タグ

スペインに関するfumiruiのブックマーク (8)

  • カタルーニャ危機とバスク地方|時の話題|三田評論ONLINE

    昨年2017年10月1日、カタルーニャで独立住民投票が実施され、2010年から続いているカタルーニャ危機は新たな展開を見せた。その日のニュースはスペイン中央政府の反対にもかかわらず投票する住民、また、投票所を制圧し、投票箱と投票用紙を接収する警察の映像で世界中の多くの視聴者を驚かせ、そしてそれ以降にも、プッチダモン前州首相のベルギー脱出、自治政府幹部や独立派の活動家の拘束、中央政府によるカタルーニャ州自治権の停止、州議会での独立宣言の可決など、相次ぐ重大な出来事が欧州内外で大きな波紋を呼んできた。 スペイン国内では、こうした事態に対してもっとも懸念を抱いた地域はおそらくバスク地方であった。バスクは、カタルーニャと同様に固有の言語と民族アイデンティティを持ち、スペインの自治州体制の中で高度な自治権を有し、また、19世紀に遡る独立運動を生み出している。 さて、バスク社会はカタルーニャ危機に対し

    カタルーニャ危機とバスク地方|時の話題|三田評論ONLINE
  • 失われた古代イベリア文化を物語る2400年前の貴婦人像

    翼の装飾を施された玉座に座る色鮮やかなバサの貴婦人。スペイン、バサにあるイベリア人の墓地遺跡で発見。紀元前4世紀初頭に作られた。(ASF/ALBUM) スペイン南部の小さな都市バサの北に、セロ・デル・サントゥアリオ遺跡という、古代ローマ以前の墓地遺跡がある。1971年7月のある朝、発掘作業員がここで何か固い物を掘り当てた。色の付いた岩のように見えたが、土を取り除くと女性の顔が現れた。太陽の光を浴びたのは、およそ2400年ぶりだった。 この高さ1.2メートルの石灰石の彫像は現在、「バサの貴婦人」として知られている。翼のようなものをもつ玉座に、ドレスと宝石で着飾った女性が座っている像だ。かつては鮮やかに彩色されており、今でもその顔料の名残が、バラ色の頬やマントの縁の市松模様などに見られる。右側の物入れの中から火葬された人骨が見つかったことで、バサの貴婦人は紀元前380年頃の骨壺だったと判明した

    失われた古代イベリア文化を物語る2400年前の貴婦人像
  • スペイン カタルーニャ州「独立宣言」可決 | NHKニュース

    スペイン北東部のカタルーニャ州の州議会はさきほど日時間の27日午後10時すぎ、今月行われた住民投票の結果を受けてスペインからの一方的な独立を宣言する議案を賛成多数で可決しました。これに対してスペイン政府は、州の自治権の一部を停止し、州首相を解任するなどの強硬措置に出る構えで、双方の対立は決定的になり、事態は重大な局面を迎えました。

    スペイン カタルーニャ州「独立宣言」可決 | NHKニュース
  • カタルーニャ「独立宣言」がもたらすスペイン社会の分断/八嶋由香利 - SYNODOS

    2017年10月1日、スペイン北東部に位置するカタルーニャ州で、スペインからの分離独立の是非を問う住民投票が行われた。それ以後、この地域の政治情勢は混乱している。10月21日、スペイン政府はついに自治州への介入を認める憲法155条を適用し、自治の一部停止に踏み切ることを決定した。これにより、プッチダモン州首相以下、カタルーニャ自治政府の全閣僚は更迭される。また州議会も解散され、6カ月以内に新たな選挙が実施される見通しである。カタルーニャの独立派はこれを、カタルーニャ住民の意思に対する「クーデター」と反発を強めている。近日中にも正式な「独立宣言」が発せられるかもしれない。 野党第一党の社会労働党は、今回のスペイン政府の決定を支持している。サンチェス書記長はカタルーニャ州がスペイン人の共存を一方的に破棄しようとしていると非難し、「カタルーニャのブレグジット」と呼んだ。1978年憲法が制定されて

    カタルーニャ「独立宣言」がもたらすスペイン社会の分断/八嶋由香利 - SYNODOS
  • 混迷カタルーニャの歴史と未来を読み解く

    住民投票が終わった夜、中央政府のラホイ首相は投票は無効だと改めて強調した Angel Navarrete-Bloomberg/GETTY IMAGES <独立を問う住民投票を終えて全く見えない次の展開。歴史を見つめ直し、将来を占ってみると――> スペインのカタルーニャ自治州で10月1日、独立の是非を問う住民投票が行われた。治安部隊が投票を阻止しようと介入し、800人以上が負傷。投票できなかった市民も多かった。 しかし投票した市民のうち約9割が独立を支持したと、少なくともカタルーニャ側は発表している。中央政府とカタルーニャの対立がどう展開するかは見えないが、危機が収まる気配は全くない。 なぜ事態がここまでこじれたのか。オバリン大学(米オハイオ州)の教授(ヒスパニック研究)で、近く『スペイン内戦の記憶の戦い──歴史・フィクション・写真』を出版するセバスチャン・フェーバーに、アイザック・チョティ

    混迷カタルーニャの歴史と未来を読み解く
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 5分でわかるカタルーニャの住民投票と独立問題

    このへんの話。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011129891000.html http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170908/p2 事情に詳しくない人からすると「なんでそんなにカタルーニャは熱くなってるの?」って感じだろうと思うので、簡単に解説したあとで補足説明をつけます。 5分でわかるまとめ今のスペインには「民族(ネーション)」をめぐって2つの対立軸がある 「スペインは単一民族(ネーション)からなる国だよ(だから地方の独自色はなるべくなくしていくのが望ましいよ)派」と「スペインはたくさんの民族(ネーション)からなる国だよ(だからもっと地方分権して独自の言語を守っていこうよ)派」 今の中央政府(国民党)はゴリゴリの単一民族派で、最大野党もどっちかというと単一民族派寄り、全国政党で多民族国家派なのは急

    5分でわかるカタルーニャの住民投票と独立問題
  • 謎に包まれた「ボイニッチ手稿」、スペイン出版社が複製制作へ

    【8月22日 AFP】世界で最も謎に包まれた書籍の一つとされ、暗号もしくは未知の言語で書かれているとされる「ボイニッチ手稿(Voynich Manuscript)」──。これまでのところ、この数世紀前の古文書解読の取り組みは成功しておらず、世界的な暗号解読者による挑戦も失敗に終わっている。 洗練された文字列と奇妙な植物や裸の女性の挿絵が描かれたこの古文書をめぐっては、神秘的な力が宿ると一部では信じられており、その解読に生涯を捧げる専門家もいる。現在は、米エール大学(Yale University)のバイネッケ図書館(Beinecke Library)で厳重に保管されており、ごくまれに保管庫から姿を現す程度だ。 だがこのほど、スペイン北部の奥地に佇む小さな出版社「シロエ(Siloe)」が、同手稿の複製を制作する権利を得た。承諾を得るまでに約10年を費やしたという。 古写の複製を専門とする同

    謎に包まれた「ボイニッチ手稿」、スペイン出版社が複製制作へ
  • 1