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ブックマーク / www.hayabusa2.jaxa.jp (13)

  • 2020/12/06 新着情報

    「はやぶさ2」再突入カプセルのリエントリー時の画像です。画面右から左へ動いている光の点が再突入カプセルで、大気中を通過するときに火球のように光って見えています。 ■動画■ 撮影時間:2020年12月6日 2:29頃(日時間) 撮影場所:オーストラリア クーバーペディ付近 クレジット:JAXA 映像 その1

  • ミネルバⅡ1、写真撮影・リュウグウ着地・ホップによる移動に成功! | トピックス | JAXA はやぶさ2プロジェクト

    9月21日に、「はやぶさ2」探査機から小型ローバ MINERVA-Ⅱ1(ミネルバ・ツー・ワン)を分離しました(分離時刻は日時間で13:06)。MINERVA-Ⅱ1はRover-1AとRover-1Bの2機からなっていますが、2機とも小惑星リュウグウ表面に着地したことを確認しました。各ローバとも状態は正常で、撮影した写真や各種のデータを送ってきています。その写真等の解析で、ローバはリュウグウ表面を移動していることも確認できました。 MINERVA-Ⅱ1は、小惑星表面に降りた世界初のローバ(移動探査ロボット)です。また、小惑星表面で自律的に移動したこと、写真撮影をしたことも世界初です。つまり、MINERVA-Ⅱ1は、「小惑星表面で移動探査をした世界初の人工物」となりました。しかも、2機同時に動作させるという快挙ともなりました。 以下に、MINERVA-Ⅱ1から送られてきた写真を示します。 [

    ミネルバⅡ1、写真撮影・リュウグウ着地・ホップによる移動に成功! | トピックス | JAXA はやぶさ2プロジェクト
  • 2018/08/07 新着情報

    6月27日にリュウグウに到着してから、7月20-21日にはBOX-C運用として高度6kmくらいまで降下しましたし、8月1日には高度5kmほどの中高度運用を行いました。そして、8月6日からは、リュウグウの重力を計測するために、3回目の降下運用を行いました。 重力計測運用では、なるべく探査機の軌道・姿勢制御をせずにリュウグウの引力にまかせて探査機を運動させることを行います(自由落下、自由上昇)。そのようにしておいて探査機の運動を正確に把握すると、リュウグウからどのくらいの強さの引力を受けているのかが分かるのです。 探査機は、8月6日の11:00前(日時間)にホームポジション(リュウグウからの距離が20km)から降下を開始しました。同日の20:30くらいには高度6000mに達し、そこから自由落下状態となりました。そして、8月7日の8:10頃に最低高度となる851mまで接近し、そこでスラスタを噴

    2018/08/07 新着情報
  • 2018/07/30 新着情報

    2018年7月25日の記事で、「はやぶさ2」が小惑星リュウグウ(Ryugu)に高度約6kmまで近づいた際に撮影した画像を紹介しました。この時に、リュウグウの自転に伴って、小惑星を見る角度が次第に変わる画像も撮影しています。先の画像と、もう一枚違う角度からの画像(下の参考を参照)を使って、立体視ができる赤青の合成画像を作成しました(図1)。赤青立体メガネ(右目が青、左目が赤)で見ると、リュウグウの全体形状と表面の地形が立体的に把握できます。 [オリジナルサイズ] 図1 高度約6kmから望遠の光学航法カメラ(ONC-T)によって撮影した画像から作成した、リュウグウの赤青立体視画像。2018年7月20日撮影。 画像クレジット※:JAXA, 会津大, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 産総研 以前に紹介した立体画像(その1、その2)に比べると、かなり凹凸が強調された迫

  • 2018/07/25 新着情報

    「はやぶさ2」は、6月27日に小惑星リュウグウ(Ryugu)に到着しましたが、その後、小惑星から約20km離れた地点(ホームポジション)に滞在して、リュウグウの観測を続けていました。高度20kmでホバリングをしていたわけです。そして、7月16日の週には、このホバリングの高度を下げるという運用を行いました。最終的には、高度が6kmを切るくらいまで下がりました。そのときに撮影した画像の1枚が図1です。 [オリジナルサイズ] 図1 高度約6kmから撮影したリュウグウ。2018年7月20日、16時頃(日時間)に望遠の光学航法カメラ(ONC-T)によって撮影。 画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 図1は、これまでホームポジションから撮影されていた画像(例えば、こちら)と比べると、解像度が約3.4倍上がっており、1画素が約6

    2018/07/25 新着情報
  • 2018/07/10 新着情報

    小惑星リュウグウ(Ryugu、確定番号162173)は、事前には予想されていなかった“コマ(独楽)型”の小惑星でした。その全体像を3Dの連続写真の動画でお見せします。 [オリジナルファイル] [オリジナルファイル] 小惑星リュウグウの立体視による全体像。赤青のメガネ(右目が青)で見ると立体的に見える。望遠の光学航法カメラ(ONC-T)による撮影で、撮影日は2018年6月23日。 画像クレジット※:JAXA, 会津大, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 産総研 これは、リュウグウへ最終接近中の2018年6月23日に、ONC-T(望遠の光学航法カメラ)でリュウグウの連続撮影したものです。小惑星が自転している様子を、自転の回転角にしておよそ10度刻みで撮影しています。この時の探査機からリュウグウまでの距離は約40kmでした。 赤青のメガネ(右目が青)を準備していただ

    2018/07/10 新着情報
  • 2018/07/04 新着情報

    イギリスのロックバンドのクイーン(Queen)のギタリスト、ブライアン・メイ(Brian May)さんに、「はやぶさ2」の望遠の光学航法カメラ(ONC-T)が撮影した画像より小惑星リュウグウの立体視画像を作成していただきました。ブライアン・メイさんは、ロンドンのインペリアル・カレッジで天体物理学の博士の学位も取得されていて、天文学者でもあります。さらに、ブライアン・メイさんは天体の地球衝突問題(プラネタリー・ディフェンスないしスペースガード)にも非常に関心を持たれており、3年ほど前から始まった アステロイド・デイ(Asteroid Day)という活動の中心メンバーの一人にもなっています。 アステロイド・デイとは、6月30日(1908年のツングースカ大爆発が起きた6月30日に因んだ日)に、世界的に天体の地球衝突問題について考えようという運動です。このアステロイド・デイについては、国内では日

    2018/07/04 新着情報
  • 2018/06/25 新着情報

    「はやぶさ2」はもうすぐリュウグウに到着します。打ち上げから約32億kmを飛行し、ついに目的地が間近になりました。地球から2億8千万kmかなたの宇宙空間において、2つの小さな天体がもうすぐ出会います。 図1は、6月24日15時(日時間)頃にONC-W1(広角の光学航法カメラ)で撮影したリュウグウです。漆黒の宇宙空間にぽつんと浮かんでいます。 図1 ONC-W1によって撮影されたリュウグウ。2018年6月24日15:00(日時間)頃の撮影。ONC-W1の画角から一部を切り取って示している。 画像クレジット※:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 図2は、6月24日の00:01(日時間)頃に、ONC-T(望遠の光学航法カメラ)で撮影したリュウグウです。表面の様子がずいぶん鮮明に見えてきました。撮影したときのリュウグウからの距離は40

  • 2018/06/19 新着情報

    2018年6月17日の15時(日時間)頃と、6月18日の6時頃にONC-T(望遠の光学航法カメラ)で撮影したリュウグウの写真です。6月17日の15時頃は、探査機からの距離は約330km、6月18日の6時頃では約240kmでした。 次の図は、ピクセルの平滑化をしていない元の画像です。画像の順番は、撮影順ではなく、自転していく順番になっています。また、距離による違いを補正して、小惑星がほぼ同じ大きさになるように示しています。 (拡大) 図1 ONC-Tによって撮影されたリュウグウ。2018年6月17日の15時(日時間)頃と、6月18日の6時頃(日時間)の撮影。自転の順番にa,b,c,dとなるように並べてある。 ONCチーム : JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 次は、同じ画像ですが、ピクセル間を平滑化し、さらに明暗を強調するよう

    2018/06/19 新着情報
  • 2018/06/16 新着情報

    2018年6月14日の21:00~6月15日05:10(日時間)頃に、ONC-T(望遠の光学航法カメラ)でリュウグウの連続撮影を行いました。取得された画像52枚を連続的に表示した動画を図1に示します。 撮影したときのリュウグウからの距離は700km~650kmほどで、このときのリュウグウのイメージは直径でほぼ12~13ピクセルでした。図1はピクセル間の平滑化を行って表面が滑らかに見えるように画像処理を行ったものです。 (拡大) 図1 ONC-Tによって撮影されたリュウグウの自転のようす。2018年6月14日21:00~6月15日05:10(日時間)頃の撮影。 ONCチーム : JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 この動画からは、表面が大きく角張っているようすやクレーターのような窪みが見られます。また、自転の軸がこの画像で上下方向

    2018/06/16 新着情報
  • 2018/06/04 新着情報

    今年(2018年)1月10日から第3期イオンエンジン運転を行ってきましたが、2018年6月3日にその運転を終了しました。これで、小惑星リュウグウに向かう往路のイオンエンジンの運転はすべて終了したことになります。 6月3日の運用では、探査機からのドップラー(電波の周波数)のデータを確認し、機上時間で14:59(日時間)にイオンエンジンを停止することにし、そのためのコマンドを探査機に送りました。そして、15:16に探査機からのテレメトリデータよりイオンエンジンが正常に終了したことが確認されました。第3期イオンエンジン運転では、連続運転の時間が約2,426時間、総加速量が約393m/sec(時速約1,400km)となりました。 今後は、探査機の正確な軌道決定を行うともに、光学電波複合航法(略して「光学航法」と呼ぶこともある)により小惑星リュウグウの軌道も正確に推定しつつ、リュウグウに接近してい

    2018/06/04 新着情報
  • 2018/05/15 新着情報

    現在、「はやぶさ2」はリュウグウ到着に向けてイオンエンジンの運用を行っていますが、5月11日にイオンエンジンをいったん停止して、スタートラッカ(注1)によってリュウグウの撮影を行いました。これは、探査機からリュウグウの方向を観測することによって光学航法(注2)を行うためです。 撮影は、5月11日から14日にかけて、ほぼ1日おきに3回行いました。1回の撮影では、数時間の間に3枚の画像を取得しています。撮影はすべて成功し、写っていたリュウグウの位置を正確に計測しました。このデータを使って、リュウグウと「はやぶさ2」の軌道を正確に求める作業を開始しています。 図1 スタートラッカによって撮影されたリュウグウ。図中で黄色の丸で囲まれた天体がリュウグウ。右から左へと移動している。撮影時刻は、右から5月12日1時頃、5月13日2時頃、5月14日1時頃(日時間)である。探査機から見てうお座の方向にある

    2018/05/15 新着情報
  • 「はやぶさ2」がリュウグウの撮影に成功しました | トピックス | JAXA はやぶさ2プロジェクト

    2018年2月26日に小惑星探査機「はやぶさ2」搭載のONC-T(望遠の光学航法カメラ)によって、目的地である小惑星リュウグウ(Ryugu)の撮影に成功しました。撮影は、日時間で正午から翌27日の午前9時まで行われ、300枚ほどの撮影がなされました。2月27日のうちに9枚のデータが探査機から伝送され、リュウグウが予定通りに撮影されていることが確認されました。9枚の写真を連続的に表示したものが次の画像になります。 2018年2月26日12時頃から15時頃(日時間)にかけて撮影された9枚の写真を連続的に示したもの。中央付近で左から右にわずかに動いている天体がリュウグウ。個別の画像に一瞬だけ見える像はノイズである。写真の画角は0.8度。(画像提供:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研) リュウグウの明るさは9等程度で、上記の画像を見て分

    fumirui
    fumirui 2018/03/02
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