいろな活動をして来ました。Go 体や周辺ツールへのコントリビュート、イベント登壇、雑誌への記事の投稿や「みんなのGo言語」の共著など。 あらゆる活動が Go づくめで刺激的でした。Go で得たものも沢山あります。そして Go を使う人も想像していた以上に沢山増えました。Go に関して書かれたブログ、Go の求人、今では大学で Go を教えているところもあるくらいです。Go を知った事で僕のプログラミング人生はずいぶん変わりました。それまでは何を作るにしてもC言語をメイン言語として使ってきましたが、今や新しいアプ

    Big Sky :: Go 言語プログラミングエッセンスという本を書きました。
  • Big Sky :: errors.Join が入った。

    errors, fmt: add support for wrapping multiple errors · golang/go@4a0a2b3 · GitHub An error which implements an "Unwrap() []error" method wraps all the non-nil errors in the returned ... https://github.com/golang/go/commit/4a0a2b33dfa3c99250efa222439f2c27d6780e4a Go でエラーを扱う際に、複数のエラーを束ねたい事があります。例えば複数のタスクを実行し、1つでもエラーになれば中断するのではなく、一通りタスクを実施し終えた結果を返したい様なニーズです。 package main import ( "errors" "log" "os"

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  • Big Sky :: Go に Fuzz testing が入った。

    みなさん Fuzz testing ってご存じでしょうか。 人間が作る物は必ずといっていいほどバグが存在します。そしてそのコードをテストする人間も必ずバグを見逃します。 想定していなかった境界値テスト等、人間には先入観という物があり、それが邪魔をして簡単にバグを見逃します。昨今、この様な誰も気付かなかったバグの隙間を突く様な脆弱性が沢山見つかっています。 物によっては重大インシデントに発展する物まであります。 こういった人間では想定できない様なバグを見付けてくれるのが Fuzz testing です。Fuzz testing を実施する事で、ソフトウェアは頑丈になり安全にもなりえます。 日、Go の master ブランチに Fuzz testing の機能が入りました。 [dev.fuzz] Merge remote-tracking branch 'origin/dev.fuzz'

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  • Big Sky :: WSL2 でクリップボード使いたい。

    WSL2 がリリースされ Windows 10 Home Edition でも使える様になったので色々遊んでるのだけど、Windows 側とテキストを交換したい時に面倒で、クリップボードを共有する方法を模索した。 最悪 /dev/clipboard を実装するまで考えたけど、面倒過ぎたし exe の実行厳しい(何か常駐させてユーザランドから起動する為にサーバがいる)だろうから別の方法を考えた。WSL2 は binfmt (たぶん違うけど良く似た奴だろう) で Windows の exe が起動できるので、コマンド経由で stdin/stdout を read/write できる物を起動する方法を考えた。 で自分で書くかと Windows Terminal 起動した時点で「Windows Terminal からコピペできるやん、いらなくね?」となり、来の目的を忘れかけていたので、おとなしく

    Big Sky :: WSL2 でクリップボード使いたい。
    fumikony
    fumikony 2020/05/31
  • Big Sky :: 書評: Visual Studio Code 実践ガイド

    執筆者様に Twitter でお声掛け頂き、発売前ながら献頂く事になりました。執筆された森下様、送付頂いた技術評論社様、ありがとうございました。 Visual Studio Code は登場から色々な機能を取り込みつつ着実にユーザを増やし、統合開発環境としては今や飛ぶ鳥を落とす勢いになった言って良いでしょう。以下は 2019 年の Stackoverflow Survey で公開された有名な開発環境の調査結果です。 僕は普段は Vim というテキストエディタを使っていますが、実は僕は色々なテキストエディタを試します。Emacs も人並み程度使えますし、Visual Studio Code も拡張を自分で書いた事がある程度には使っています。 Search results - mattn | Visual Studio Code , Visual Studio Marketplace ...

    Big Sky :: 書評: Visual Studio Code 実践ガイド
    fumikony
    fumikony 2020/02/25
  • Big Sky :: sudo の特権昇格バグはなぜ起こったのか

    « Microsoft Word を Markdown に変換するコマンド「docx2md」を作った。 | Main | VimConf 2019 を終えて » Linuxsudo に root 権限を奪取できるバグが見つかった。 Linuxの「sudo」コマンドにroot権限奪取の脆弱性。ユーザーID処理のバグで制限無効化 - Engadget 日版 この脆弱性は、sudoコマンドのユーザーIDに-1もしくは4294967295を指定すると、誤って0(ゼロ)と認識して処理してしまうというもの。0(ゼロ)はrootのユーザーIDであるため、攻撃者は完全なrootとしてコマンドを実行できることになります。 https://japanese.engadget.com/2019/10/14/linux-sudo-root-id/ 既に Ubuntu 等にはパッチが配布され始めているらしい

    Big Sky :: sudo の特権昇格バグはなぜ起こったのか
  • Big Sky :: 改訂2版 みんなのGo言語

    2016年、普段から現場でGoを使っている名立たるGoプログラマの皆さんと一緒に「みんなのGo言語」という書籍を執筆させて頂きました。 「みんなのGo言語」は他のリファレンスとは異なり、Go言語の最新事情をお伝えする事に主眼を置いて書きました。 インストール方法や使い方、モダンなテストの書き方、ツールの使い方等も執筆時点での最新情報を書かせて頂きました。 これはとても意義がある事だった感じています。 しかしこれは逆に、時間が経つにつれ執筆した内容が次第に古くなってしまうというリスクを伴います。幾つかの内容は、3年経った現在に合わなくなっている物も出てきました。紹介したツールの中には開発が止まってしまっている物もあれば、執筆時点で制限事項と記したけれども現在では解消している物も出てきています。そればかりではなく新しく追加されたコマンドや機能、新しい制限事項もあります。特に Go Modul

    Big Sky :: 改訂2版 みんなのGo言語
  • Big Sky :: golang で終了を確認するテストの書き方

    いい記事に感化されて僕も何か書きたくなった。 Golangにおけるinterfaceをつかったテスト技法 | SOTA Golangにおけるinterfaceをつかったテスト技法 最近何度か聞かれたので自分がGolangでCLIツールやAPIサーバーを書くときに実践してるinterfaceを使ったテスト技法について簡単... http://deeeet.com/writing/2016/10/25/go-interface-testing/ 僕も1つ golang のテストの tips を。golang を書いていて良くあるのが「コマンドがステータス 0 で終了する事」のテスト。 package main import "os" func doSomething() { os.Exit(0) } func main() { doSomething() } でも os.Exit しちゃうとテ

    Big Sky :: golang で終了を確認するテストの書き方
  • Big Sky :: 1つの横着から隠しファイルが生まれた瞬間

    この文章は Rob Pike 氏が Google+ に投稿した内容の意訳です。現在は web archive からしか閲覧できません。面白かったので訳してみました。 ショートカットからのレッスン ずっと昔の話。Unixファイルシステムで移動を簡単にする為に . や .. を追加する設計がほぼ完成していた頃。確かではないけれどバージョン2への書き換え中、つまりファイルシステムが階層的になった頃(初期の段階では構造が全く違っていた)に . と .. は入った。ls をタイプするとドット付きのファイルが現れたので、Ken か Dennis のどちらかが簡単なテストプログラムを追加しました。当時はアセンブラでしたが問題のコードは次のようなものと同等でした。 if (name[0] == '.') continue; この1文は、来あるべき以下の1文よりも多少短かった。 if (strcmp(na

    Big Sky :: 1つの横着から隠しファイルが生まれた瞬間
  • Big Sky :: Golang のオフィシャルが提供するインタフェースまとめ

  • Big Sky :: net/http でレスポンスの内容を確認したいなら io.TeeReader を使おう

    « Golang で物理ファイルの操作に path/filepath でなく path を使うと爆発します。 | Main | VimConf2017 に参加してきた。 » printf デバッグは便利だ。技術の後退と言われようと printf でないと解決できない事はまだまだたくさんあります。 今日は net/http でクライアントが得たレスポンスの JSON を確認したいといった場合に、どうデバッグしたらいいかを書いてみたいと思う。 Go のインタフェースは大よそ io.Reader もしくは io.Writer を使う様に設計されている。こうする事でプログラムがメモリを一度に沢山確保してしまわない様にしています。 package main import ( "encoding/json" "fmt" "log" "net/http" ) type Foo struct { ID  

    Big Sky :: net/http でレスポンスの内容を確認したいなら io.TeeReader を使おう
    fumikony
    fumikony 2017/10/26
  • Big Sky :: gRPC のサービスが簡単に作れるライブラリ「lile」

    gRPC は型の強い RPC を色々な言語を使って実装できる仕組みとライブラリです。 Big Sky :: Protocol Buffers を利用した RPCgRPCgolang から試してみた。 grpc/grpc · GitHub gRPC - An RPC library and framework https://github.com/grpc/grpc gRPCGoogle が開... https://mattn.kaoriya.net/software/lang/go/20150227144125.htm とても便利なのですが幾分手数が多いのが難点で、ちょっとしたサービスを gRPC で実装したいと思っていてもそう簡単に作る事が出来ませんでした。 ところが今回ご紹介する lile を使うと、とても簡単に gRPC を使った golang の実装を作れてしまいます

    Big Sky :: gRPC のサービスが簡単に作れるライブラリ「lile」
  • Big Sky :: Visual Studio Code で ssh 先のファイルを編集する方法

    Visual Studio Code で ssh 先のファイルを編集するには、Remote VSCode を使います。 Remote VSCode - Visual Studio Marketplace A package that implements the Textmate's 'rmate' feature for VSCode. https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=rafaelmaiolla.remote-vscode なかなか仕組みが面白かったので紹介したいと思います。Remote VSCode は、実際は Sublime TextTextmate の rmate というコマンドの派生版です。どうやって ssh 先のファイルを編集するかというと、勘の良い方であれば以下のコマンドを見れば理屈は分かるはず。 $ s

    Big Sky :: Visual Studio Code で ssh 先のファイルを編集する方法
  • Big Sky :: Re: Goでコマンドライン引数と環境変数の両方からflagを設定したい

    Goでコマンドライン引数と環境変数の両方からflagを設定したい - Qiita Goで実装したプログラムでオプションをコマンドライン引数から取るには標準の `flag` パッケージを使いますが、値を環境変数からも読みたいことがあります。(特に Docker で動かす場合) htt... http://qiita.com/sfujiwara/items/f177d85e9c10f4c34fb6 実は結構簡単に出来ます。github.com/namsral/flag に依存したくない場合や github.com/namsral/flag が実は flag 互換で無かった、なんて問題が見付かった場合に使えるハックです。 オリジナルのコード package main import ( "flag" "fmt" ) func main() { var age int flag.IntVar(&ag

    Big Sky :: Re: Goでコマンドライン引数と環境変数の両方からflagを設定したい
  • Big Sky :: Re: Go言語感想文

    幾らか言いたい事があったので。 Go言語感想文 - なるせにっき 序 最近、敵情視察を兼ねた仕事ととしてGoでアプリケーションを書いていた。このアプリケーションがどんなものかはそのうち id:tagomoris さんがどこかで話すと思うけれど、この コンポーネント ... http://naruse.hateblo.jp/entry/2017/06/02/203441 GoroutineとChannel Goroutineはようするにスレッドなんですが、文法と実装の支援でより気軽に使えるのが他の言語との違いでしょうか。なので、Goroutineをどれだけほいほい使うべきかというコスト感覚を身につけることがとても大事な気がします。Rubyなどとは気持ちを切り替えていく必要があるでしょう。ぼくはまだ切り替えきれていません。 Goroutine はスレッドではありません。Goroutine はコ

    Big Sky :: Re: Go言語感想文
  • Big Sky :: ログイン認証をマイクロサービス化する「loginsrv」

    認証を持たないウェブアプリケーションをいざ認証に対応させようと思うと案外面倒でモチベーションを無くしてしまうなんて事もよく起きうる話です。特に社内向けのアプリケーションを作っていたら番で使う事になってしまって、なんて話は良くある話です。開発でDB を見るのはちょっと...。でも既存のコードをゴリゴリと触りたくない。そんな場合にログイン認証部分だけマイクロサービス化できると気持ちも幾分和らぎます。今日はそんなちょっと便利なサーバ「loginsrv」を紹介したいと思います。 GitHub - tarent/loginsrv: JWT login microservice with plugable backends such as OAuth2, Github, htpasswd, osiam loginsrv is a standalone minimalistic login se

    Big Sky :: ログイン認証をマイクロサービス化する「loginsrv」
  • Big Sky :: ネットワーク構成を変更した直後に Cygwin や msys2 が激遅になる問題の解決方法

    今日、LAN ケーブルを抜いた直後に msys2 の cat コマンドを実行したらハングする事に気付いた。 これはまずい。なんかに感染してる。cat コマンドと言いながらどこかインターネットにアクセスしてるんや! と思って色々調べた。が実は cat コマンド君悪くなかった。すいませんすいません。 一部の記事では /cygdrive/ のアクセスがあるから hosts に cygdrive を足せば良いといった物もあったが、デマっぽかった。以下、調査した最終結果を書いていく。Cygwin や msys2 のコマンドは所有者や権限情報を取得する為に LDAP 経由でアクティブディレクトリに問い合わせを行う。例えば cat foo.txt と実行した場合であってもファイルの権限を UNIX エミュレーションする為に必要となる。で、このアクティブディレクトリへの問い合わせが LAN が抜けてるとタ

    Big Sky :: ネットワーク構成を変更した直後に Cygwin や msys2 が激遅になる問題の解決方法
  • Big Sky :: golang では変数の宣言位置が大事

    今日こんなツイートをした。 @mattn_jp よろしければベターな理由をm(_ _)m 名前空間を短くする作法なのはわかるのですがメモリやGCやコンパイラなど、どの辺に優しい感じですか? — Ryuji IWATA (@qt_luigi) April 5, 2017 qt_luigi さんからどうしてかを聞かれたので説明したいと思います。 golang では宣言した位置で初めて自動変数としてメモリが確保され、ゼロクリアされます。 for i := 0; i < b.N; i++ { var foo Foo bar, err := doSomething() if err != nil { continue } foo.v = bar fmt.Fprintln(ioutil.Discard, foo) } なので例えばこの様なコードで doSomething() が err を返した場合、

    Big Sky :: golang では変数の宣言位置が大事
  • Big Sky :: Ruby の Array#<< は Array#push よりも速いか

    巷の噂で Ruby の Array#<< が Array#push よりも速いと聞いたので調べてみた。まずはベンチマークを取ってみた。 require 'benchmark' Benchmark.bm 10 do |r| r.report "push" do 8000000.times do; [].push(1); end end r.report "<<" do 8000000.times do; [] <<1; end end end 結果は以下の通り。 user     system      total        real push         1.570000   0.000000   1.570000 (  1.579687) <<           1.280000   0.000000   1.280000 (  1.288951) 確かに Array#<< の

    Big Sky :: Ruby の Array#<< は Array#push よりも速いか
  • Big Sky :: golang でメモ専用コマンド「memo」作った。

    « Ruby の a = a + 1 はなぜ undefined method '+' for nil:NilClass なのか | Main | Ruby の Array#<< は Array#push よりも速いか » 僕は日々 memolist.vim という Vim plugin を使い、仕事で思いついた疑問点や会話の一部をメモ取りする様にしています。相手と会話している最中に「あ、ここ大事だ」と思ったら vim を起動して :MemoNew してメモを編集していました。もちろん Vim ですから起動は抜群に速くてとてもご機嫌良く動くのですが、どうしてもこれをシェルから扱いたいという要求に負けてささっと作ってみました。 GitHub - mattn/memo: Memo Life For You README.md memo Memo Life For You Usage NAME:

    Big Sky :: golang でメモ専用コマンド「memo」作った。