ケプラー宇宙望遠鏡のイラスト(2014年12月19日提供、資料写真)。(c)AFP/HANDOUT-NASA/AMES/JPL-CALTECH 【6月20日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は19日、地球サイズの岩石惑星を新たに10個発見したと発表した。これらの惑星は水が液体で存在し、生命を維持できる可能性があるという。 地球がある天の川銀河(銀河系、Milky Way)を走査観測するために2009年に打ち上げられたケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡を用いて、太陽系の外にある惑星(系外惑星)を探すミッションを実施しているチームは今回、同望遠鏡で検出された系外惑星の候補天体219個の調査結果を公表した。 新たに発見された候補天体のうちの10個は、地球の太陽公転軌道と同様の距離で主星を周回しており、液体の水が存在し、生命を維持できる可能性のある「ハビタブルゾーン(生命生存可能領域)」内に位置し